新しいアメリカ大統領ってさあ
なんでトランプが勝ったか、ハリスが負けたか――とか。もしトラが、またトラで現実になって、さあ国際情勢は? 日本経済への影響は? とか。……まあ、そういうのは色んな専門家の人が色々言ってるんで、僕は書かないけど。
じゃあ、何を書くかと言うと、偶然、最近読んでた本の話をする。最近読んでたのは『サイコパス』(中野信子著 文春新書)である。中野信子氏は脳神経学の先生で、色んな方向から面白そうな本を書いてる人なのだけど、手にとった一冊がこれだった。
で、最初に言っておくと「サイコパス」っていうと、猟奇殺人の犯人! みたいなイメージが強いが、別にそういうものではない。簡単に言うと、脳の中の他人に対する共感性や、言動の一貫性を制御する一部の機能が、ちょっと普通の人と異なる人だ、と言っていいかと思う。
なのでサイコパスには犯罪者だけでなく、成功者もいる。企業の経営者、弁護士、外科医など社会的地位が高い人に、実はサイコパスが多いという事を書いている。ここで書かれてるサイコパスの特徴を挙げてみよう。
・外見や語りが過剰に魅力的で、ナルシスティックである
・恐怖や不安、緊張を感じにくく、大舞台でも堂々として見える
・多くの人が倫理的な理由でためらいと感じたり危険に思ってやらなかったりすることも平然と行うため、挑戦的で勇気があるように見える
・お世辞がうまい人ころがしで、有力者を味方につけていたり、崇拝者のような取り巻きがいたりする
・常習的にウソをつき、話を盛る。自分をよく見せようと、主張をコロコロと変える
・ビッグマウスだが飽きっぽく、物事を継続したり、最後までやり遂げることは苦手
・傲慢で尊大であり、批判されても折れない、懲りない
・つきあう人間がしばしば変わり、つきあいがなくなった相手のことを悪く言う
・人当たりはよいが、他者に対する共感性そのものが低い
――あれ? 字数が…これってトランプの事じゃね? というのが今日の話。




