表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

16/29

どうしてこうなった

教室に戻ろうとした所に秀悟と会った。

「なぁ蒼真( ̄▽ ̄;)お前どうなったらそうなった……」

どのような状況かと言うと右側に明美、左側にすずがピッタリとくっ付いているのだ。

「俺もよくわかっていない。秀悟助けて」

「まぁ頑張りたまえ(*´罒`*)先に教室戻っていくわ」

「秀……悟……」

秀悟が煙のように消えた。

「すず、明美色々当たっているのだが……」

「ねぇそーくん」

「何?」

「いや?」

「ずるいです」

そう言いながらより引っ付いてきて誤魔化された。

2人とも可愛いから周りからの嫉妬心と殺意の視線がが見え隠れしていて精神が持たなくなってきた。

「2人共もうすぐ、教室なんですけど離れてくれないですかね?」

「いや〜そー君のお願いでも聞かないからね」

「蒼真くんのお願いでも離しません」

「席座れないんですけど」

「まだ授業始まらないから大丈夫だよねそーくん」

あいつ何?

なんであいつなんかに!!

皆でやらねぇか?

てかなんで月山さんまで?

これは有罪(ギルティ)だな!!

夜に闇討ちだな!!

あれ僕夜に後ろから刺されそうなんですけど、分厚い冊子背中に入れておこうかな。

予鈴がなったところで明美は解放してくれたけれど、すずはより引っ付いてきた、そして耳元で囁いてきた。

「私を蒼真が好きなようにしていいんだよ」

これが2人っきりの教室だったら理性が飛ぶところでかなり危なかった。

「すずもう席につけ先生来るぞ」

「はーい、教科書見してね」

ドキドキしてしまった。あんなに可愛い笑顔を見せられたら誰であろうとドキドキするだろう。

その後も授業を受け休み時間になると2人とも引っ付いてきた。その度にクラスの男子から嫉妬と侮蔑をした目線が来て秀悟は面白がって見ていて全然助けてくれなかった。


5時間目が終わったあとも2人に引っ付かれた。

嬉しい半分恐怖半分の状態だった、そしてさらに男子からの殺気が増加していた。


放課後

「ねぇそーくん久しぶりに家に来てよ」

「急に訪ねても邪魔になるだけだし遠慮しとくよ」

確か最後に家にお邪魔したのは小学校の卒業式の時だったけな、今更行くのは気が引けることがある。

「お母さんずっと来ないから心配していたし邪魔とは思わないよ!!」

「すずもおいでよ」

「いいの?」

「私たち友達でしょ、しかもそーくんの彼女?なんだし」

「じゃ行く」

「そーくん来てくれるよね?」

「分かった行くよ、ただ早くして欲しい」

教室で男子からの殺気が凄すぎて早くこの場から離れたかった。

「じゃ行こうか」

「ねぇそういえばさ、そーくん何で中学校の頃私の事避けてたの?」

「分かっていたんだ……ごめん。中学校に上がってから明美がクラスの中心で俺は端っこの存在でさ、明美は可愛くなっていって、その陰キャの僕より上の存在で対等では無くなったと思ってな、俺が勝手に壁を作ってしまっていた」

「そうか、そうだったんだ、良かったよ」

「なんで?」

「私さそーくんに嫌われたと思ってさ、私何か悪い事したと思ったよ。そーくんを傷付けてしまったのかと思ってしまって、でもそうじゃないと分かって良かったから」

「蒼真くんもしかしてゲーム中によく言っていた子って」

「うんそうだよすず」

「えっなにどういうこと?」

「蒼真くんねぇある女の子のこと凄いって言っていて、まぁそれを聞いていた時はすっごく嫉妬していたけどね」

その話した時はここだけの話だよって言ったよね!?

「へぇ〜そうだったんだそーくん可愛い〜先にちょっと親に連絡だけするね〜」

「分かった」


「ごめんね〜私も行くことになっちゃって」

「全然いいよ」

「僕も親にRINEだけ送る」

「私も親に連絡入れとく」

「うん。そういえばすずは昔のそーくん知ってる?」

「知らない」

「昔ねそーくんはね犬が怖くてね犬を見るとすごく怯えてたの」

「なにそれ見てみたい」

「家に来たら写真あるから見してあげる」

「やめろ僕のプライバシーは無いの?」

「そーくんだめ?」

「蒼真くんダメ?」

「もういいよ、どうせダメって言ってもRINEで教えて貰うつもりだろ」

「うん」

可愛いこの笑顔は今日何回みても慣れない。




「ほら着いたよ」

「久しぶりだな……」

まぁ同じマンションで上の階なんだけど。

「ここが明美の家なんだ」

「ちょっと待ってねぇ〜、ただいま〜そーくん来たよー」

「あら〜大きくなったねぇ〜」

「お久しぶりです、お邪魔します」

「そんな畏まらないでいいのよ、昔みたいにただいまでいいのよ」

「た…ただ……いま」

「おかえり。貴方が新しい友達なのねさぁさぁ家に入ってゆっくりして行ってちょうだい」

「リビング使っていいお母さん?」

「どうせなら自分の部屋にしたら」

「嫌だよ」

「ちっちゃい頃は普通に入れてたし今更いいでしょ」

「今はだめなの!!」

「もうそんなお年頃なのね」

「もうお母さんは黙っていて」

「仕方ないわね」

懐かしい。小さい頃は学校終わった後は家に帰らず直接この家に入って行ったのだ。記憶がどんどん溢れてきた……

「そーくん」

「蒼真くん」

「あごめん少しボーっとしてた」

「今から何する?」

「じゃテスト近いし勉強しよっか」

「そーくん勉強なんて邪道だよ」

「蒼真くんそれは〜」

「クリエイティブファイトやろうよ」

「確かに2人とやりたい!!」

「でも俺パソコンだし」

「私もpcなんだ」

「だったら蒼真くんの家に行くしかないかな」

「一応今誰も居ないけど」

「お母さんそーくんの家行っていい?」

今のは遠回しにくるなって意味なんだけど、ていうか親がいない男子高校生の家に来るのはどうなの!?

「蒼くんが良いならいいわよ」

「そーくんいい?」

「わかったよ」

こうなった時は意地でも来るから断っても一緒だろ。僕がなにもしなければいいわけだし。

「蒼真くんいいの?」

「いいよ」

「じゃ行こう」

「といっても下だけどな」

「え」

「すずには言ってなかったね」


「「お邪魔しました」」

「またいつでもおいでね。昔みたいにご飯食べにきてくれてもいいからね」

「はい」

「蒼真くんの迷惑にならないようにね」

「わかってるよ〜」



◆◆◆


「お邪魔します」

「久しぶりだな〜」

「蒼真君の家綺麗だね〜」

「まぁ散らかすものがないからな。荷物はそこら辺置いといていいよ」

「うん、そういえば次のイベントは2人どうするの?」

「そうだよ蒼真君イベントの参加報酬欲しいよ!!」

「でも僕達ギルド入ってないしどうするよ?」

「確かに知らない人とギルド作っても勝てないだろうし、あと一ヶ月だしな」

「ならさならさ、そー君もすずもうちが入ってるギルド来る?」

「知らない人と組むのはなぁ…すずどうする?」

「どっちにしてもイベントの締め切りがあるから選んでる暇はないと思うからお願いするしか無いんじゃない?」

「確かにそうだね、えーと明美そのギルドどんな感じ?」

「クラスの子中心で作ったけど半分は知らない人かな」

「俺はバレたくないしな……」

「じゃ知らない人みたいに入るしかないかな」

「背に腹は変えられないし、明美フレンドコード教えてくれ」

「うん!! 2人のRINEに送るね」

「ok」

「今送った」

「フレンド登録送ったから登録しておいて」

「私も今フレンド送ったよ」

ちなみにすずには自分のノートパソコンを貸すことにした。

本当に爽汰とすずなんだ〜はいこれギルドの招待」

「ありがとう明美さ〜ん」

「てか副ギルマスなんだなw」

「なんか知らないうちににされてた」

「俺はボイスチャットOFFにしておくわ」

「うん」

「私はONで」




◆◆◆

「すずです。よろしくお願いします」

「初めまして爽汰です」

ちなみに自分はチャットで打っている。


「えっ爽汰!!」

「なんでトップランカーがこのギルドに?」

「今度のイベントに参加したいので入りました」

「私もです」

「まじか」

「今回のイベ勝ち確じゃね!」

「ボイスチャットonにできる?」

「すいませんボイスチャットはOFF でお願いしたいです」

「わかった」

「職業カードを送ってくれると助かるチーム分けのとき役立つから」

「了解です。ギルドマスターだけにでもいいですか?」

「うんそれでいいよ」

「ありがとう!すずさんもありがとう」

「基本このギルドは自由でノルマとかないからよろしくな!!」

「わかりました」

はいちゃったよはぁ……仕方ないとはいえバレないように頑張らないとな。

「すずさんの声なんか聞き覚えあるんだよな」

「リアルの詮索はマナー違反だよギルマス」

「そういえば自己紹介忘れてたこのギルドのギルマスのフランクだ!!改めて2人ともよろしく!」

「副ギルドマスターのハナだよ、よろしくね〜」

「これこのギルドのまぁ一応のルールだ、あと来週の日曜日にイベントメンバーのチーム決めるからそれに参加してほしい」

そう言ってメッセージカードを送られれてきた。

「わかった」

「了解〜」


ガチャ、玄関のドアが開く音がした。

「ただいま〜」

えっ、うそだろ、、お母さんなんでこのタイミングで帰って来たんだ……

最後まで読んで頂きありがとうございます♪


作者爽真君に対してすっごい羨ましがっていますw

はぁ彼女2人ふざけんなよ!!

作者これ以上女性キャラ増やさない!!

少し醜かったですが許してください。

てか全然ストーリー進められてない気がする…………

まじで体育会まで何話かかるつもりなんだよ!一ヶ月進めるのにリアルで何日かかるのか恐ろしいので考えたくないですねw

作者は高校卒業までは書いていくつもりですのでお付き合いお願い致します!

さてはて家に女子が2人しかも両方彼女主人公の部屋でゲームしている3人!主に爽真どうなるw

次回修羅場なのか?作者の気の向くままに書いていきます。

あと下に多分星があると思うので押して頂けると嬉しいです。ついでにブックマークのほうもよろしくお願いします。

作者日間ランキング載れるように頑張っていきます。

誤字 脱字ありましたら誤字報告してください。

また次話会いましょう!(多分次話更新18時頃かと)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ