閑話2 共同依頼 中編
僕たちはミランダさんに案内されギルドの2階に来ていた。
コンコン
??「どうぞ」
ミランダ「失礼します」
??「おう、どうだった? だれか依頼受けたか?」
ミランダ「ええ、こちらにお連れ致しました。Bランクパーティ『飴ちゃん』の皆さんです。では、すぐにギルド長を呼んでまいりますので、自己紹介でもしながらこちらでお待ちください」
そう言ってミランダさんはすぐに帰っちゃった。忙しそうだね。
??「おお、リーシャちゃんじゃねえか! 元気にしてたか?」
リーシャ「はい、おかげさまで。皆さんもお元気そうで」
リーシャが『白銀の剣』の皆さんと挨拶している。
さっきからしゃべってた人は、カイトという名前らしい。
カイト「まさか最近噂のパーティが来るとはな。聞いてるぜ? お前ら、チンピラどもをぶちのめして回ってんだってなー。少しでも反抗的な奴は徹底的に潰すんだろ? おもしれぇじゃねえか」
僕「いや、それ誤解だから。向こうから来るだけだから。。」
カイト「なんだよ、やっぱり噂が誇張されてるだけか。ま、よくあることだな」
アリサ「まぁ、徹底的に潰してるのは間違ってないわね。。」
アリサが小声で余計なことをつぶやく。
幸い『白銀の剣』には聞こえてないみたい。
危ない危ない、間違った印象を与えるところだったよ。
僕は優しく指導してるだけなのに。
僕「Bランクパーティ『飴ちゃん』、リーダーのオルティスです。よろしくお願いします。リーシャがお世話になっていたそうで、ありがとうございました。」
カイト「そんな堅苦しくしないでいいぜ、カイトだ。もしかしてリーシャとできてんのか? はっっは」
リーシャが顔を赤くし、慌てて否定している。
そこまで否定しなくても。。
僕「じゃ、遠慮なくタメ口で。オークキングの件は僕が原因だったからね。カイトたちにも迷惑かけたみたいだし、お礼を言わせてよ」
カイト「迷惑かけた? 何のことだ?」
リーシャ「あの時、新種の魔物の仕業ってことになったでしょ? あれ、オルトだったんですよ」
カイト「―――ははっ。リーシャちゃん、冗談も言うようになったのか。元気になったみたい…」
リーシャ「いえ、本当です。ギルド長にも報告済みです」
カイト「え・・?」
その後ちょうどギルド長のランガさんも部屋に入ってきたので説明はお任せした。
だって説明って面倒じゃん?
そういうのはできる人に任せるのが一番だよね!
カイト「マジかよ。。4才でオークキング倒すとか、あり得るのか・・?」
オルト「まあ、そんなことより、リーシャの面倒見てくれてたんでしょ? だからそのお礼だよ。ありがと!」
僕は名刺代わりに飴ちゃんと、魔法の収納袋を人数分渡した。
ランガさん「ま、まさかそれは・・・」
僕「魔法の収納袋だよ」
『白銀の剣』「え!?」
カイト「あの伝説の!? マジで? どこでこんなものを!? ってかこんな高価なもんもらっていいのか?」
僕「いいのいいの、僕の手作りだから。でも、面倒ごとは嫌いだから内緒にしてね?」
『白銀の剣』「えーーー!?」
レン「懐かしいな。俺たちも昔はあんな感じだったんだな」
アリサ「ええ、レンは今もたまにあんな感じだけどね」
リーシャ「私もまだ慣れてないけどね。。」
エリナ「オルト君だからね。。」
ランガさん「オルト君、ギルドにもいくつか譲ってくれないか? もちろんお金は出すよ」
僕「んー、ランガさんにはお世話になってますし、個人的に1個差し上げますよ。ギルドには、、入手元を秘密にしてもらえるならいいですよ!」
ランガさん「ほんとか!? ありがとう! 助かるよ!! これで仕事が少し減る・・」
ランガさんの目にうっすらと涙が滲んでいる。
そんなに嬉しかったのか。
目の下のクマさんが以前に増してすごいもんね。。
お疲れ様です。
その後みんなで自己紹介した。
『白銀の剣』メンバー
カイト 戦斧
ティナ 小盾と片手剣
リル 魔法
ラルフ 弓
ブレイズ 短剣
ランガさん「では、顔合わせも済んだようだし、依頼の話をしようか」
ようやく本題の共同依頼の話になるそうだ。
読んでいただきありがとうございます。
今日中にもう一話投稿する予定です。
お楽しみに―!




