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不倒不屈の不良勇者━ヤンキーヒーロー━  作者: トロ
第一章【その男、ヤンキーにつき】
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第二話【ヤンキーぱんち】

この小説は


筋肉>物理法則


となっています。


 目が覚めると太陽が眩しいくらいに頭上で輝いていた。

久しく感じたことのなかった土の感触と匂いが全身を包んでいる。涼しげな葉鳴りを響かせる森の鳴き声が心地よい。

どうやら自分は倒れているらしい。混乱するでもなく冷静に、森の中にいることをいなほは理解した。

 上体を起こし、ややまどろんだ頭でこれまでを改める。

 ガキを庇った俺はトラックに轢かれ、鉄骨に潰され、ガス爆発に巻き込まれた結果、レコード・ゼロと名乗った男に助けられ、ここに飛ばされることになった。

 そして、ここが地球でも日本でもないことも理解していた。別の世界であるという何となくの知識がある。

 異世界。そう、異世界だ。今まで自分がいた世界とは別の世界。意味はわからないが体感的に理解はした。

ようはここが日本ではなく外国という解釈でいいのだろう。


「つまりアメリカってことだな」


 いなほは単純明快な馬鹿だった。

ともかく、この知識はどうやらレコードの奴がどさくさに紛れて自分にもたらしたのだろう。頭の中に『そのまま送るのは不便と思ったのでな』というレコードの言葉が浮かぶ。

 そう思うならなんで元の世界になんで返さなかったのか。別れが惜しいと思う奴も一応は何人かいるし、勝手に飛ばすのは道理が通らない等と悪態をつきたくもなるが、


「まぁ、しょうがねぇ」


 起きてしまったことを愚痴るのは性分ではない。あいつが事故で怪我した自分を救ったのもまた事実。かつての世界に未練がないわけでもないが、こうなっては仕方ない。俺は切り替えの早いナイスな男なのだ。

 などと自分を奮い立たせるついでに立ち上がる。ご丁寧に、黒のタンクトップとひざ丈の短パンにサンダルと、事故当時の格好はそのままだ。爆発で吹っ飛んだにも関わらず服装がそのままなのはいなほとしても助かる。全裸で森に置かれたらただの変態以外の何者でもないのだから。

 体にも怪我ひとつない。試しにいなほは近くの木に向かって構えると、深く呼吸。サンダルを脱ぎ棄てて裸足になり、後ろ足を蹴り上げる。鞭を振るうように斜め上に走るつま先、それは木に着弾する間近、腰の回転も加えられさらに速度を増すと、轟音と共に木に叩きつけられた。

 人の胴程もある幹が、いなほの蹴りの絶殺に負け、乾いた音と共に真横に折れる。その音は人外の一撃に負ける木の断末魔だ。トラックに鉄骨、はてに爆発をもらって、ようやくちょっと危ない程度のダメージしか受けないいなほの保有する筋肉の堅牢は、攻撃という点に関しても無類の火力を与えていた。

 まさに人類の皮を被った猛獣の一撃を、いなほは当然とばかりに頷き一つで受け入れた。人にはありえない戦闘能力。だがそれこそが、彼を近隣の不良、果てはヤクザすら屈服させるに至った所以に他ならない。単純な筋肉の質量と、その過程で培った格闘術こそ、いなほが絶対の信頼を置く武器なのだ。


「う、し……体はまぁ大丈夫か」


 それだけ確認したいなほだが、さてここで問題が起きた。そもそも、自分はここで何をすればいいのだろうか。好きにやれとレコードは言っていたが、自由すぎるのも困りものだ。

 せめてどっかの町にでも置けよ。とサンダルをはき直しながら内心で悪態。ともかく、早く町に出よう。ズボンの尻のポケットには都合よく財布もある。新たな世界に飛ばすとか言っていたが、いなほ的には外国のどっかに飛ばされたのかもしれないと解釈した。だとしたら財布の円では意味ないかもしれないが、そこはあれだ、いざとなったら悪そうな奴捕まえて金を巻き上げればいいだろう。

 呼吸を一回。排気ガスの溢れていた世界とは違う空気を肺一杯に取り入れ、その時には頭はもう冴えわたっていた。


「おーし、まずは真っ直ぐだ。んでムカつく奴は殴って黙らして金撒きあげて唾吐き捨てる。その後は……その後だ!」


 行動方針が決まれば後は早い。いなほは快活な笑顔を浮かべ、へし折れた木を跨ぎ、真っ直ぐという名の適当な行動を起こそうとした瞬間。

 その進路を遮るように緑色の何かがいなほの前に現れた。


「あ?」


 思わず素っ頓狂な声が出る。

 のっそりと現れたそれは、まさに異形だった。長身のいなほより、さらに顔一つでかく、腰巻一枚しかつけていないその怪物は、見た目も最悪だ。遠くでもわかる異臭に、豚を醜くしたような顔、体は丸々としており、どこか相撲取りを思わせる体だ。その手には一メートル以上はある木を削っただけの棍棒を持ち、明らかにこちらに敵意を放っていた。トロールと呼ばれる、この世界でも高い戦闘能力を誇る魔獣、それが今いなほの前にいる異形の名前だ。

 普通の人間ならば、こんな化け物に会ったらその怪物然とした姿に怯え、一目散に逃げ出すだろう。だが、いなほはと言えば、その姿を上から下までじっくりと観察したうえで、まるで変わらない、快活で、しかし犬歯を剥き出しにした凶相の笑みを浮かべた。


「おうおうおう! 豚を腐らせて二足歩行にしたようなツラしやがって。デケェからって見下してんじゃねぇぞ!? あぁん!?」


 下から睨みつけながら、いなほが自らトロールへと歩を進める。人間には見えない生物だろうが、いなほには関係なかった。

 こっちに敵意を持って現れたのならば、それが例え子どもでも女でも総理大臣だろうが一緒だ。

 叩いて潰す。いなほの行動原理は単純だが、故に誰だろうがブレはしない。

 トロールもいなほの戦意を感じたのか、静かに唸り声をあげて棍棒を強く握り直した。武器も魔法も使っていない人間如きが、こうして慣れたように自分へと向かってきている。例え猿並みの知恵しかないトロールにもプライドがあった。目の前の人間が自分を完全に舐め切っている。トロールにはそれが許せない。


「ガァァァァァァァァ!」


「うるせぇぞ豚面ぁ! ギャーギャー吠えりゃいいってもんじゃねぇ!」


 互いに臨戦態勢に入る。剥き出しの野性が衝突。後一歩踏み込めばトロールの棍棒が直撃する距離で、いなほはサンダルを脱ぐと、両手の拳に力を込めた。

 健康的な小麦色の肌が筋肉で隆起する。盛り上がる筋肉は、いなほの肌を引き裂いて溢れんばかりの力強さだ。

敵を睨み、犬歯を剥いて奥歯を噛みしめる。相手は訳もわからない豚もどき。だがビビらない、ビビった奴が喧嘩で負けるのだ。

 猛る気持ちとは裏腹に、構えは流麗、静寂の水面を彷彿とさせる静かな動作だ。体をトロールに対して真横に向け、右手を掲げトロールへと向ける。左手は腰に、重心を低くして、大地に根を張るように構えた。

 トロールの間合いより一歩、いなほの拳か足には二歩、あの棍棒の威力は、トロールの体格的に見たら脅威だろう。だがいなほがトロールに一撃を与えるには、まず棍棒の一撃を掻い潜らなければならないのだ。

 大人でも容易にミンチにするだろう一撃。だがそんな一撃を前に、いなほが感じるのは恐怖ではなく歓喜だった。近隣では最早戦う相手はいなかった。幼少より暴力に染まっていたいなほは、そんな現状に飢えていたのだ。自分と戦おうとする奴とのイっちまうくらいに楽しい喧嘩にだ。

 だからやろう。すぐにやろう。もう言葉はいらない。本能の赴くまま、いなほは自ら死地へと飛ぶように右足から踏み込んだ。

 大気の震えを産毛の一本一本で感じる。頭上を焼く殺意の奔流。違わず走るは魔獣の怒涛。


「ガァァァァァァァァ!」


 待ち構えていたトロールの棍棒が振るわれる。魔獣の怪力の乗った棍棒の速度は、太った体躯に見合わず早い。

 迫りくる正面衝突の悲劇。

 描かれる脳漿の飛び出す地獄絵図。

 だがいなほは、避けるでもなく、まだトロールを射程に入れていないというのに踏みとどまる─否、大地を陥没させる程の凶悪な踏み込み─。そして大地を破砕する運動エネルギーが、足の裏から盛り上がった下腿を周り膝へ。

 膝で跳ねた力はそのまま大腿を駆け登り腰へと集束。溜まった力を腰を捻じり加速させて射出し、さらに倍加した力はタンクトップを圧迫するほど肥大した広背筋へと威力を連絡する。

 その間にも回転した腰に引っ張られるように、いなほの左手は空気の壁を突き破る勢いで走っていた。背筋に溜まった力は余すどころか肥大させて左肩へ。筋繊維をサーキットに駆け抜ける衝撃は、発射先である拳目がけて突き進む。

 尚もスピードを速める拳を押し出すように、左足で大地を蹴る。限界まで高まったエネルギーは、最後の押し出しを持って遂に爆発した。


「オラァ!」


 トッピングは獅子の雄たけび。物理的な破壊力と闘争心を乗せた極限の左拳が、その異常な反射神経を持って疾走する棍棒へと着弾を果たす。

いや、それは最早爆撃と言っていいレベルだった。魔獣の怪力すら凌駕する筋肉と技術のハイブリッドは、触れた瞬間に棍棒を容易く砕いたのだ。

 言葉通り木っ端となった棍棒の残骸が空に散る。だが、トロールは驚愕する暇もなく、遅く過ぎる映像の中で、確かにいなほの顔を見た。

 凶悪に笑う男のなんたる恐ろしさか。こんなのは人ではない。魔法による強化も使わずに、魔獣の一撃を力で完封する規格外の突然変異のその一連。

 ゆっくりと動く世界で、いなほは既に次の行動に移っていた。振りぬいた左拳を軸に、独楽のように回転しつつさらに一歩距離を埋めるは大地を蹴った左足。トロールにとっての危険地帯、そしていなほにとっての必殺の間合いに入り込む。

 魔獣の脳裏を過る壮絶な死の予感。一回転しながら、いなほの右足が伸びあがる、勢いのまま回転が体を倒すことで変則、横から縦に、円を描いて虚空を切る足の踵が、ただそれを呆然と眺めるしかできないトロールのこめかみ目がけて、


「うるあぁ!」


 咆哮に合わせて、直撃した。

 胴回し回転蹴り。いなほの巨体には見合わぬアクロバットな絶技がトロールの頭蓋にて発生した。歪な顔は踵のぶつかった部分を大きく凹ませ、余計にグロテスクな変貌をした。そのまま重力を振り払って飛んだトロールが、勢いのまま木にぶつかり盛大に幹を揺らしながら力なく大地に屈する。崩れ落ちるトロールは既に着弾と同時に絶命していた。


「ハッ……根性だけはよかったぜ豚野郎」


 トロールの骸の前に近づき、いなほはそう吐き捨てた。加減なく放った自身の全力。命を一つ奪ったことに対して、いなほが感じたのは清々しい心地よさだった。

 全力を出せば人が死ぬ。故に出せなかった全力を出せたことは爽快以外ない。まぁ相手には運がなかったと諦めてもらおうと、いなほは両手を合わせて合掌。


「しかし……何だぁ、この生き物は?」


 もしかしたら猿の仲間かなんかなのだろうかと考えるが、生憎と考えるのが苦手ないなほは、一分も掛からずにどうでもいいかと結論した。どうせこいつは俺より弱い。ならそれ以上の意味はないはずだ。

 切り替えは早く、とりあえずこういうときは埋めるのが礼儀なのかとよくわからん思考に至ったいなほは、早速トロールを埋めるための穴を掘ろうとした。


「って、随分ご機嫌な雰囲気じゃねぇか」


 だが、いなほの驚異的な闘争を嗅ぎわける嗅覚が、どんどん自分の周りに集まってくる気配を敏感に感じ取っていた。草木をかき分け大地を揺らす、巨人達の群れの行軍。

 木々に阻まれ見えないが、おそらく十に届く程度だろうか。姿を現すトロール達、怪力無双の魔獣の集団。粘りつくような殺意の奔流が、いなほの本能を直接刺激して、アドレナリンを分泌させる。


「あぁ? 仇取りに来るたぁ気合い入ってんじゃねぇの」


 指の骨を鳴らしながら、いなほは自分を取り囲むように迫るトロールに向けて笑った。

面白い。ここが何処かもわからないが、自分に対して『調子のいい』野郎が吐いて捨てるほど現れるのは嬉しい限りだ。命のやりとりなど数える程しかやってないが、とどのつまり喧嘩と何一つ変わらないのは立証済み。

 どっちもビビった奴が負けるのだ。


「行くぞオラァ!」


 いなほは完全に周りを取り囲まれる前に、まずは真正面のトロールに突撃した。素手の人間の奇襲を予期していなかったのか、驚きたじろぐトロールへ「おせぇ」と一言に合わせて、肥え太った腹に正拳突きを一撃。充分加速を伴った拳は、トロールの腹に深々と入りこむと、まるでボールのようにその巨体を空に舞わせた。

 血反吐を撒いて、トロールが地に沈むころには、新たなトロールを狙おうとしたいなほ目がけて迫りくる二体のトロール。


「グオァァァァァァァ!」


「グラァァァァァァァ!」


「ハッ! 絶頂だぁ!」


 高々と頭上に掲げられる二振りの棍棒。叩きつければ人間をたちまち弾ける血袋となす攻撃に応じるいなほの対応は、まさに常人の考えの外れだ。


「オォォ!」


 違わず落ちる木の塊を、いなほの両手ががっちりと捕らえる。その衝撃にいなほの足首までが土に沈んだ。今まで感じたことのない強烈な重さに、いなほの両手がぶるぶると震える。単純な質量では圧倒的に負けるトロールの渾身を二つ、ただの身体能力でこれと拮抗するいなほの筋肉の異常は推して測るべきだが、少しずつ両手持ちの棍棒に押されて腕が下がり始めてきていた。


「俺、と、腕比べ、たぁ、いいタマ、してやがる、ぜ……! ぎぃ……!?」


 歯を食いしばり、唸り声。盛り上がる両腕の筋肉は既に限界を訴え悲鳴を上げている。だが、普通ならトロールとの力比べなどというイカれた行動などせず、力を逸らすなりして棍棒をいなすのがこの場では最適な方法だろう。勿論いなほにはそれを成したうえで反撃する技量があるのだが、あえて彼はその選択を廃棄した。

 男と男(?)の真っ向勝負で、力を逸らすなどというつまらない選択を選ぶなど馬鹿げている。


「アァァァ……!」


 だが内心の気合いとは裏腹に、いなほの膝は折れ、今にもトロール二体の怪力の前に屈服しようとしていた。その事実に喜悦を覚えたのが他ならぬいなほだ。自分が窮地であることこそが楽しいと思うその精神は、まさに戦闘者としての本能か。

 浮かぶ笑み。攻撃的な歓喜が、押されている自慢の筋肉を刺激する。まだだ、この程度で俺が屈するわけがない。これ以上ないと思われた筋肉の肥大がさらに起こる。いなほの筋肉が、まるでアクセルを踏み込み勢いよく回転しだしたエンジンのように発熱し、あまりの熱量に蒸発する汗が湯気となって体から舞い上がった。熱した鉄か何かか、人類の規格を凌駕した筋肉は、今まさに鋼の如き変貌をなしえていた。


「グギャ!?」


 トロールが困惑の声を出す。押しこんでいたはずの棍棒が、何故か徐々に自分のほうへと押し返されている事実が二体の怪物に驚きを与えていた。

 そして驚愕を叩きつけた本人はといえば、膝を持ち上げ、腕を突き出し、そして一気に棍棒を押し返したところで、幼い子どもの胴程度はある棍棒をただの握力だけで握りつぶした。


「ハッハー! 最高だぁぁぁ!」


 頼りの武器を失った二体にいなほは飛びかかると、鋼の腕で首にラリアットをかました。分厚い皮と脂肪と骨に守られているはずのトロールの首が、それ以上の硬度を持つ肉体の爆撃によってたまらず破砕。一撃で命を刈り取られたトロール二体が沈むといなほも着地。さらに前には三体のトロール。焦らず中央の奴の懐に潜り込み、鳩尾に拳を叩きこむ。

 三度吹き飛ぶトロール。いなほは吹き飛んだ奴には目もくれず、左右にいる魔物を交互に睨んだ。戦いに飢えた獣の眼に見据えられ、頭の鈍いトロールですらようやくいなほという化け物が、自分達を大きく上回る戦力を持つことを理解した。

 恐怖から、後ずさるトロール。だが既に戦意を失ったところで、全力での戦いに酔ういなほが攻撃の手を休めるわけがない。次はどいつをぶっ飛ばすか。両手を大きく広げて拳を作る。


「次ぃ……よぉやくよぉ。俺の小せぇ脳みその奥のほうがギンギンしてきたんだ。もっと派手に決めようぜ」


 左右に目配せ。ぶん殴りにこいと、あえて挑発するいなほだが、行けば死ぬのが確定している死地へ行こうとする程トロールは馬鹿ではない。

残された手段は少なく、故にトロールは、何も考えず尻尾を巻いて森の奥へと逃げ出した。

 あまりにも唐突な戦いの終わりに、暫くいなほは馬鹿みたいに口を開けて遠くなっていくトロールの足音を聞き続ける。だが次第にその体がわなわなと震え、遂に爆発した怒りのままに地面を思いっきり踏みつけた。


「テッ……メェラァァァァ! それでもタマぁ付いてんのかぁ!」


 激昂。野獣のような絶叫をあげて、いなほは自分の左側にいたトロールに狙いを定めて走り出す。

 まだまだ戦い足りないのだ。欲求不満で憤る心のまま、いなほは深い森の中を足音目がけて疾走を始め、


「見つけた……!」


 その途中、運よく立ち止まったトロールを見つけて、いなほはそいつ目がけて襲いかかった。






次回、少女とヤンキー

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