かなえ先生を知る
一昨日、『ATMと性奴隷』の項で取り上げたVチューバーは『かなえ先生』という人だった。で、よくよくチャンネルを見てみると、この人は少年院や鑑別所に勤めていたという経歴の持ち主だった。正式名称は法務教官という職種だったという。
で、普段の配信は犯罪とかそういうものを取り上げてる人だった。普段から「夫がムカつくんでどうしましょう?」みたいなマシュマロを相手にする人なのではなくて、あの回がイレギュラーだったらしい。いやあ、そうだったのか。
そのかなえ先生が、旭川の事件を取り上げてる配信を見た。両親は娘の言いなりで、娘が男を殺して首を持って帰ったら、その動画撮影を手伝ったとか手伝ってないとか、そんな話が報道されていたと思う。
それ以上の詳細は知らなかったが、かなえ先生によると、娘は幼少の頃から引きこもりがちになり、両親はその娘が「心が壊れないように」と細心の注意をして育ててきた。娘は本名で呼ぶと、「その名前の者は死んだ」と言って、自分でつけたシンシアとかいう名前で呼ぶように命令していた。
とにかく、一事が万事その調子で、娘は暴君と化すわけである。けど両親は「これ以上、娘の心が壊れないように」という事で、娘を注意したり叱ったりすることなく、その命令に従っていた。で、最終的に娘が引き起こしたのが、殺人だったのである。
かなえ先生が言っていたのは、この父親が精神科医という事実である。実はその事は知らなかったので、ビックリした。で、精神科医として「この父親は信念を持って」その教育方針を貫いた可能性もある、と指摘していた。
つまり叱ったりすると自己否定された気になり、自尊心を損なう。まず自尊心を損なわないために、娘を自由にさせた、というのである。なるほど~、と思った。無論、両親の教育にも、なにかしらの問題もあったかもしれない。
シリアルキラーの本を読んでいた僕としては、この娘が小学校二年生の頃から、人体や死体に興味を持ち出した、という事が気になった。資質、というのか、後にシリアルキラーになる人は、結構、早期に兆候が見られる事が多い。




