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とばっちりで転生……し損ね召喚

こんにちわ。ただいまトラックに轢かれて宙を舞っている金井 属って言います。え?変な名前だって?言わないでください。気にしてるんです。まぁ、そんな事は置いといて。なぜ僕がトラックに轢かれる事態に陥ったかと言うと……、まぁ子供を助けたとかそんなのじゃない。ただ学校の帰り道に僕の学校で有名人の神威 大介君が勇者召喚されてるのを目撃したんですよ。『うわー、マジもののファンタジーだぁ』とか思ってたら勇者召喚の光を避けようとしたトラックに跳ねられたんですよね。全くとばっちりです。あ、そろそろ頭からアスファルトに叩きつけられそうですね。それでは皆さん。もしテンプレ通り転生イベントが発生したらその時に……。


グシャ!





「うん、やっぱり転生イベントが発生しましたか。」

目が覚めたら真っ白な空間にいました。下を見ても影すらない真っ白空間。多分これが神様の間?なんでしょう。と言うことは……。

「いや、君死ぬ寸前から今まで落ち着きすぎじゃね!?」

やっぱりいましたか。僕の目の前に金髪で整った顔のイケメンがいた。

「神様ですね?」

「あ、うんそうだけどもう一回いっていい?落ち着きすぎじゃね!?」

「それはすいません。元々こういう性格なので……」

もうちょっと慌てたりした方が良かったでしょうか?

「いや、そんなにションボリしないで!?罪悪感が……。」

「分かりました。」

「ふぅ……。まぁ……わかってるよね?」

はい。それはもう。

「僕は間違って死んじゃったんですね?」

僕の答えを聞いて苦笑いしながら頷く神様。

「ごめんね?就職したての天使が職場につれてきていた幼い妹の遊びようとしてあげた要らない紙の中に君の生命書類が紛れててそれを妹が紙飛行機にして投げたらそこのシュレッダーにジョストミートしちゃってさぁ……」

何ですか?そのピタ○ラスイッチ?ていうか天使って就職するものなんですか?

「まぁそれで君を転生させるためにここに読んだんだけど……。どれがいい?」

そういって神様は広辞苑が顔真っ青にして裸足で逃げ出すくらいの分厚い本を持ってきた。

「あの、これは?」

「転生の時のチートカタログ。最近の転生者はこのぐらい品揃え良くないと煩くてね……」

やれやれとジェスチャーをしながらため息を吐く神様。大変なんですね。とりあえずカタログを開いて中身を見ていく。剣術チート、魔法チート、一方○行、王の○宝、魔力無限、様々なチートがある。

「あ、因みに何個まで何ですか?」

「一応五個までだよ。際限無しにこんなぶっ壊れ渡し捲ったら管理してる世界崩壊しちゃうからね」

「そうですか……。大変ですね。」

「心配してるれてありがとう。」

他愛ない会話をしながらチートを決めていく。



10分後

「決めました。」

「そうかい、さて、何を選んだんだい?」

「僕に鍛治チート、金属知識、金属操作、それなりの戦闘力、生前の特技スキル化を下さい」

実は僕小さい頃からニックネームで金属だ、メタルだって呼ばれてましてその影響でかなりの金属マニア何ですよね。その金属や鉄材に触れたでけで材料にどんな金属が使われてるか解るぐらい。

「ふむ、分かった。それじゃいくよ」

そう言い神様がいつのまにか光の集まった右手を振りかぶった。その時に僕の足元が輝きだした。足元を見ると魔方陣が。

「ほぇ……これがチート譲渡の魔方陣なんです……か?」

質問をするために神様を見ると神様は右手を振り上げたまま驚いた顔で固まってる。え?

「これ、違うんですか?」

「それは……使い魔召喚の魔方陣だよ……?なんでこんな所に……」

そんな事をしているうちに魔方陣の輝きが増す。すでに光で神様の姿が見えない。よく見ると僕の足元から体が消えていっている。

「うぉぉお!?ほおけてる場合じゃねぇ!えとあっと……じょうとぉぉぉ!!」

もはや僕の顔下半分まで消えたところでフリーズから復活した神様が慌てて僕に光右手を降り下ろした。……のを感じ取ったのを最後に僕の意識は一瞬消えて、何かと混ざるような感覚に襲われたため意識を覚醒させて視界に入ったのは神様の間?のような明るい場所ではなく暗くジメジメした空間と……

「ひ、人型!?」

恐らく僕の登場に驚いてるんで有ろうローブの人がいた。

どうも、アインス・ウーノ。11です。長続きしませんが生暖かい目で見守ってくれると有り難いです

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