月山さん視点1
主人公が違うと?
「う〜ん」
あれいつもの天井と違うような?
そういえば父の転勤の都合で昨日引っ越してきたんだった、とりあえずリビングに出て2人分の朝食を作りながら2人分の弁当も作っていた。
新しいキッチンで少し時間はかかったもののいつもの時間と一緒くらいの時間にはできた。
それと同時にお父さんが出てきたのだ。
「おはようお父さん朝ごはんちょうどできたよ。今日はご飯と味噌汁と目玉焼きの黄身固めだよ」
「ありがとうすず、毎日ありがとうな本当だったら俺が作らないといけないのに」
「いいよお父さん、いつも仕事頑張ってくれているのだから」
沈黙が流れた。
私が中学1年生のときに母と父が離婚した、そして父と2人暮しになった。
その時からやっぱり父の気持ちが沈んだのだと思っている。
「今日からすずは新しい高校に通うと思うがあまり無理はしないでくれ、しんどいことがあったらすぐに言ってくれ。
じゃ今から仕事に行ってくるよ7時くらいに帰ってくるのと今日の晩御飯はお父さんが作るよ」
「わかったじゃ今日は待っとくね。仕事行ってらっしゃい」
その後新しい高校の制服に袖を通して事前に調べた道で学校に通った。
正直言って高校は楽しみだった爽汰君とリアルで会ってみたいから高校を特定して会おうと思っていた矢先に父の転勤が重なりこの高校に転校したいと言ったらすぐokして貰えて嬉しかった。
正直自分でもキモイと思ったけれどそれ以上に爽汰に会いたいと思ってしまっていた、正直に言うと爽汰に恋してしまっていた。
そんなこんなで学校に着いてしまい。事前に言われたとうりに職員室に行った。
「失礼します、 今日からお世話になります月山 鈴音です。」
「おはよう、今日から月山さんの担任の岩崎 香です。 みんなからは『かおりん』って呼ばれてるからこれからよろしく」
「よろしくお願いします、岩崎先生」
「かおりん先生でいいよ!!」
「わかりましたかおりん先生」
「じゃここで呼びに来るまで待っていてね〜」
「はい」
そういって図書館に案内された
図書館には誰もいなかった、「当たり前かぁ」朝から利用する生徒はいなくすることがなく爽汰のことを考えることにした。
爽汰の好みを聞いた時に髪の毛がロングでポニーテールが好きと言っていたから髪の毛をポニーテイルにしてきていた
料理出来て勉強が出来たら理想と言っていたので本気で料理も練習して勉強も予習復習を徹底してやってきた。
そんなことを思っていたら先生が来た
「もう少しでホームルームの時間だから教室に行こうか」
先生について行った
「すぐには慣れないと思うかもだけどクラスの子たちは明るい子が多いからたぶんすぐになれると思うよ」
「はい」
「緊張するよね!まぁ落ち着いて行こう!あと先生がなんか前振りすると思うからそのタイミングで教室に入ってきてね」
「ここが教室だから少し待っていてね」
「はい」
ガラガラガラ
「えーといつもどうりホームルーム始めたいけど1つ重大発表があります。」
「かおりん先生重大発表ってなんですか!?」
すごい本当にかおりん先生って呼ばれてるんだと思ってしまた。
「先生に彼氏出来たんですか?」
先生と生徒がこんなにも近い関係なのがびっくりした。前の学校ではそんなことがなかった。
「彼氏はどうでしょうね。まぁ重大発表します。なんとこのクラスに転校生が来ました!!」
すると急に騒がしくなった。
「かおりん先生どんな子ですか?」
女子の声に芯がある声で質問していた。
「そうですね、それでは実際本人に聞きましょう。では入ってきてもらいましょうどうぞ!!」
まさかの心の準備ができる前に呼ばれるとは思ってもみなかった
内心ではすごく緊張していが表に出ないように必死で中に留めていた。
「失礼します」
教卓の近くまで行き
「初めまして月山つきやま 鈴音すずねです、すずねって呼んでくれたら嬉しいです。親の転勤の都合で引っ越してきました。みんなと仲良くしたいです、よろしくお願いします。」
なんとか噛まずに言えて内心ほっとしていたが次の瞬間に頭が白くなりかけた。
「みんな質問あると思うけど3つまでねー」
先生そんなの聞いてないですよ!と思いつつどんな質問が来ると身構えてしまっていた。
「好きな男いるんですか?」
好青年に見える男子からこんな質問された!!
正直びっくりした、けどすぐに爽汰のことが頭でいっぱいになった。 そして
「好きな男子いますよ。」
その後、後悔した自分で好きな人いるというアピールしたことになる。そして
「うわぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
「きゃぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
そして男子と女子で悲鳴が上がった。
男子からは絶望したような声で女子は新しいおもちゃを見つけたような反応だった。
そして次の質問が
「好きな男子ってどんな子ですか?」
確かに気になっちゃうよねって思いつつなんて答えようか迷ってしまった、実際に会ったことは無いし本当のことを言うことにした
「えっとですねとあるゲームでずっと一緒にやっている子です」
言った瞬間教室が静まり返ってしまった、やっぱりまずかったと思ってしまった。その時さっきまで眠そうだった子が質問してきた「なんのゲームですかと?」
その時私の中で違和感を覚えた。この聞いた事ある声 この喋り方 長い間聞いたり喋ったりした爽汰の声と一緒なのだ。
やっと見つけた嬉しかったずっと会いたくて会話で情報を集めてずっと会いたかった人が今 目の前にいるそれだけでただただ嬉しかった。そしてゲームの名前を言った。
「ゲームの名前ですか…クリエイティブファイトっていうゲームですね」
その後教室でかなりもりあっがたここの学校でも人気あって良かったと思った。
「この後は普通に授業があるので質問はここまであとは休み時間にしてくださいでは席は田中くんの横の席でお願いします。」
先生!! 嬉しいけどそれだと授業集中できないよ!
「月山さん ここです!」て言いながら手を挙げて教えて貰った
爽汰って田中くんっていうんだ将来は田中鈴音になれるのかな?田中くんに彼女とかいるのかな?
いた時を考えたら胸の奥が苦しかった。
自分の席につき田中君に「よろしくね」と言った
「この後は普通にホームルーム始めます。今日の予定は特になし来週から中間テストだけど頑張ってね〜」
「ごめんね田中くん教科書が違うくて見してもらっちゃって」
正直いって私は嬉しかった手を伸ばせば届く距離にいて
「いいよ全然 全く問題ないし」
あれもしかして気づいてない!?少し前からゲーム中に転校する話しはしていたのに、少し残念だったが同時に向こうから気づいて欲しいと思っている自分がいた。
最後まで読んで下さりありがとうございます(_ _)
本日2話目です。
主人公の方で1日が終わってきりが良かったので視点変えてみました。
もう1話だけ月山さん視点書かせていただきます。
本編の方も気になるかもしれないですがごめんなさい。
頑張って本編の方を書き進めれたら明日も2話目投稿にします!
楽しみにしてくださいm(_ _)m
ではわかっていた人が多いと思いますが改めて言わしてもらいます。
月山さん=すずです。 いやー彼女の方は気づくの早いですね!!
主人公どんだけ鈍感やねんという まぁここは作者の見えざる手で操ってるだけですが突っ込まないでください!
感想やいいねなどお願いします、作者のモチベがアップして1話が長くなりますお願いします。
ブクマもしていただけると嬉しいです。
ではまた次話でお会いしましょう!では!!