第4話 初仕事
「いってらっしゃい!」
メルサとヤタに見送られハルは街外れにある幽霊屋敷へと向かった。
(さて、初仕事だ)
気合いを引き締め歩いていく。
昨日、依頼を受けた時に詳しい話を聞いていた。
何でも今から100年前にこの街の領主とその家族が住んでいた屋敷だそうだ。
出掛け先で不運にも事故に合い、領主とその家族は死んだ。
相続する人もおらず、屋敷は手付かず状態で当時のままだという。100年前の屋敷は現在の家の造りと異なるらしく、綺麗に手入れのされていない柱などは折れる危険があり危ないそうだ。
そこで取り壊しという話しになり、いざ壊そうとすると事故が起き始め作業が進まない
これが今の現状だった。
ハルは街に着くと周囲を見る。まだ朝が早いというのに、店の前に行列が出来ている。どこからか美味しそうな匂いも流れてきた。
子どもたちも学校に行っているのだろうか?バックを背負い、友達と競争しながら走っている。
皆、元気だなあとそんな事を思いながら空を眺めた。
(それにしても、今日は天気が悪い)
空模様は暗い。気分も下がってしまう。
何とか気持ちを切り替えながら目的地へと歩く。
数十分後、街から少し離れた丘の上に屋敷が見えてきた。天気のせいで、いかにも何かが出てきそうな雰囲気だ。
丘の上の屋敷の周りには、建物が一つもない。ポツンと屋敷が建っている。
近づくにつれ屋敷は二階建ての大きな豪邸だった。
入り口は両開きの扉、窓は二階までズラリと並んでいる。ベランダは…ないようだ。
屋根も高い。屋根の上には彫刻?が建っている。庭も広いが手入れが行き届いてないのが分かる。雑草が伸び放題で枯れ葉が地面に落ちていた。
噴水?らしきものがあるが、あれは一度取り壊そうとしたのかな。半分崩れた状態で放置されている。作業中に例の呪い?があったのか。
ハルは周りの状況を確認しながら、入り口に立った。
日本人の性か、誰もいない屋敷なのにノックをしてしまう。
「おはようございまーす。どなたかいますかー?」
…
特に反応はない。
だよね。
住んでいないことは皆知ってる。
どうしようか?
このまま中に入ってしまおうか?それとも、もう少し屋敷の周りを見てからにするか?
ハルが考えていると、
ギィ…
?
扉が勝手に開いた。
…入ってこいって事?
ハルは少し迷ったが中に入る事に決めた。
扉を開け中を見る。
外も暗いが、それ以上に中も暗い。灯りまではいらないが不気味である。
そっと中に入り、周りを確認する。
扉から入るとすぐに玄関だ。そしてアーチ型の階段が正面に、左右には廊下が続いている。階段の下にはドアがある。
(まずは一階から調べよう)
ハルは右側にある廊下を歩いていく。右側はドアが二つ。
手前の部屋から入る。
ベットに机、イス…、特に変わった物はない。普通の部屋だ。
手前の部屋を出て奥の部屋へと入る。
こちらも特に変わった様子はない。さっきの部屋と同じ造りで、同じ家具が置いてある。
(客室だったのだろうか?)
特に気にする事もなく、ハルは玄関から左側の廊下へと向かった。
左側の廊下にはドアが三つ。
先ほどと同じように手前のドアから開けてみる。
(ここは…風呂?)
脱衣所や風呂釜があった。大人数で入れそうなくらい大きい。
(まるで温泉だ)
そんな事を思いつつ、次の部屋へと向かう。
次は真ん中の部屋だ。
中に入るとトイレだった。特に何もなかったので、一番奥の部屋に向かう。
奥の部屋のドアを開けようとするが、何故かここだけ開かない。
(鍵がかかってる)
仕方ないとばかりに玄関に戻ろうとした時、
バタンッ!!
大きな音が屋敷中に響いた。
玄関の方からだ。
ハルは急いで向かった。そこには少しだけ半開きの状態で開けていた扉が完全に閉まっていた。そして扉のすぐ近くには、ヤタが腰を抜かしていた。
「ヤタさん!?どうしてここに?今日仕事じゃ」
ハルの言葉に、ヤタは顔をかく。
「いやぁ、お前さんが心配でな。他のやつに代わってもらったんだよ」
そう言いながら立ち上がる。
「大丈夫なんですか?」
「おうよ!しかし、急に扉が閉まっちまったから、びっくりしたぜ」
「え?ヤタさんが閉めたんじゃなくて?」
「いいや。俺は閉めてねぇぞ?」
ハルは扉を開けようとするが、開かなかった。
「開かねぇのか?」
ハルはうなづく。
「どうやら閉じ込められてしまったみたいですね。ここにいる幽霊さんは、私たちと遊びたいらしい」
ハルの言葉に、ヤタは少し青ざめた。
「ところで、一緒に依頼をしてくださるんですよね?」
「お、おう。どっちにしろ扉は開かねぇし」
「今、一階から見て回っていて、残りは階段下のあのドアだけなんです。その後二階に…?」
「どした?」
ハルが言葉を急に切ったものだから、ヤタは不思議がる。
(何か感じた。一瞬だけど…。これは…魔力?)
「ケロケロケロケロ」
!?
「な、何だ!?今の笑い声は!?カエルか?」
ハルとヤタは天井を見つめ、耳を澄ませる。
「幽霊さんの声じゃないんですか?」
ハルは至って冷静だ。
そのまま耳を澄ませていたが、聞こえてくることはなかった。
「じゃあヤタさん、階段下のドアを調べましょう」
「お、おう」
ハルは歩き出し、ヤタも後ろに続く。
ドアを開け、二人は中に入る。
そこはリビングだった。
細長いテーブルに白いテーブルクロス。イスは10脚分。奥の壁には、この家の持ち主だった家族の肖像画が立てられていた。かなりの大きさだ。
二人は細かい部分まで調べる。
ハルが肖像画を見ていると、ちょうど肖像画の下に棚があり、そこに写真立てが置いてあった。ハルは写真立てを手に取り見る。
そこに写っているのは、おそらくこの家の家族たち。男の人が一人と女性が一人座っている。その二人の間には小さな女の子。そして、その女の子が抱き抱えている猫のぬいぐるみ。
この家族が100年前ここに住んでいて、事故に合い二度とこの家に帰ってくることが出来なくなった人達。
…
ハルはそっと写真立てを元の場所に戻した。
「ハル!ここには特に何もなさそうだ」
ヤタが二階へ行こうと言う。ハルも賛成し、一緒にリビングを出る。
すると、
「ケロケロケロケロ」
また笑い声が聞こえてきた。
「何なんだ?このカエルの声は。不気味だぜ」
ヤタも恐怖を感じ始めているようだ。
「やっぱり呪われてるぜ、この屋敷はよ」
ハルはさっきの写真立てを見つめると、リビングを出た。
「まだ続けるのか?」
二人は二階への階段を登りながら、話を続ける。
「行きますよー。気になるじゃないですか!」
「好奇心が強い奴だなぁ」
「まあまあ。ホントに危ない時は撤退しますから」
階段を登ると、左右に別れた廊下があった。
さて、どっちから行くか。
ハルが考えていると、ヤタが右の廊下へ歩き出した。ハルも後を付いていく。
右の廊下には部屋が二つある。手前から順に入って行くが、一階とあまり変わらない。寝室みたいだった。ベットに机、イス、他に変わった物は見当たらない。奥にある部屋は、子ども部屋だった。たくさんのぬいぐるみが置いてある、どれも埃をかぶっていたが。
しかし、そのたくさんのぬいぐるみの中に埃をかぶっていないぬいぐるみがあった。写真立てで女の子が抱いていた猫のぬいぐるみだ。100年経って、他のぬいぐるみは埃だらけなのに、このぬいぐるみだけは綺麗なのだ。
(…なるほど)
ハルは気づいた。
「ねえ、ヤタさん」
「ん?何だ?」
「この屋敷っていつ壊されるの?」
「あー、確か依頼が成功次第だったと思うが…。お前も依頼書で確認したろ?」
「そうだったね。もうこの家の主人たちは死んでるからね」
バアン!!
ハルの言葉がキッカケになったようだ。勢いよく全ての窓が開いた。
「な、何だ!?」
ヤタは急に起きた出来事についていけていない。
すると、さっきの声がまた聞こえてきた。
「帰れ!帰れ!!」
怒りの声だ。
ハルはさっきの猫のぬいぐるみを見た。
ぬいぐるみは目を光らせ、宙に浮かぶ。
「君だよね!幽霊屋敷の幽霊は」
「な、なに~!?」
ヤタは驚いた。
「君は100年もの間、ずっと一緒に暮らしていた家族たちが帰ってくるのを待っているんだよね!」
「そうだ!あの子が、あの家族が俺を捨てるはずがねぇ!!俺は待ってるんだ、だからこの屋敷は壊させねー!!」
窓から勢いよく強風が吹く。
「やっぱり魔力を感じる」
ハルが呟くと、ヤタが反応した。
「あいつはゴーレムだ!」
強風の中、必死に床にへばり付くヤタが叫んだ。
「ゴーレム?」
初めて聞く。
「ゴーレムというのは、命のないものに魔力を注ぎ込み動かすことが出来る人形の事だ!ぬいぐるみやオモチャでも何でもいい。命のない依り代なら、何でも出来る!だが、ゴーレムとは主人との契約で動く人形だ。契約主である人間が死ねば、ゴーレムも死んでしまう!あの人形のゴーレムは云わば異端だ。契約主が死んでも100年も動いている。自我が芽生えるなんて、あり得ねえ話だ」
強風の音に負けじと、大声でヤタは話す。
(異端ね…)
ハルは猫のぬいぐるみを見つめる。
「君の主人は100年前に亡くなってる。信じたくないかもしれないけど、出掛けた先で事故にあって。帰りたくても帰れなくなったんだ。君がここにいても、君の大好きな主人たちはもう帰ってくることはないんだよ」
あまりにも無慈悲で残酷な言い方だ。
だけど、もう100年待ち続けたんだ。いつまでもこの屋敷に囚われるのは…
「うるさい、うるさい、うるさーい!!」
ぬいぐるみは耳を貸さない。風がかなり強い。ヤタは吹き飛ばされないようにするだけで、精一杯のようだ。
ハルは何かないかと考える。
だが、何も浮かばない。
必死でぬいぐるみに訴える。
「ねえ」
「うるさい、うるさい」
「ねえってば!」
「うるさい、うるさい!ウインドカット!!」
ぬいぐるみは強風だけでなく、風の魔法を使ってきた。風を刃のようにして裂く攻撃だ。
その攻撃は、ハルの足に当たる。
カッチン
ハルの中の何かがキレた。
怒りの感情。
「アースシールド!」
ハルは土魔法を発動し、窓を土で封じ風が入ってこないようにシールドを張った。急に頭に浮かんだ魔法だったが上手く発動した。
これにぬいぐるみは驚いたようで、魔法を出すのを忘れ固まっていた。
ハルはその間にぬいぐるみに近づき、両手で肩を掴み、
「こっちの話をきけー!!」
ゴンッ!!
「ふんがっ!?」
ハルはぬいぐるみに頭突きを繰り出した。
あまりの痛さに、ぬいぐるみは床に倒れる。
「お、おい。すげー音がしたぞ?」
「話を聞かないこいつが悪い!」
ぬいぐるみは目を回しながら倒れている。二人は落ち着くと、ぬいぐるみが目覚めるまで少し休息を取るのだった。
「あれ?ここは?」
「目が覚めた?」
ぬいぐるみは声のした方へ向くと、先ほど自分に頭突きした女が座っていた。
「!?」
「何もしないから安心して」
そう言われても、まだ警戒心は解けない。
「あなたが気絶している間に、屋敷内を調べてみた。一階の左側、奥の部屋だけ鍵がかかっていて入れなかったんだけど、さっきこの部屋で見つけた。あなたに見せたいものがあるの。付いてきて」
ハルはそう言うと歩き出した。ぬいぐるみも渋々付いていく。
一階の左側奥の部屋の前には、ヤタがいた。ハルと一緒に部屋に入る。その後にぬいぐるみも続く。
中に入ると、埃だらけのオモチャがたくさんあった。
「…ここは俺とサリーが一緒に遊んでた部屋だ。ここだけ鍵がかかってて、入れなかった」
ぬいぐるみは肩を落としながら静かに話す。
サリー、写真に写っていた女の子。
「こっちへ」
ハルは部屋の奥に行き、ぬいぐるみを呼ぶ。
「これを」
ハルが指を指したのはテープレコーダーだった。ハルはヤタにお願いし、再生してもらう。
ガサガサ…
雑音が続く
「ハローハロー?これ、ちゃんと撮れているかしら?」
「!!」
懐かしい声
「えっと、私はサリーよ。これはお出掛けする前に撮っているの。お留守番する―――の為にね!今回のお出掛けは、少し長くなる予定だから寂しくないようにね」
ハルとヤタは部屋から出た。
「いい?私たちの帰りが遅いからって、いじけちゃダメよ?あと、ちゃんとご飯を食べること」
「サリー、ゴーレムはご飯は食べないわよ?」
「いいの!ママは静かに!」
「はいはい」
「あとは、ちゃんとお風呂にも入ること!毎日外に出てお散歩もする事!」
ポタッ
「あとはー、そうねー。よく笑ってよく食べてよく寝ること!」
ポタポタッ
「サリー?もう寝る時間よ?明日早いんだから」
「ああ、いけない!とにかく、元気で過ごすことよ。忘れないでね、離れていてもずっと一緒にいるからね」
ザザザッー
ポタッ ポタッ
「ケロッ…ケロッ」
ゴーレムからは出るはずのない、感情。
もうこのゴーレムは、ただの人形ではない。感情を持った一つの生命体なのである。
その頃、部屋の外で待っていたハルとヤタは静かに終わるのを待っていた。
(意思のないゴーレム、感情のないゴーレム。それが普通…。けど、あのぬいぐるみは意思を宿してしまった。感情を宿してしまった。他のゴーレムからしたら、異端)
異端 という言葉が妙に引っ掛かる。
これは、不愉快?なのか?別に感情や意思が生まれてもおかしくはない世界だ。私が転生者だからか?私からしたら、魔法は異端だ。でもこの世界からしたら、普通で当たり前の事。別に意思や感情があってもいいだろうに。意外と難しい世界なのかもしれないな。
そんな事を考えていると、ヤタから終わったようだと声をかけられた。
二人は部屋の中に入る。
「大丈夫?」
ハルは声をかける。ぬいぐるみの背中が震えている。テープを聞いてどんな気持ちになったのだろう?
聞きたくなかったのか、嬉しかったのか。それは本人の言葉を聞くまでは分からない。
「ケケッ」
「?」
「ケッケケー!!」
「わっ!」
「ケーロケロケロケロケロ!」
(こいつ、泣いてたんじゃないのか?)
ぬいぐるみはニコニコ笑っている。
「テープの件は礼を言う!」
「はあ。で、ここを出ていってくれるの?屋敷が古すぎて危ないらしくて、取り壊したいらしいんだけど」
「それは無理だ!ここは俺の家なんでね」
「ええ。また振り出しじゃん」
「ケケ。まあ、お前たちには世話になったからな、握手くらいはしてあげてもいいぞ!」
(何で?)
疑問のハルだったが、素直にぬいぐるみと握手する。
何かめちゃ元気になってる。腕ブンブンされてるんですけど。
ちょ、痛い。
「お前さんたち仲良くなったのは良いことだな!いっそこのままチェイン結んじまえばいいんじゃねえか?」
「ん? チェイン?」
キーーン!!
ハルが言葉を言うと、いきなり魔法が発動した。
!??
ハルとぬいぐるみが握手していた両方の腕が光り出す。
「え!ちょ、何!?」
光りはすぐに収まり、ハルとぬいぐるみはお互いの腕を見る。
「…何これ?」
ハルの左腕には四つ葉の入れ墨が、ぬいぐるみの右腕にも同じ四つ葉の入れ墨が刻印された。
それを見たぬいぐるみは、
「ケ、ケ、ケーーーー!!」
気絶しそうな勢いで叫び出した。
「ヤタさん、これ何!?」
ハルも慌てて聞く。
「あー、これがゴーレムとの契約だな。どうやらお前たち、契約しちゃったみたいだな」
「みたいだなって、何で!?」
「さっきハルがチェインって言ったことで、契約魔法が発動したみたいだ」
「ええー!そんな簡単に発動するの!?」
「ま、何でもありさ」
「そんなー」
ハルは肩を落とした。
「ケケー!!契約解除は?どうするんだ?」
「ああ、一年間は契約解除は出来ねぇ。あともしお互いが10キロ以上離れてしまったら、爆発すっからな」
「ええ!」
「ケロケロ!じゃ俺が10キロ以上離れてやる!お前はくたばれーー!!」
「なにー!?」
「勘違いすんな。爆発すんのはゴーレムの方だぞ?契約主は安全だ」
「ケローー!?」
ぬいぐるみは地べたに座り込んだ。
(はあ、何か疲れる)
ハルは内心ため息を吐き、ぬいぐるみに告げる。
「良い機会なんじゃない?一緒に旅、冒険しようよ」
ハルは手を差し出す。
ぬいぐるみは少し戸惑っていたが、手を取った。
そして、屋敷の取り壊しが決定した。
プチばなし~
「ところで、お前の名前は何だ?」
ヤタがぬいぐるみに聞く。
「ケケケ、忘れたな」
「じゃあ、名前決めないとね。どうしようかな」
「ケロケロって鳴くからカエルじゃねぇか?」
「え、でも見た目は猫だよ?」
「ケケケってのも言うしなあ」
ハルとヤタは真剣に考えている。
「ねぇ、動物のキャラ、一個に絞ってくれないかなあ。カエルか猫か」
「はあ?カエルか猫?カエルは置いといて、何で猫なんだよ?」
「え?だって猫耳じゃん」
「ケケー!!これは猫じゃありませんー!ウサギですー」
「…は?いやいやどう見ても猫だよな、ハル!」
「完全に猫だよ!何でウサギなのさ」
「おめーら、サリーの渾身の出来であるウサギにケチつける気かー!」
「サリーが作ったの!?」
「おうよ!俺の依り代の為にな!」
「何でそんなに動物がいるのさ!カエルか猫かウサギ、どれかに絞ってよ」
「ケー、めんどくせー」
そう言うと、ぬいぐるみはフラフラ出ていった。
「うーん。本人はウサギで気に入っている感じだしなぁ、…これでいっか」
二人と一体は屋敷を出る。
一体のゴーレムは名残惜しそうに、屋敷を眺めた。
(ありがとう、サリー)
心の中で昔の友にお別れを告げ、新しい世界へと一歩足を踏み出した。
「早くおいでー!置いてくよ、ラビ!」
「ケケー!!」