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人形シリーズ  作者: 古月 うい
二部 手の届かない地 神界編

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登場人物、設定まとめ

汐凪(しおなぎ)・・・主人公。執政界執政官第六位兼第一位代理。色は橙。能力は飛行、能力譲渡、結界、命令、他。

汐見の娘、汐の孫。執政官として成人する。


早良(さわら)・・・相棒。執政官第七位。色は黄金。能力は治癒、分身、結界、命令。汐凪の初めての仲間。

執政官ではなかったがなぜか執政官になる。


(ゆう)・・・執政官第六位補佐。能力は読心(無自覚)

汐凪によって死にかけのところを人形にされる。


(ゆい)・・・執政官第六位補佐。能力は幻。裕の妹(?)。元人間。


(おさ)・・・執政界の当代長。能力境界操作、命令、結界、その他。

汐とは長い付き合い。


(しお)・・・執政官第一位。色は橙。汐里と汐見の母。消息不明。能力不明。


(よく)・・・執政官第二位。色は紫。外交を担う。能力は夢見、精神操作、結界、命令、その他。

妖艶。


(ごう)・・・執政官第三位。色は紅。基本暇人。能力は心身分離、結界、命令、その他。

過去に思い人がいたが長に殺された。


(きよ)・・・執政官第四位。色は青。長の身の回りの世話、執政界の内政、人員采配など。。能力は結界、命令、他不明。

執政界の巫女。正体不明。


(はく)・・・執政官第五位。色は白。沃についている。能力は歴史操作、式神、結界、命令。


汐里(しおさと)・・・汐の長女。色は茶橙。能力は人形操作、人払い、結界。

移儚夜に家を構えて人形を作っている。執政官の命令系統からは外れている。


汐見(しおみ)・・・汐凪の母。能力は繫栄。故人。


早水(はやみず)・・・早良の母。汐凪の育ての親。元人間。故人。


・執政官以外


冬火(とうか)・・・大遠野国寒国の光の巫女。豪族長の娘。おてんば。


露華(つゆか)・・・大遠野国華木皇国の水の巫女。第六皇女。病弱。


朝日・・・大遠野国招光帝国の光の巫女。宰相の妾の子供。



・神々

霊姫(れいひめ)・・・信仰神。白い髪。元泉水神。


先代烏姫(からすひめ)・・・通称京姫。早くに交代。


先代戦神・・・京姫によって人になる。元犯罪者。



地名

大遠野国(おおとおのくに)・・・最も広い。戦が多く荒れた地。それぞれの国に何かしら足りないものがある。


 寒国(かんこく)・・・暖かさのない国。一年の7か月は雪に閉ざされる関係で工芸品が発達した。豪族が治めており、王はいない。福祉が充実している。


 招光帝国(しょうこうていこく)・・・光がない国。川はある。


 華木皇国(かぼくこうこく)・・・水のない国。当代巫女によって水路が引かれた。軍が強く身分差が大きい。(すめらぎ)の座の争いは苛烈。


移儚夜(うつりはかなよ)・・・寿命が短い。特定の王はいない。文明が最も発展している。


執政界(しっせいかい)・・・長が治める。執政官のいるところ。すべての世界とつながっている(夢見幾世除く)。


夢見幾世(ゆめみいくよ)・・・唯一人々が全員夢を見る。能力持ちの人がいる。


夢浮橋(ゆめのうきはし)・・・執政界と夢見幾世をつなぐ。いつもあるわけではない。新しい場所。

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