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存在を消された令嬢、記憶を失った婚約者と“二度目の恋”を始めます

 婚約の前夜、王立神殿に呼び出された侯爵令嬢レイナ。
 翌朝、目を覚ますと——彼女の存在は世界から「消えて」いた。
 家族も友人も婚約者も、誰ひとりとして彼女を知らない。
 鏡に映る自分の顔さえ、少し違って見えた。

 絶望の中、彼女は唯一の手がかりを求めて王都を離れ、辺境の修道院で静かに暮らし始める。
 そこで出会ったのは、かつての婚約者——
 だが、彼は“彼女を知らない”青年となっていた。

 それでも、レイナは信じた。
 彼の笑い方も、怒り方も、指先の温度も。
 「たとえ記憶を失っても、心は嘘をつけない」

 運命に抗う令嬢と、記憶をなくした騎士が紡ぐ“二度目の恋”。
 失われた記憶の裏に隠された禁忌の儀式と、「存在を消す魔術」の真実とは——。
 愛を忘れた世界で、ただ一人を想い続ける少女の、優しくも痛切な再生の物語。
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