山田マジック!
『ハートキャッチ・プリキュア』は、控えめに言っても最高だった! まずやっぱり、主人公のつぼみがいい! 引っ込み思案だけど、真面目で優しくて思いやりがあって、けど、いざという時には芯がある強い子で、何より眼鏡っ子だ! 眼鏡最強! 眼鏡っ子が世界を救う!
この、ちょっと物おじする時もある主役を引っ張るのが、親友のえりかだ! ファッションに詳しくて、思ったことはすぐやる子で、ちょっと騒がしくてガチャガチャしてる。けどこのガチャガチャした子が、何故か急に可愛く見える時がある。これが不思議だ、マジックだ!
このコンビがいいんだよなあ。もう一人のいつきは、男の子っぽい外見で武術家の家の師範なんだけど、実はちゃんとした女の子。そしてキュアムーンライトのゆりさんは、ストレートロングの髪で眼鏡で、クールで知的な美女だ。超、超好みだ。好みなのにも、ほどがある!
けど、このゆりさんは、過去にプリキュアとして敗北した過去を抱えていて、しかも父親が謎の失踪を遂げている。深い業を背負っているのだが、つぼみの優しさとエリカの明るさに、段々心を開いていくのだ。本当にいい話だった。
この『ハートキャッチ』のメインライターでシリーズ構成をしてたのが、山田隆司さんだ。山田作品を最初に知ったのは、『夢色パティシエール』だ。何の気なしに見始めたのだが、あまりの面白さに夢中になった。
一般的にはむしろ、『おジャ魔女どれみ』が知られてるか。けど、アニメファンという域を超えたラインで言うと、恐らく劇場版しまじろうの『しまじろうとくじらのうた』、『しまじろうとおおきなき』、『しまじろうとえほんのくに』が知られてるかも。この三作は、ほんっとーに感動する三作だ。
山田隆司さんの書く話は実にハートフルで、感動的だ。テレビの『しまじろうのわお!』でも、たまに書いているが、いつも凄い好みの話だ。特に、山田さんの書くしまじろうが、真面目くんで実にいい味だ。
山田さんが書くキャラクターは『立っている』のだ。『ハートキャッチ』なんかだと、主役の両親とかまでキャラが立っている。これこそ山田マジック!




