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いつブレイクするか判らない

ヒロシがキャンプ芸人として再ブレイクしたと書いたが、芸人だけではなく俳優だっていつブレイクするか判らない、と思う。この時いつも頭に浮かぶのは笹野高史さんだ。


今や、とにかくよく見る役者さんだが、前は決して名前を覚えるような役をやるような役者さんではなかったと思う。『釣りバカ』シリーズで運転手役をやってたみたいだから、それで顔を知ってる人は多かったかもしれないが。


僕が笹野さんを見たのは95年『重甲ビーファイター』の長官役だ。笹野さんは48年生まれなので、この時、47歳。いい感じの人だあ、と思った覚えがある。けど、それ以降は別にテレビでよく見る、という感じでもなかった。


転機は2007年『武士の一分』で最優秀助演男優賞をとった事だろう。この時僕は、「あ、長官、最優秀賞とかもらったの! よかったね」とか思ったのだ。全く余談だが、特撮に出てた人がその後、別の場所で活躍したりするのを見ると、ちょっと嬉しい。


で、その最優秀助演男優賞以降は、あっという間に人気俳優さんになって、あっちこっちで見るようになった。長い事役者はやってたんだろうけど、ブレイクしたのはかなり高齢になってからだ。人生って何が起こるか判らないな、と思ったのである。


もう一人、ブレイクのきっかけをよく覚えてる人がいる。篠原涼子だ。篠原涼子は、最初のブレイク自体がそもそも意図せぬものだったろう。大ヒットした『恋しさとせつなさと心強さと』は映画『ストリートファイターⅡ』の主題歌だった。けど、TVCMで流れるのは、もう一つの男性曲も多かった。


どう考えてもそんなに売れる前提じゃないので、MVも作ってない。売れてから、慌ててMVを作ったのである。で、これが95年。それから、一時期アーチストとして出ていたが、しばらく見ない時期が続いた。


これが2003年、宮藤官九郎のドラマ『ぼくの魔法使い』に出て、一気に再ブレイクしたと思う。いや、あのドラマを見た時は、篠原涼子ってこんな可愛かったか? と思ったものだった。クドカンの手腕、恐るべし。


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