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No.1852.一握りの灰
深遠の中 一人彷徨い
おかしくなりそうな程
寂しさで震えてる
昼も夜も判断出来ず
意味不明な欲望に支配され
汚染されてゆく
負の炎に焼かれて
内側から燃え尽きた
一握りの灰が舞って
何もかもが灰燼と化した
灼熱の空 降り注ぐ熱
爛れてゆく 死を願う
苦しくて泣いている
太陽も月も昇ることなく
方向感覚も意味をなさない
感染してゆく
邪の焔に焼かれて
全てが燃え尽きた
一握りの灰が舞って
何もかもが灰燼と化した
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一握りの灰がきっかけで終わりを招く事もあるとかないとか。