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ラノベ主人公に僕はなる。  作者: くーくん
1/1

平凡な出会い。そして…

読んでくれたらうれしーなー!


 僕の名前は渡辺九十九(わたなべつくも)。至って普通の高校生だ。僕には3歳まで幼なじみという存在がいた。女の子。可愛いくはない…なんて言ったら絶対怒られるから言わない。一応妹はいるがあれは野生動物だ…アニメにでてくる様な妹などそうそういない。まぁ、こんな感じで僕の説明が済んだところで本題にはいろう。


 僕は至って普通の高校生だ。彼女だって居たことはあるし、部活だってやってるし、クラス内のカーストだって真ん中位だろう。多分。


 しかし高2になった今、大きな壁が僕の前に立ち塞がった。それは"彼女ができない事"だ。何故だ…よくあるラノベとかだと平凡な男が隣の美少女にちょっかいをかけられたりするだろ!そう、みんな思ってるだろ?あいつらは"自称平凡"なんだ。そこでだ、みんなも一回は思った事があるだろうが、クラスに不審者が入ってきて自分がクラスを守りぬく!みたいの。


 まぁ、そんな風に目立ちたいわけじゃないが何とかして"普通"から抜け出す!そう心の中でそっと誓った。


 2年生最初の日、僕のクラスである2-2組にいった。僕が一番最初か、最初の席は出席番号順だ。僕は渡辺という最高の姓を親から受け継いでいるのでもちろん最初の席は窓側の1番後ろだ。一通りクラス全員の名前は見てきたが知ってるのは1人だけだ。HRまで時間があるから少しねるか。昨日徹夜でアニメを一気にみたのもあって目蓋の重さに耐えられず、夢の世界に入っていった。


「えーっと、担任の神谷だ。これからHRをはじめる。…おい寝てるのは渡辺か?初日から説教は気が乗らんな。おい林、起こしてやれ。」


「はい…。……わ、渡辺君!起きて!HR始まってるよ!!」


っ!やばい階段から落ちる!!!………あー夢でよかった〜………みんなの視線が僕に集まってるのは気のせいだよね…


「おい、渡辺。HRは始まってるぞ。」


最悪だ、初日からやらかした…


「すみません…」


「まぁ、渡辺の様に寝る奴やスマホを授業中にいじっている生徒には私は容赦しないぞ。肝に銘じとけ。」


クラス全員がだまって頷く。


「まぁ、今日はHRだけだ、気楽に過ごしてくれ。私のクラスは自己紹介とかしないから友達が欲しければ自分からつくれよ、以上。HR終わり。」


 神谷先生が教室の扉を閉めた瞬間、クラスが賑わった。色々な所から「よろしくね!」や「おー!お前もこのゲームやってんのかよ!フレンドなろーぜー」などの声が聞こえる。


 終わった。やらかした。初日でこれはやばい。向こうの女子がヒソヒソ話しているのはきっと僕の事だ。どーせキモいとか言ってるに違いない。僕はカーストの一番下でこの一年を過ごすのか?あぁ、明日から地獄だ。体育の時の2人組のペアは先生とだな。うん、確定だ。


「ねぇ渡辺君、お話ししない?」


「えっ?」


つい心の声が出てしまった。かわいい、兎に角かわいい。学年top3には入るレベルだ…


「私と話すの嫌かなぁ…?」


「いやいやいやいや!!凄い嬉しいよ!僕は九十九、渡辺九十九。よろしく!」


「私は林るかだよ!よろしくね!つーくん!」


つーくん?誰だそれ?そんなやついないよね、うん。……いや僕だろ!どーーー考えても僕しかいないよね?女の子にそんな風に呼ばれちゃうなんて!

ん、まてよ…これよくあるラノベ展開じゃね?


""ここから渡辺九十九の本当の青春が始まる""


「はなしかけちゃった…!ほんとにかっこいいなぁ…」











まぁ、みんなの夢だよね…

俺もなりたい。。。一緒に目指そ笑

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