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29 ジャポネ

 

 鍛冶屋を出たとたん3人が揃ってため息をついた。


「「「さすがオルト(君)。。」」」


 そういえば途中からみんな黙ってたな。やっとしゃべったと思ったらため息ですか。。


「どうしたのみんな?」


「オルト、お前オークキングを倒したことあるのかよ。。あと魔剣がどんなものかわかってるか?」


「あるよー。あれは美味しかったなー。思い出すだけでよだれがでちゃうよ。あれから1度も出会えていないんだ。。またいつか出会えないかなー。 魔剣はもちろん知ってるよ! 切れ味抜群な剣のことだよね?」


「「「はぁあ。。」」」


 え、なにこれ。いじめですか? 僕だけ仲間はずれにしてやろうってやつですか? 僕泣いちゃうよ?


「まぁ、オルトがやることに驚いてたらキリがないもんな。。いいか? まず魔剣ってのはこの世に数本しかないと言われていて、神話なんかに出てくる伝説の剣の一種だ。剣に所有者として認められたものにしか扱えない、チョー貴重なものなんだよ。そして今現在、存在が確認されているのは、聖教国にあると言われている”聖剣エクスカリバー”と、東の島国、ジャポネにあるという”妖刀ムラマサ”だけなんだよ。そんな貴重なものの1つをお前は持っているんだよ! わかるか?」


「へー、知らなかった。レンは詳しいんだね。それよりジャポネについて詳しく!!」


「絶対わかってねーよな。。歴史的大発見だぞ。。」


「ジャポネにはね、刀って言う独自の剣を持って不思議な格好をした、侍と呼ばれる人たちがいるらしいの。そしてなによりおいしいものがいっぱいあるんだって! その中でも特に和菓子って呼ばれる甘味は最高においしくて一度食べたら虜になっちゃうらしいよ!! 行ってみたいよね! ね!!」


 エリナがいつになく饒舌だ。甘味の話になるとすごいんだよね。。

 いくら甘いものを食べても太らないのは糖分がすべてその2つの凶器に蓄えられてるからじゃなかろうか。とても10才とは思えないほどに発達している。

 それに比べてアリサの方はなんてかわいそうなお胸な…


 ボカッ。


「またなんか失礼な事考えてたでしょ!!」


 やっぱエスパーだよね? それ以外ないよね?



 そんなことよりジャポネってほぼほぼ日本だよね?

 もしかしてこの世界には異世界転移で日本から来た奴なんかもいるのかもね。これはぜひ確認しなくては!


 ジャポネなら醤油や米もあるかもしれない!!

 ずっと探してたんだよ!! ああ、日本食が恋しい。


「よし、今すぐジャポネに出発だ!」


「何言ってんだよ! まだ冒険者になったばかりで何もしてないだろ! それにジャポネに行くには帝国を通らなきゃなんねえんだぞ。噂ではもうすぐレオナルド王国と戦争になるらしいからな。冒険者になりたての俺らなんかじゃ関所を通れないだろうな。。残念だが諦めろ。」


「なんだと。。そこに日本があるというのに行けないと言うのか・・・?」


「二ホン? なんだそれ? まあとにかく、やっと冒険者になって装備も手に入るんだ。 明日から冒険を楽しもうぜ! それに案外、上位ランクに上がればジャポネに行くためのコネもできるかもしれないぜ?」


「コネ? そうか! ランクを上げて有名になればジャポネに行ける人とのコネもつくれるかもしれないよね! ならばさっそく明日から冒険者ランクを上げまくろう!! 目指せSランク!!」


「やる気なのはいいが俺たちが付いていけるレベルで頼むぞ・・?」


「善処する」


「「「はあ。。」」」


 3人には悪いが僕は今すぐにでもジャポネに行きたいのだ。Sランクにでもなればコネの1つや2つくらい簡単にできるだろう! まぁでも、冒険者生活も楽しみにしてたし、レンたちがついてこれるギリギリのペースでやろうかな。


 明日から忙しくなるぞー!



読んでいただきありがとうございます。

次話もお楽しみに。

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