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現状確認!

頑張るᕦ(ò_óˇ)ᕤ

 (まずは私自身について考察すべきでしょう)


 そう考えた私は自分の【スキル】を見てみる事にする。


ーーーーーーーーーー

ステータス

 種族・深淵の魚人


 職業・ダンジョンマスター


 スキル・『断絶』

    ・『クラーケン』

    ・『麻痺毒(極)』

ーーーーーーーーーー


 「へぇ〜、え、う〜ん?」


 一言では何とも言えない結果に、私は首を捻る。


 まず、こんな所で生きていられるのは種族特性のおかげだろう。忘れそうになってしまうけど、今いるのは1㎠に1トンもの力が加わる水中なのだ。


 流石に転移した瞬間ぺしゃんこなんて結末は回避できて、今更ながらホッとする。



 「多分『断絶』は私のスキルね。ダンジョンマスターには、願ったスキルがひとつ付与されるって言うのはホントだったのねぇ」


 私は独り言をブツブツと呟く。ヒトの目を気にしなくて良いって本当に良いことね


 「残りのふたつは……、っあ! 殺した人、いえ、ダンジョンマスターのスキルは奪えるってことね。うん! ヤる気出てきたわ!」



 ひとまず結論を出した私は早速スキルを試す事にする。まずは『断絶』から


 心の中で強く「斬る!」と念じながら手刀を水中に走らせる


 シュパッ!!


 ……本当に水が切れた。


 「うわ! 想像以上ね」


 私としてはダメ元でやってみた事が、成功してしまってビックリすると同時に、ある事を思い出して急に冷静になる。


 (このレベルのスキルを、全員のダンジョンマスターが持っているのは面倒ね。もう2、3人あそこでヤっとくべきだったかなぁ)


 まぁ、過ぎた事を後悔してもしょうがない。あの教室ではストーカーをヤれたって事で満足しよう、と自分を説得して次のスキル、『クラーケン』を試す事にする。



 「クラーケン出てこい!」


 ーーそこに出現したのは巨大な1本の触手……だけ


 「あれれ? ショボくない?」


 思わず口走っちゃったけど、ショボいとしか言いようの無い結果に内心ガックリする。


 (でもあの男の仲間って事は使い方はひとつよねぇ…。ま、訓練すれば本数とかも増やせると信じましょう!)



 気を取り直して私は配下となるモンスターを産み出す事にする。制限が幾つかあるみたいだから、やりたい放題って訳じゃ無さそうだけど、頑張ってつよ〜いモンスター作っちゃおう!

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