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69 婚約報告 

 


 僕は滅龍騎士団のメンバーを集めて話をしていた。

 場所は王都にある騎士団の拠点、’滅龍の家’だ。


「ってなわけで、第7王女のシャノン様と婚約してきた」


「「「「「えー!?」」」」」


「さすがオルトだな。いつも驚かせてくれるぜ。ついに王女と婚約までしてしまうとはな」


「な、な、な、なんですって。。」


「婚約。。王女と。。」


「予感的中。。」


「まさかそのまま次期国王になるんじゃないだろうな?」


「いやいや、さすがにそれはないよ。陛下にもその気はないって話したし」


「そうかよかった、オルトが国王とか想像つかないし、国が破綻しそうだぜ」


「否定できない。もって1年だね」


「あはは、冗談よせよ。1週間の間違いだろ?」


 レンといつものように何気ない会話をして笑いあう。


 でも女性陣の様子がおかしい。

 いつもなら会話に入ってくるんだけどなー。


「みんなどうしたの? なんか元気ないね」


「「「・・・・・」」」


 なんだか3人の周りだけ空気が重い。


「あー、オルト、そっとしといてやれ。それより家族には報告したのか?」


「いや、この後行くつもりだったんだ」


「ならこいつらのことは俺に任せて、先にそっち行ってこいよ」


「そう? なら頼んだよ! またね!」


 僕は転移魔法でペンドラゴン領の屋敷に転移する。


 3人ともどうしたんだろうか。

 まあ、レンに任せておけば問題ないだろう。

 ああ見えてすごい気が利くやつだからね。


「ただいまー」


「あら、オルト、お帰りなさい。今日はどうしたの?」


 リビングには母さんが1人だけだった。


「ちょっと報告があってね。みんないる?」


「またなにかやったのね。。レイラは部屋で、アルフレッドとライルは執務室にいると思うわ」


 皆を呼びに行くと全員、また何かやったんだな? って感じの反応だった。


 僕が報告=何かやらかした。のイメージはやめてほしい。

 いや、否定はしないけども。。


「で、今回は何をしたんだい?」


「やらかしたって程の事でもないよ。ただ第7王女と婚約したからその報告に来ただけだよ」


「「「「・・・・・」」」」


 家族みんなお口ポカーンだ。

 これは早めに逃げたがよさそうだね。


「じゃ、そいうことで…」


「「「「待ちなさい」」」」


 僕が立ち去ろうとすると一斉に止められた。


 みんな笑顔が怖いよ?

 普段は温厚なライル兄さんまでちょっと怖いよ。


「オルト、詳しく説明しなさい」


「はい。。」


 僕の説明を聞き終える頃には皆疲れた表情をしてた。


「・・・つまり陛下が直々にオルトに紹介して下さったと?」


「うん。そういうことー」


「はあ。まさかオルトがそこまで気に入られているとは。。嬉しいような恐ろしいような。。」


 父さん、それを本人の前で言うのはどうかと思うよ。


「とにかく、これからは今までのようにはいかないよ? 行く先々ですぐ問題を起こすようではだめだからね? くれぐれも粗相がないように気を付けるんだよ?」


「・・善処します」


「「「「ハア。。」」」」


 そんな、人を問題児みたいに・・、いや、冷静に考えると僕は問題児だな。。


 まあいいや、僕の今世のモットーは楽しく生きることだ。


 まさかこの年で婚約するとは思っていなかったが、シャノン様も王女であることを除けばめっちゃ美人の奥さんだ。

 奥さんという事は将来的にあんなことやこんなことも・・ムフフフ。


「何ニヤニヤしてるのよ。てか私より先に決まるなんて生意気ね」


「それは姉さんが断りまくってるせいでしょ。。」


「しかたないでしょ! 冴えないおじさま貴族の誘いばっかり。。それにこの家の方が居心地がいいもの」


 僕のせいでもあったらしい。。

 屋敷の居心地を良くしすぎたせいで他の屋敷に住めなくなったそうだ。


「なんかごめん。姉さんが結婚して引っ越す際には、お祝いとして僕が屋敷をつくってあげるから、早く決めてね?」


「ほんと!? それならいいわね! お父さん、今すぐ婚約の申し込みが来てる方を教えて!」


 やっとやる気を出してくれたみたい。

 せっかく見た目はいいのに勿体ない。

 こうなってしまったのは小さい頃から僕が甘やかしたせいだろうか。。


「じゃあ、そのうち陛下に挨拶しなきゃいけないと思うから、服とか準備しておいてね! お金はこれ使って!」


 ズシッ。

 革袋いっぱいに詰められた金貨を置く。


「いや、こんなにもらえないよ」


「いいのいいの、どうせお金の使い道無くて困ってるから。親孝行だと思って受け取ってよ」


 僕は最近騎士団団長の給料やドラゴンの素材を売ったお金なんかで有り余るほどお金があるのだ。


「そうかい? ならありがたくもらっておくね。これで陛下と王女に会っても恥ずかしくないように準備しておくよ」


「うん、よろしくねー。じゃあ、報告は以上だから、またねー」


 家族に報告し終えたから’滅龍の家’に帰ることにする。


 3人とも元気になったかな?







謎のトレーナー「・・・おや!? 3人のようすが・・・!」



※後書きには本編と関係ない人物が出現する可能性もございます。

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