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不倒不屈の不良勇者━ヤンキーヒーロー━  作者: トロ
第三章【やんきー・みーつ・ぷりん】
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ほーそくメモ【僕の私のさいきょーへいき】

とある化け物の部屋に残されていた一枚の紙。何かに濡れたせいかしわくちゃになっているそれの内容とは。

 マドカが欲しがってるのメモっとくね。頑張って探しなさい。それと、無駄に細かいのは君たち向けに書いたからです。君たちって誰だって? そりゃ君たちは君たちに決まってるでしょ。





 世界法則

 僕らが生きてる大地の奥深く。星の核のプロメテウスよりももっと奥、というか物理的にはこの世に存在しない、この世を司る力、一則と呼ばれる赤ちゃんの柔肌に刻み込んだ力みたいなもんです。地球で言う慣性の法則とかに近いかな。まっ、厳密には別物だけど。

 ちょっと難解な言い方になるけど、要は星っていうでっかいエネルギーを直接使用した何かみたいなものって考えてほしい。もしも僕がプリンは最高の食べ物って法則を刻めたら、世界中でプリンは最高の食べ物になる、それくらいの強制力はあるんだ。

 まぁ、世界法則を刻むなんて、世界でないと無理なんだけど。

 とりあえず、この法則の上で僕達は生きている。それは敵性存在とか言われている連中だって逃れることは出来ないし、君が丹精込めて作りあげた妄想具現ちゃんもこいつだけはどうしようもない。世界が滅んでも、世界法則だけはそのままだ。というか、世界的にはそっちのほうがいいんだけどね。

 そういうわけで、これから話すのはそんな世界法則と呼ばれる法則を使った物の紹介となります。何かしら見つけて物にして、ちゃっちゃと殺しにきてください。


 そのついでにお土産を買ってきてくれたら嬉しいです。

 





 願望兵装


 詳細

 すっげーやばい。かまされたら僕だっておしっこしながらアヘるレベル。

 あ、レプリカは沢山あるけど、レプリカはどれもオリジナルのひりだしたうんこを模倣した何かがさらにひりだしたうんこの切れ端を培養した何かをさらに細分化したレベルだから、参考にならないので気をつけてください。

 お土産はかりんとうがいいです。


ひとつめ。終焉に轟く不変の黄昏─ラグナロック─

 おっぱいミサイル。君くらい綺麗な人にだったら喜んでみせてくれるはずです。先端がとっても綺麗だよ。


ふたつめ。幕切れを告げる安直な終わり─マキーナ─

 結末(物理)みたいなの。山羊さんの鼻フックに使われてます。取るときは気をつけてくだしぁ。


みっつめ。混沌の中の小さな幸せ─セフィラ─(未完成)

 これはおっきいから手に入れるのは無理。見渡してごらんなさい。それがセフィラです。






 心鉄金剛

 詳細

 ぬれしたたるげっこーのきばからうまれたななつのつめ。つおい、とってもつおいですが、扱うときには気をつけてくらはい。

 これもレプリカが幾つかあって、数本は本物に近い性能もってるけど、キリエちゃんの怨念のせいか、選ばれた子か、A+くらいの精神に異常きたした馬鹿とかじゃないと大変なことになります。

 具体的に言うともろとも死にます。マドカが死んだら泣いちゃうので、レプリカではなくて本物を是非探してください。

 ちなみに一本はまそっぷされました。

 お土産にちんすこうもお願いします。



 ひとつめ。刃毀れする憎悪─マステマ─

 能力・線を割る。まそっぷ。


 ふたつめ。苦悶する底なしの沼─アポリオン─

 能力・溶解させる。ヴォルグアイのお尻に手を突っ込めばあるはずです。


 さんこめ。打ち砕けた希望─ハデス─

 能力・知能を失わせる。ミスると使用者もアヘるので気をつけて。これを僕らに見せると、たちまち対抗策として皆アヘ顔になるので、とても面白いです。


 しこしこ。狂い惑う平和─バビロン─

 能力・魔力を無にする。僕らのほとんど、特に僕とかリーナにはよくききます。お尻の穴に突き刺すとさらにこうかてきめん、ばいりつどんです。いなほにもたせてあげてください。


 ごこめ。射殺す栄光─ロンギヌス─

 能力・消滅させたいものを一つだけ確実に消滅させる。まだ一回も使ってない新品です。でも一回しか使えないので、誰に使うかはよく考えてね。お勧めはうさぎちゃん。


 ろっこめ。獣の夢─シヴァ─(封印)

 能力・所有者を不滅の獣にする。山羊さんになります。あんましおすすめしません。


 ななこめ。楽園の吐息─ゴッド─

 能力・心鉄金剛の能力を消す。実はこれ、正確には心鉄金剛だけではなくて、その能力に近いものの消せます。汎用性ならこれ。局地的にならバビロン。上手くつかいわけてくだしぁ。









 カレーライスは二日目と言ったな。実は三日目も美味しいぞ。









 矛盾法剣

 世界法則というよりかは、別世界の力を使う奴です。これはこれで効くので、試しに探してみてください。ちなみに一本はあげました。無理矢理とったりしたらぷんぷんです。

 お土産に本場のウインナーとビールもお願いします。



 ひとーつ。運命矛盾剣─ゲヘナ─

 能力・可能性を選択できる。ごめんね。壊れちゃいました。


 ふたーつ。創造矛盾剣─ナラカ─

 能力・別世界の武器を創造する。これは駄目。


 みーっつ。法則矛盾剣─ジャハナ─

 能力・別世界の法則を刻む。下手すると君が守ろうと頑張ってる世界そのものが壊れます。気をつけて。


 よっちゅ。接合矛盾剣─ヘーヘルム─

 能力・世界と世界を繋げる。これ使うと激突してヤバイので壊しちゃいました。


 いつーつ。夢幻矛盾剣─アメト─

 能力・別世界に飛ばす。これで飛ばされると帰ってくるのが面倒なので、あまり使わないでください。泣いちゃいます。



 以上、君個人でも僕らに勝てる物をリストアップしておきました。おっぱいミサイルは結構貸し出し自由みたいだから、まずはそこからやってみてください。

 道中、怪我しないようにね。幸運が訪れるように僕の鼻くそも添付しておきます。

 

 ばい、絵描きさん















「あら? 裏にも何か書いてあるわね」

























いなほと僕の禁じられた遊び。第5024話




 そもそも僕らの関係は一体なんなのか、君と僕、男と女、あるいは男子男子。君から見た僕と言うのは果たして一体どういう風に映っているのだろう。女の子だろう、あんなに女の子アピしたからそうであってほしい。いや正直な話をすると男女どっちかわからねぇぜとかやってたけど、JKコスとかやらかした当たりから、「あれ? もしかして僕って女の子なんじゃね?」とか思い始めたわけです。ということはやはりこれから先は女子で攻めたほうがいいのか。女子会とかやっても特に違和感なかったし。

 いけるか?

 いや、いける。

 というわけで君と僕の関係は男と女

 つまり、棒と穴だ。

 素晴らしい。

 実にシンプルである。

 やはりこういうのは原始的でなくてはならない。

 君と僕、ゆーあんどみー。ここはシンプルに、あの女の子が君を落とす前に、やはり強引にでも既成事実を作るべきだろう。

 さぁ行け。羽ばたけ僕の宇宙! どっかを歩いているいなほのところに届け!


いなほ「呼んだかい?」


僕「え!? ホントに届いたのかい!?」


いなほ「当たり前だろ。お前の気持ちなら、いつだってここにズドンとドキュンだぜ」


僕「素敵! 僕のハートも愛欲で濡れ濡れでだらだらだ!」


いなほ「へへ、行くぜアト! 俺とお前でデンジャラスマッスル!」


僕「来ていなほ! 君と僕とでフォーエバー!」


 言葉もなく抱き合った僕らは、そのままめくるめく愛の楽園へと行くのであった。





次回に続く。



マドカ「で、この裏面のこれって」


アート・アート「おびゃああああああ! やめてー! やめてー!」


マドカ「僕のハートも愛欲で──」


アート・アート「死ぬ! 死んでしまうから読むのだけは駄目だばばばばばばばばばばばばばばばばばば」


マドカ「君と僕とでフォ……」


アート・アート「いやぁぁぁぁぁ! うぇぇぇぇぇぇん! マドカぁ、マドカが虐めるよぉぉぉぉ!」


マドカ(やだ、ちょっと楽しい……)

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