自分とキス? …が、どうやら元凶
はい。『レナルテ』からスマホ組が綺麗に消えた。見事に消えた。どうやら僕の作品が、期待したような作品でなかったらしい。そもそもだが、何故、スマホ組は『レナルテ』にアクセスしたのか?
エピソード別の日にちごとのアクセス解析を見ると、やはりEp22『自分とキス?』にアクセスがドッと集まってる。どうやらこれが原因らしい。「ちょっとキミたちぃ、やらしいこと想像したんじゃないのぉ」《文字では伝わらないが、宝鐘マリン船長の声で ※注 有名Vチューバーさんです》
なんか、その字面が人を惹きつけるモチーフだったという事か。実はこれには元ネタがあって、NHKで放送されたイギリスの番組『カーラ・デルヴィーニュ 本当の私を探す旅』がアイデア元なのである。
カーラは有名モデルだったのだが、自分がバイセクシャルである事をカミングアウトし、そのカーラが世界の様々なセクシャリティーの人々と出会うというドキュメンタリーだった。全四回にわたって放送され、ちなみに日本にも来ていた。
その中で、VRヘッドセットのようなものを被り、自分と相手との視界を交換する、という実験をやったのである。敢えて動きを合わせてシンクロさせた後、その自分の姿とハグする。なんとも言えない感覚、とカーラは言っていたような気がする。
ただその番組ではカーラがハグした相手は男性で、それは結構ハードル高いな、とか思って見てたのだ。自分を抱きしめるってどうなんだろう? じゃあ、自分とキスするのは? と、思ったので『レナルテ』に挿話してみた。
ちなみに日本ではLGBTというのが普通だが、この番組ではLGBTQの方を一般的な言葉として使っていた。QってのはQueer性的マイノリティーの事を指す用語だ。カーラ本人も、「自分はクイアだ」と言っていた。
まあこの番組自体、『レナルテ』を書くための参考資料として見たのだが、自分のジェンダー理解の浅さを思い知ったのだった。いや、今でも詳しいとか、到底言えないが。




