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しるし2(詩集)

そらのことばかりごめんね

作者: さゆみ


おもたいのはみんな同じ

おもいたいのもみんな同じ

なんてね

いまのそらの色がいけないんだよ

ひとりでこんな色みたくはないよ


静かだな

ひとつひとつの音は生きてるのに

纏まると拒みあう

そこが好き

いみわからないね


人の音がしないからうれしいって思う

あたたかみのある人の音

雨がもっと降ればいい

声が焦げて笑みが裂けて

人の音が燃える

雨がもっともっと降ればいい



あたしDOLL

ずーっと前からDOLL

だれも手にしたくないDOLL

うたうたえないならいらないDOLL


そらしか見ないの

見えないくせに

なんにも見えないくせに

あたしそらしか見ないの




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― 新着の感想 ―
[一言] なんにも見えないのに空しか見ないって切なくていいですよね。
[一言] まるで深い深い色の絵本を読んでいるかのような錯覚を覚えました。表現が乏してくてすいません。楽しませて頂きました。有難うございます。
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