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詩集<君に届け!>

未来を想う

作者: papiko

過去に囚われて身動き一つできなかったことがある

そんな経験のせいかもしれない

未来を想うことの大事さ、切実さが

今になって胸を締め付けてくる


自分の過去や未来じゃない

想うのは社会の、世界の未来なんだ


予定調和で安定した未来なんてない

未来は常に白紙だから

そこに絵を描き色を塗っていくのが僕らの仕事


未来にどんな不確定要素が存在しようとも

僕らには今ある情報からしか未来を予測することはできないし

予測は外れてしまうことが多い


だから不安や心配事を想像する情報に過敏になったとしても

それがすべて杞憂で終わればいいと思う


僕は杞憂であってほしいのだ

教科書から消える平和への思い

戦争を生き抜いた人々の人生はもう風前の灯


戦争を知らないと歌った世代

その子供たちである僕らには


戦争をしない未来をバトンタッチする義務がある


もっと世界を見て

僕たちがいらないと捨ててしまうようなものさえない

そんな国がいくらでもある


ならば、僕らは物質的には足るを知らなければならない

そして情報の海をできるだけ広い範囲で

泳ぎ回らなければならないんだ


そうしなければ残せない未来があるんだ



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