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知識と創造

知識と創造


皆さんはじめまして。アリアドネと申します。


これから自分自身が書く小説の世界観を作り上げるために色々と考えていきたいと思っています。

僕はあまり知的好奇心のない人間ですが、何かを生み出したいとは思っています。


何かを生み出すということはどちらかといえば料理に例えられるでしょう。

料理を作り出すには二つあって、香辛料とかは除いて、料理を作るための道具と、食材が必要です。

その食材に該当するものが、俗に知識と呼ばれているものではないかと思っています。

確かに知識が豊富である方が、食材も豊富になりますし、色々な料理を生み出すことができます。

しかし残念ながら、知識がいくらあっても生み出せるとは限りません。

自分自身の知識をひけらかす人がたまにいますが、そういう人はなかなか自分自身の思想を披露しないものです。

僕が思うに長話をする人には二種類いて、何らかの知識について延々としゃべる人と、自分自身の思想について延々としゃべる人がいます。

昔の僕は自分自身の思想について延々と喋っている人間でしたが、僕はもう大人になりましたので、色々な人の意見を伺いながら自分自身の思想を編み出すということをやっています。

誰かの話を聞くことによって、それに触発されて新しいものが生まれる可能性があります。

それに、表情を伺いながらその人の話を聞いていると、その人がどのような気持ちであるかということも分かり、その人の人柄に触れることもできます。

話を聞くということは、実は自分自身のことについて話すよりも一石二鳥なのです。

そういうことに気付いた僕ですから、昔はおしゃべりだったのですが、今はよく話を聞く人間になっています。

やっぱり、人と触れ合うととても愉快な気持ちになります。

屁理屈を並べたてる人間もいれば、明るく元気に振る舞う人もいます。

そんな人々との出会いこそが知識とも言えます。

ただ知識を積み重ねたと言って、それをただ持っているだけでは人生面白くないのではないでしょうか。

だから僕は知識を調理することによって新しいものを生み出していくし、そして生み出すことがとても楽しいことだと僕自身もよく分かっています。

そして、言葉を調理することによってより新しいものを生み出していくということに対して無上の喜びを見出す人種のことを、我々は作家と呼ぶのではないでしょうか。


職業作家として活躍している人々には豊富な知識があるだけではなく、文章を書く技術が身に付いています。

どのように構成を練ればいいのかということについても知っていますし、どのように自分の考えを編み出していくかということも知っています。

だから作家には基本的に、技術がなければなりません。

それは作家志望である皆様にとっては自明の理ではないでしょうか。


今回は知識の利用の仕方について色々と書きました。

残念ながら僕には知識が基本的になくて、何かを生み出そうと思ってもその知識がないのです。

確かに知識はスーパーマーケットに並べられていますが僕はそのスーパーマーケットによく行かないものです。

本がぎっしりと並べられている図書館に行けばいくらでも知識が手に入るものを、僕はなかなかそれをしようとしません。

その最たる理由は、確かに僕は書きたい人間ですが、読みたい人間ではないということなのでしょう。

職業作家の方々はおそらく平均で2000冊ほどの読書をやっているし、それでも読書をやったとは言えないレベルでしょう。

僕は一年間に一冊本を読むか読まないかのスピードで読書をやっていますから、圧倒的に知識量が足りないのは当然でしょう。

「僕はなんて間抜けなんだ!」

ついそんなことを叫んでしまいがちです。

まあ読書はこれからやるとして、このエッセイの中では僕が見聞したことに関して考えて世界観を構築させていこうという試みです。

僕が何か小説を書いていれば是非このエッセイもご覧になっていただければ、小説におけるネタがいったいどこからやって来てるのかが明白になって、面白いのではないかと思われます。

これからもぜひ、僕が書いているエッセイを読んで頂けたらありがたいです。


Bye!


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