ᓚᘏᗢ 私見! 猫の雌雄の見分け方 10+2 ᗢᘏᓗ
ある時、猫の写真を見ていて、「かわいいオス猫だね」と声に出したら写真を見せてくれた人物が「そうでしょ、かわいいでしょ。でも、よくオスだと分かったね」と同意してから訊ねてきました。
猫の多頭飼いでいつの間にか、猫のオスとメスの見分けがつくようになっていました。
犬も飼っていましたが、犬では判別できない。犬は多頭飼いしていないし、小型犬と中型犬だったし。
先日も猫のオスメスの区別が出来ない人がいました。
基本的に見ただけで区別できるには、それだけ見ていないと不可能でしょう。
とりあえず、自分が言語化できる部分だけを明文化しておきます。
◇ 猫のオスメスの違い ◇
01.股間の玉のあるなし。
一番確実。
02.体格。オスの方が大きい。
だが体格が大きい種類のメスと、体格が小さい種類のオスの場合などもあり難しい。
比較対象がないとちょっと判断がしにくい。
1歳未満とか若い猫だと違いがほぼない。
人なども成人の男性の方が平均的に背が高く、しかし個体差はあるのと同じ。
03.顔。オスの方が口の周りが飛び出ている。
犬などのような感じ。ブルドックなどは除外するけど。
微妙で見慣れないと区別が困難。仔猫だと出来ない。人間も子供の男女の区別は難しい。
04.仕草。メスの方が大人しい。
メスだと、例えば座った状態から横に、コロリと転がる。
オスだと立った状態から飛び込むように横へバタンと音がするほど勢いよく倒れるなど。
オスの方が大雑把。
05.柔軟性。メスの方が体が柔軟。
猫が柔軟という見解だと分からない。
仔猫だと柔軟なのは他の生物でも一緒。
06.顎の付け根あたり、耳の下のコブの有無。
野良猫だとオスは喧嘩などで顎の付け根あたりにコブができている。
喧嘩に弱かったりすると逃げるのかない場合もあるので一概にはいえない。
長毛種だと分かり難いし、メスでも噛まれたりすると腫れることがある。
人でもエラがあるなしのようなもの。発達具合に差がある。
07.オスは甘え上手。
人に対して甘えた声を上げたり、人懐っこかったりしやすい傾向がある。
コンビニとかでエサを待ち受けてる割合はオスが多い。
メスは警戒心が強いと思う。
08.メスは狩りが上手。
自力で生きていけそう。
07.でオスが甘えやすいのは人間を利用しようとしているのだろう。狩りが下手だから。
オスが鳩を狩ってきたことがあるけども、それ以外記憶にないほど狩りをしない。
09.メスの方が綺麗好き。
メスは毛繕いの回数が多い。部分だけということがメスは少ない。
オスが毛繕いをしないわけではない。意識を逸らすときに平静を保つために毛繕いをしている。
10.爪。
ノラ猫だとオスの爪は都市部とかだとボロボロになっている。
オスの方が活動的だからかな。アスファルトとか多いし。
メスの爪は尖っていることが多い。
雑菌があって傷が腫れるから、オス猫に爪で引っかかれることはお勧めしない。
11.肉球
10.と同じくオスの肉球はひび割れて硬く、ボロボロに。
仔猫なら柔らかいけども。
メスでも歳を重ねるとやや硬く、ひび割れてくるけどもオスと比べると柔らかい。
12.座っているとき両手を揃えず開いているのがオス。
デブ猫だとメスでも前足が開いていたりする。
不良マンガとかでガニ股で歩く不良みたいな感じ。
仔猫はバランスが悪いのか前足を開いている。
両手を揃えていてもオスであることもある。たまたま開いている状態のメス猫もいる。
これらはあくまで傾向で、複数の情報から推定することがより正確になります。
冒頭の写真だと03.や06.などから推定したのでしょう。
他にもあるかもしれませんが、言語化可能なものか分かりません。
メスは獲物を狩るために気配を殺し、オスは縄張りを護るために主張しているのか。04.07.08.はこれ関連だろう。09.も入るかな。
09.といえば、毛繕いのため05.のメスの柔軟性があるのだと思われる。
あとスプレー状の尿を飛ばすマーキング。オスだけではなく、実はメスもする。オスの方が縄張り主張のためにしているから、判断基準にしてもいいのだろうけど、私はメスがしてるのを先に知っていたからちょっとこれで判断するには使えない。
10.とか11.とかで判断するなら股間を見ろ、という感じだよね。
初遭遇が『自宅のベッドで起きたら腰の隣に腹出して寝ていた仔猫』という特異な状況でもなければ、ノラ猫の雌雄を直ぐに見分けは無理だよね。
猫のトリビアでした。