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ニッポンの未来は?

選挙の話……じゃないんだな、これが。釣りかよ! とか言われるかな? そう、釣りだよ! とか開き直ったところで本題。今日、ラジオで『LOVEマシーン』がかかった。モーニング娘。ね。


そう、それで「ニッポンの未来は?」と題してみたのだけど、改めて聴くと、ちょっと興味深い歌詞だな、と思ったのだね。『どんなに不景気だって、恋はインフレーション』という歌詞がある。その前の『誰しもわからない 恋愛っていつ火が点くのか』を踏まえた上で、恋というのは溢れてるんだ、と言っているのである。


で、『明るい未来に就職希望だわ』と歌う。じゃあ、その『明るい未来』って、どんな未来よ? で、『ニッポンの未来は』→世界が羨む→『恋をしようじゃないか』と畳みかける。つまり、恋にあふれてる社会が、世界が羨むような明るい未来だと『LOVEマシーン』は歌っているのである。


経済がどんなに不景気だって、恋はできるじゃないか。そういう恋に出会えるならば、ニッポンの未来は明るい未来じゃないの? そう歌ってるのだ。この『LOVEマシーン』が発表されたのが、1999年。今から25年前、四半世紀前の歌と言う事になる。


じゃあ、今はそんな『恋に溢れてる未来』か? いいや。ここで改めて考えるべきだ。今や流行りなのは『恋愛』ではなくて、『推し活』である。この両者は似てるようで違う。恋愛が具体的に相手とコミュニケーションし、人間関係を育んでいく営為であるのに対し、推し活はコミュニケーション不要の一方通行的な情熱発露だ。


1999年に、こんなにも恋愛至上主義が流行っていたという事実に、今更ながら驚く。あの頃は恋愛で傷ついたり、人間関係に疲弊したりすることはなかったのだろうか? いや、無論あっただろう。けど、そういう全てが恋愛で、良くもあり、悪くもありだったのだ。


しかし正直、若者が税金が払えなくて闇バイトで犯罪に手を出すというような経済状態では、おちおち恋愛もしてられないだろう。恋愛はもはや金銭と精神に余裕がある人だけがなしえる、高級なアミューズメントなのかもしれない。


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