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4時間目と昼休み

楽しんでください!!

2人の睨み合いもチャイムによって終わった。


そして4時間目。

「はーい今日の総合の時間はテスト終わり後の体育会とい名のほぼ陸上競技のメンバー決めです」

その瞬間教室でよっしゃーなどかなり盛り上がった。

「はーい、みんな静かに、今からは体育委員の2人に任せるから決めてね」

「みんな知ってると思うが改めて男子の方の佐藤(さとう) (まさる)だよろしく!!今回は主に競技の出場メンバーを決めるぜよろしく!!」

「女子体育委員の新井(あらい) 理沙(りさ)です。主に司会、進行を務めさしてもらいます。では早速決めていきたいですが何の競技があるのか佐藤くんから説明してもらいましょう」

「今回の体育会は「100m走」「200mリレー」「スウェーデンリレー」「二人三脚」「借り物競争」「男女混合リレー」「障害物競走」「組対抗リレー」「クラス対抗リレー」がある、人数は100mが3人 200mリレー4人 スウェーデンリレー4人 二人三脚2人 借り物競争は2人 男女混合リレーは4人 障害物競走は4人で組対抗戦リレーは1人でこれは他学年の同じクラスがチームになり走るリレーで、クラス対抗リレー6人」

「というわけで決めていくけれど、皆の意見を聞いていたら時間が足りないからタブレットにアンケートを送るから今日のこの時間で周りと相談してもいいから決めて送信してね」

「というわけらしいから協力よろしく!!」


本当に陸上競技がほとんどだな〜まずスウェーデンリレーは論外だろ、クラス対抗と組み対抗リレーも陸上部や運動部で固めるだろうから障害物競走か100mリレーが無難かな、中学校のときも50m走だったけどまぁなんとかなるだろうし、ここは100mで決まりかな。と思っていたら横の月山さんに話しかけられた。


「ねぇ蒼真君は何に出るの?」

「運動はそこまでだから100mに出ようと持っているけど」

「じゃ私もそうしようかな」

「どうして一緒にするんだよ」

「不服〜?」

「別に」

「じゃなんで?」

「すずって好きな人が居るからこの学校に来ているんだろう。だったら隠キャの僕より好きな人のところに行けば良くない?」

変な噂たって困るのはすずなんだから、

「あ〜そう言うこと〜私は別に……一緒がいいのにな」

「すまん最後の方聞こえなかった」

「特になんでもないよ。私は来たばっかで知っている人は君しかいないから一緒の方が良いと思っただけだから」

「すずそれは誤解するやつ出てくるからそんなことは言うなよ」

そんなこと言ったら僕のことが好きだって思ってしまうじゃん。勘違いするな俺。

「??」

「無自覚かよ。まぁ思わせぶりな態度は取らない方が良いぞと言うことだ」

「蒼真君が私のこと心配してくれてありがと」

「おう……」


「蒼真お前何に出るんだ?」

「100mに出ようかと思ってるけど」

「私はスウェーデンかリレーかな」

「春奈さん陸上部だからね」

「そういう渡辺君は?」

「俺はクラス対抗か組み対抗出ようと思ったけど、ちょうどこの四人で男女混合リレーでも良いと思ったんだけどな」

「確かに良いじゃん」

「私もいいの?」

「いいよ」

「俺は出てくれる方が嬉しいです!!」

「それでそーくんはどうするの?」

「俺がいたら足引っ張るだけだし」

「大丈夫だって。私と渡辺君でリード作るから」

「でも、」

明らかに足を引っ張るのは分かっているし、それで負けたら3人に申し訳ないし。

「月山さんも何か言ってあげて」

「私も一緒にやりたいな」

「負けても良いのか?」

「この四人だったら負けるつもりないから」

「俺を信じろ」

完全に逃げ場がなくなった。

「分かった」

「よしこの四人で1位とるぞ!!」

「声大きい」

「すまんすまん」

やるからにはみんなの足を引っ張らないように頑張ろうと思った。



◆◆◆


「はーいここまで 少し早いけどアンケートが集まったから決めていこうか」

「まず男女混合のリレーは4人ちょうどだから確定ね、あとは二人三脚が決定、障害物競走は1人は決定で、あとはみんな100m走に固まちゃったか」

「う〜ん」

「ほかの競技に移って良い奴いねぇかぁ?」

「リレーは足が早くなくてもバトンパスとか、走る順番とかで勝てる種目だから誰でもいいから行って欲しいの、スウェーデンリレーは陸上部の子にやってもらいたいです」

そして何人かが移動したが借り物競争と障害物競走が残ってしまい授業時間が終わってしまった。


◆◆◆


昼休み

弁当を持ってきていなかったから売店に買いに行こうとすると3人に停められた。

「そーくんどこに行こうとしていたのかな?」

「蒼真くん昼ご飯一緒に食べるって約束したのにどこに行くき?」

「蒼真お姫様置いてどこ行く気だ」

「俺はただ昼飯持ってきてないから買いに行こうとしてただけ」

「だと思った、そーくんまた菓子パン買いに行こうとしたでしょ今日の朝RINE送ったのになぁ〜まぁそうなると思って弁当もってきました」

「蒼真お前二日間はずるいぞ!!俺に分けるか死ぬか選べ」

「譲らないし、死にもしない」

まさか俺のために弁当を作って来るとは思ってもいなかった。

「まぁここではあれだから屋上行こ」

「確かにそうだね」

「そうですね、先屋上行ってから喋りましょう」

今この瞬間にも月山さんや春奈目当てでいた男子からなんであんな陰キャ野郎にとか言ってる奴がいた。

「蒼真お前すげぇなぁ」

という訳で飲み物を途中で買い屋上に行った

「はいこれお弁当」

弁当をもらい皆で食べ始めた。

「でそーくん月山さんとはどんな関係なの♪」

顔は笑っていたが声がかなり恐怖を感じて物凄いオーラを纏っていた。答え方をミスしたら殺されるそんなふうに感じてしまうくらいやばかった。

「えっと〜その〜」

「何を早く言いなさい」

「私の旦那さんだよ」

「蒼真お前一回殺していいか?」

「何真顔で言ってんだよ」

「そーくんどう言うことかな」

「俺と月山さんは中学の頃から同じゲームをやっていたんだ」

「へぇ〜でなんのゲーム?」

「クリエイティブファイト」

「はぁ、本当なの月山さん」

「はい、本当です」

「ちなみにプレイヤーネームはなんですか?」

「すずです」

「トッププレイヤーじゃないですか!?てことは蒼真お前って、」

多分渡辺が想像した名前は当たっている。

「でそーくんのプレイヤーネームはなに」

「爽汰」

ここまでバレたら潔く言うしか無かった。どうせここで誤魔化そうとしても渡辺が分かっているから意味がなかった。

「嘘でしょランキング1位の??」

「そうだよ」

「なんで隠してたの?」

「それはバレたらその〜」

秀悟が続きを言った。

「そら〜面倒臭いよなぁ、蒼真はクラスでは隠キャ扱いでバレた時には格好の餌だもんなぁ」

沈黙が襲った。

ご飯を食べ始めた。

「蒼真と渡辺くんちょっと月山さんと話したいから離れてくれるかな」

拒否できない状態だった。

「わかった…」

「ok話終わったらRINEか何かで呼んでくれ。蒼真と階段の踊り場にいるからさ」

秀悟と一緒に階段の踊り場まで行った。


「なぁ蒼真なんで春奈さんにまで黙っていたんだ?」

「それはやっぱり」

「蒼真お前アホか、春奈さんと幼馴染なんだろ、ゲームのことくらい話しとけよ」

確かにそうだった。言っていれば今の状況を作り出さずに済んだ最悪の展開だった…

「蒼真気付いていたか?」

「何を?」

「春奈さんの気持ち」

「は?」

「お前気付いてないのかよ、春奈さんも苦労しているんだな」

「だから何が?」

「本当に鈍すぎるだろ」

「なんなんだよ、勿体ぶらないで言え」

「お前が好きなんだよ」

「なんでそんなことが分かる?」

「あのなぁ幼馴染だからってずっと喋りにかけに行くと思うか、弁当作ると思うか?」

確かに今言われればそうだ。ずっと俺の心配してくれていて弁当を作ってくれたり、休み時間だってよく喋りにかけてくれていた……俺は、いや僕は取り返しのつかないことをしてしまったと思ってしまった。

「蒼真今分かっただろこの後どうすればいいのかわかったよな?」

「うん」

とりあえず謝らなければならなかった。

タイミングよくRINEの通知音がなった。


(話終わりました、蒼真くん屋上まで来てください。大事な話をしたいです)

「秀悟行ってくる」

「行ってこい蒼真」


屋上

「明美ごめん、今まで俺によくしてくれてたのにこんな感じで裏切る真似をして」

「いいよ。そーくんその代わり私たちの思いを聞いてほしい」

気持ち?

「「蒼真くん私と付き合ってください」」

一瞬理解が出来なかった。そして少し置いた後に理解した、告白されたことに。

「そのごめん、勇気をもってしてくれたんだろうけど、今は決められない。僕からしたらどっちも大事だだから、片方を捨てるようなことはできない」

「そう言うと思ったよ、そーくんは誰よりも優しいからね」

「だから蒼真くん2人共蒼真くんの彼女にしてください」

「えっ 2人とも何言ってるかわかっているの?」

「「うん」」

正直びっくりしたを通りこしてしまっていた。

「「ダメ?」」

「ダメじゃないけど…」

「「じゃあこれから2人でよろしくね」」




◆◆◆


「蒼真と渡辺くんちょっと月山さんと話したいから離れてくれるかな」

「月山さん」

「すずでいいですよ」

「なら私も明美でいいよ、すず質問するね、蒼真くんのことが好き?」

「好きです」

「それは恋愛として?」

「はい、1人の男性として」

「そっかぁ、いつ好きになったの?」

「わからないです、気づいたら好きになっていました。最初はただゲームを一緒にしていて楽しいだけだと思っていました。けれど相談や愚痴、たわいない話をしているうちにゲームをしているから楽しいと思っているのではなく「彼」と話しているからこそ楽しいのだと分かってしまって、ふとした瞬間に彼のことを考えてしまっていて、彼のことをもっと知りたいと思って、彼のそばに居たいと思ってしまっていて今自分が恋しているんだなと分かったって感じですね」

「そうだったんだ。私はねそーくんとは幼馴染で、幼稚園は違っていたけどね。家が近くで同い年なこともあって、家族ぐるみで関係があってね、いつも近くにいることが多かったんだよね。でもある時に私が落ち込んでしまった時があって、その時に励ましてくれたのがそーくんでその時から彼のことが好きだと思ったんだ。まぁ全然気づいてもらえないんだけどね」

「そうなんですね。でも私は負けませんから明美さんより早く蒼真くんを落としますから」

「私も負けないからね」

「明美さんこのあとすぐに告白します」

「すず奇遇だね私も告白するつもりだったんだ」

「じゃ2人で告白して決めて貰いましょうか」

「そー君のことだし決められないと思うけどね」

「その場合はどうする?」

「その時は2人とも彼女にしてもらおっか」

「いいですね!!その後落としてお嫁さんは私です」

「そうはさせないから」

「どうでしょうね〜私はどんな手を使ってでも奪いにいきますからね」

「じゃ蒼真くん呼びますか」

「そうですね。明美さんここからは勝負です」

「負けるつもりはないから」

こうして幼馴染VSゲームないでの嫁の戦いが始まった。

最後まで読んでいただきありがとうございます!(´▽`)

告白!!

蒼真くんどうするのか?

さぁこれからどうなっていくのか!?

2人はどうやって蒼真くんを落とすのか!!

2人に告白されたことを知らない秀悟w

クラスはどうなっていくのか?

テストに体育会行事があります!!

ゲームのイベントの方は次回投稿で書いていけたらいいと思っています!!

作者は日間ランキングに載ること目指して頑張っているので評価やブックマークの方お願い致します。

次回から投稿時間18時頃になるかもしれないです。


話は変わりますが最近寒くなってきましたねぇ

皆様体調管理しっかりしてください!インフルエンザがすごく流行っているので手洗いうがい面倒臭いと思いますがやっていきましょう!

作者最近アニメ見れてない状態でアニメに飢えてます、まぁ作者のどうでもいい話は置いといて

お付き合い下さりありがとうございます、次回も面白いものを作っていきますので楽しみにしていてください(応援)お願い致します。

ではまた次話お会いしましょう!では( ̄^ ̄)ゞ

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