なんだかんだで投資を続けて10年以上
初めて株を買ってから10年以上たちました。「俺も株持ってる」という仲間もいたんですが、いつの間にか証券口座も閉じてやめたそうです。投資を続けてる人とやめた人って何が違うんでしょうか?
わたしが10年以上、投資を続けてこられた最大の理由は「全額なくなっても生活に困らない金額しか投資しない」という方針と分散投資のおかげです。才能ではないです。わたしは自分の株式投資の才能は平凡以下だと思ってます。株式投資をやってて、上場廃止も何度か経験してますし、株価が元の一割以下になったことも何度もあります。損切りもいまだにうまくできません。それでも、これまでの投資額は倍になってます。(以前より市場が良くなってて、当初から10年以上経過してるというのもありますが。)
わたしが投資先を見極められる能力を持っていれば、分散投資なんてせずに儲かる投資先に一点集中でお金をかけたほうが効率がいいです。平凡な投資の才能しかないわたしがそれなりに儲かるようになったのは、最初に損してもそれほど困らない金額で始めたおかげです。実際に損をしましたが、投資を続けることができたので、失敗から学んで、いろいろ勉強して、利益をあげられるようになりました。
みんな資産が増えると思って投資を始めると思います。成功した場合はさらに儲ければいいので儲かった後のことは深く考えなくてもいいです。そうではなくて、失敗してもチャレンジできることこそが重要です。お金がなくなって、投資する気もなくなったら、それでおしまいです。わたしも投資の才能があれば一点集中でレバレッジもきかせてがっつり儲けてみたいですが、今は分散投資あるのみ。
投資の実績がある人は、こんなおっさんのいうことを無視してもいいですが、実績を積んで自他ともに認められるようになるまでは、何度か失敗してもやり直しがきくような投資を心がけるようおすすめします。投資の勉強を続け、失敗から学び、投資を継続していれば、得るものは大きいです。
ちなみに、株の信用取引やFXの証拠金取引は、手数料を下げたり、売りで儲けるということもあるので否定はしませんが、「儲けに目が眩んでレバレッジをきかせたい」ってことはないですか?レバレッジの分もいれた全額がなくなっても生活に困らないかどうか、投資する前にちょっと考えて欲しいです。
投資をやめた人って、投資を継続できないくらい大きい損をした人か、失敗ばかりでまったく儲からなくてあきらめた人か、家とか大きな買い物をしたとか病気したなど投資外の理由で資金がなくなった人が多いように思います。せっかく投資を始めるなら、1番目の理由でやめる人が少なくなって欲しいと思って書いてみました。
注
レバレッジ = Leverage = てこの原理
ここでは、用意した資金などを担保にして、より大きな資金を借りて、元の資金以上の投資をすることを意味します。