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63 式典準備

 


 滅龍騎士団結成の式が終わり、ようやくひと段落、かと思いきや! 

 どうしても国民へのお披露目が必要とのことで、仕方なく僕たち5人は騎士団のお披露目式典に向け準備をしていた。


 まずは僕たちの衣装だが、今の冒険者装備では騎士としてみすぼらしいとのことで、新しくそれぞれに合う装備と、お揃いのマントをつくってもらった。


 防具はブラックドラゴンの鱗などの素材と、白銀の超希少金属であるミスリルを組み合わせたもので、ガリドさんがつくってくれた。

 僕以外のメンバーは武器も新調してもらった。


 まるでモン〇ンの装備だ。かっこいい。

 

 防御力も高いし、金額も半端ない。

 お金は国が出してくれたからよかった。


 マントは僕が倒した魔物がブラックドラゴンだったことから、赤い下地に黒の竜の模様があしらわれている。

 こちらは防御力などは皆無の普通のマントだったため、魔道具作りで覚えた付与魔法で魔改造して防御力を上げまくった。


 これならドラゴンの攻撃でも防げるんじゃなかろうか。


 マントをバサッっとはためかせることで敵の渾身の一撃をガードして「なに!? 無傷だと!?」って言わせてみたいからね。



 衣装が完成したから次はみんなの家族や知人を式典に招待しようってことで里帰り。

 もちろん転移魔法で一瞬だ。


 コンコン


「どうぞ」


「ただいま父さん」


「オルト!? もう帰ってきたのか!?」


「今帰ってきたところ。で、もう聞いてると思うけど、騎士団長になったから今度式典があるでしょ? だから今日はみんなを招待しに来たんだ」


「は? 騎士団長? 式典? なんのことだい?」


「あれ? きいてないの? 貴族には全員知らせを送るってきいたんだけ…」


「だ! 旦那様大変です! 王都からの知らせで坊ちゃまが!!」


 執事のセバスが慌てて父さんの執務室に入ってくる。


「どうしたセバス」


「それが、たった今、伝書バードにて連絡があり、オルティス坊ちゃまが国王様直属の騎士団の団長に任命されたため式典が行われるとのことです!! って、え? 坊ちゃま…?」


 あらま、知らせより先に帰ってきてしまってたのか。

 そりゃあ、父さんに話が通じないわけだ。


「ちょっと、オルト、どういうわけか話してくれるかな?」


 父さんの笑顔がちょっと怖い。


「は、はい。。」


 その後、家族みんなを集めて僕の報告会が開かれた。


 僕がありのままを話しているとみんな驚いたり呆れたり、まるで変顔大会のようで笑っていたら怒られた。

 ならその面白い顔をやめてください。。


 王都での出来事を全部話し終えると、どうして【剣術】大 だけでブラックドラゴンを倒せるんだ? 隠してることがあるだろ? と問い詰められた。


 まあ、ここまでやっちゃうとバレるよねー。

 教えてもいいけど、全部教えると逆に信じてもらえなさそうだからどこまで話すか悩む。


 転生の話はやめとこう。

 僕だったら自分の子供が中身おっさんだったなんて耐えられない。


 しばらく考え、スキルは僕がよく使うものだけ教えておけばいいだろうとの結論が出た。


 結果、【全魔法】の存在だけ教えた。


 これは神様から特別に授かったもので、鑑定の魔道具では確認できない。

 そしてスキルを自由に扱えるようになるまで絶対に秘密にしなさいと言われてた。

 という事にした。


 これなら鑑定の儀で確認できなかったことなど、いろいろと納得してもらえるだろう。


「そうだったのか。神様が・・・」


「うん、もう【全魔法】は自由自在だからこうして打ち明けれるようになったんだ。いままで黙っててごめんなさい」


「いいんだよ、今まで1人で頑張ってたんだな。偉いぞ」


 そう言われるとちょっと罪悪感が。。

 話を替えよう。。


「ま、これでいろいろと納得してもらえたと思うんだ! ってことでこの話はお終い! ここからはお土産ターイム!!」


「「待ってましたー!」」


 レイラ姉さんと母さんだ。

 2人はお土産忘れるなよってしつこかったもんね。。


「姉さんには王都のスイーツいろいろで、母さんには頼まれてた紅茶と他の種類もいくつか。父さんはお酒と仕事用具ね。使用人たちには後で渡しておくよ」


 僕は【アイテムボックス】から次々にお土産を出していく。


「「「ありがとうオルト」」」


「どういたしまして。で、最後は兄さんだね。まずお菓子でしょー、紅茶でしょー、仕事用具でしょー、骨董品でしょー、あとはこれとー、あ、これもだな。他には…」


「ちょっとまってオルト! ライルだけ多くないかしら?」


「気のせいだよ姉さん。で、次は王都で流行りの香水でしょー、あと何だったかなー」


「気のせいじゃないわよね。。」


「あ、そうそう! ブラックドラゴンの爪でつくった片手剣! 軽くて丈夫なんだ!」


「「「「え・・?」」」」


「い、いいのかい? こんなものまで貰って?」


「いいのいいの、兄さんは将来の男爵様なんだから! これくらい必要なんだって!」


「いや、オルトは僕より偉くなったんだよね? これはオルトが持ってるべきなんじゃないか?」


「え? 騎士団長だよ? 貴族より下でしょ? それに僕には魔剣があるし」


「「「「えー!?」」」」


 僕は知らなかったんだけど王様直属の騎士団長ってかなり身分が高いらしい。

 侯爵と同等の権力があるそうだ。貴族制度って難しいね。


 魔剣のこと話してなかったっけ? まあいっか。



 その後一泊して家族水入らずの時間を過ごし、式典前日には王都の騎士団の拠点に連れていった。

 もちろんレンたちの家族も希望者は全員連れて行った。


 騎士団用にもらった土地に僕が作った’飴ちゃんハウス’に続く2つ目の拠点である。


 名前は’滅龍の家’となった。


 これじゃまるで龍が住んでる家みたいだよね。



 これで準備はほぼ終わった。

 式典は面倒だけど王都はお祭りみたいになるそうで少し楽しみでもある。


 屋台とかがいっぱい並ぶのかな? ワクワク。



読んでいただきありがとうございます。


装備が新しくなりました!


男性メンバーはかっこよく!

女性メンバーは可愛く!


好きにイメージしちゃってください!


次話もお楽しみに!

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