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星に願いを☆

作者: m

暗闇の中走ってた


何処に向かってるのかも分からなくなって


右も左も前も後ろも

上なのか下なのかさえも


分からないのに

走らずにはいられなかった

留まる事が怖かった


底なし沼にハマったみたいに

抜け出せなくて

走っているのか足掻いているのか


ただひたすらに

“何か”を目指して


時折見える

眩しいほど輝く“何か”

掴もうとしても掴めない

近くに見えても届かない


届かない届かない届かない



結局暗闇で


ひとり


もう走るのを止めようか

もう足掻くのを止めようか



そんな風に思うたび


砂漠に現れるオアシスみたいに

命の水が注がれて


まだ


まだ走れるよ


まだ


まだ足掻けるよ




暗闇の中


目を凝らせば


同じように走っている人の姿が


あちらにも

こちらにも


みな


同じように走ってる

同じように足掻いてる



行くよ

まだもう少し


出来る事なら

見晴らしのいい所からの景色を見てみたい


あの輝きのもっともっと向こう側

まだ掴めない“何か”




積み重ねたゼロの先で

掴めると信じてる






ほら


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