あらすじ(公募用)
世界には多くの生物が絶滅・絶滅危惧種に指定されている。彼らには人に化けて絶滅を免れている種も存在し、狩神狼太はニホンオオカミの血を引いていた。性的興奮を覚えると獣の姿になる狼太はある日、クラスメイトの赤ヶ崎愛唯を不良から助けた際に事故でオオカミ化してしまう。愛唯は怯えもせず狼太に相棒になれと頼んできた。
伝説的な猛獣使いを祖母に持つ愛唯は、人間以外のどんな動物でも言うことを聞かせられる力を受け継いでいる。祖母のようなサーカスを作ることが夢で、昔ニホンオオカミに命を救われたことから狼太を猛獣使いの相棒にしたいという。そのニホンオオカミは狼太のことだったが、一族の正体を知られてはならない。狼太は断るが、愛唯も諦めない。
すると愛唯の親友である來野セラスが狼太を襲撃してきた。不良だと思われている狼太から愛唯を守ろうとしているらしく決闘まで挑まれる。その決闘中に來野がシロサイの血を引いていることが判明した。決闘は中断し、來野は狼太を誤解していたことを認めた。
サーカスに興味を持たせようとアレコレする愛唯の下に、有名なサーカスの団長の萬石調が訪ねてきた。愛唯の兄弟子らしく、愛唯をスカウトするためまずはサーカスのリハーサルへと招待した。
リハーサルには狼太たちも招かれて楽しい時間を過ごした。だが、そのサーカスでは動物が虐待され、闇サーカスとして猛獣使いの力で無理やり戦わされていた。兄弟子の所業に愛唯は憤慨し、狼太たちにサーカスの動物を助ける協力をお願いする。悪事の証拠を掴むためサーカスに潜入したが、罠に嵌り捕まってしまう。萬石は狼太の正体を見抜いており、闇サーカスに出演させられた。だが愛唯の猛獣使いの力で戦いは中断。狼太は萬石を追い詰め、サーカスを解体させることに成功した。
狼太は愛唯が初恋の相手だったことを自覚する。再び相棒になってほしいと頼む愛唯の手を、狼太は仕方なく取ることにした。