第二話 円卓についたのが間違いだった
表と裏。
二つの即位式を終えた俺が次に連れて来られたのは城内で最も高い塔、その最上階。
円卓の間だった。
その名に違わず、中心には巨大な真円形の厚みのある卓が鎮座しており、その周囲に十三の席が等間隔に設けられている。
卓は研かれた黒曜石のような光沢を放っていたが、その材質は不明。
近づいて触れてみたが、石とも金属とも判断がつかなかった。
その代わり一番手前の席の前で面白いものが見つかる。
「シエナ・マッコイ?」
円卓の縁の近くに、金色の光でそう表記されていた。いや、触った感じ、刻まれていると言ったほうが適切か。
あわわわわ、と背後からの声。
振り返る間もなく、それと同じ名前を持つ獣耳の少女が円卓と俺の間に割って入ってきた。
「み、見ないでください……!」
「え、なんで」
「マッコイって苗字……恥ずかしい、から……ううう……」
別にそんなことはないと思うが。
世の中のマッコイさんも、そんなこと思っていないと思うが。
女の子に泣きそうな顔で頼まれてしまっては無理に見るわけにもいかない。
代わりに円卓全体を俯瞰すると、ほとんどの席の前に同じように名前が刻まれているのが分かった。
ないのは僅かに三箇所。
そのうちの一つ、扉から最も離れた席の脇にリクサは移動していた。
古い日記帳のようなものを片手に、むむむと眉間に皺を寄せている。
「先代の王が残した、次代への手引書のようなものです。この円卓の操作方法も載っているのですが、どうにも難解な文章でして。……とりあえずは皆のように登録を済ませましょう。こちらにご着席ください」
はぁ、と促されるまま、腰を下ろす。
すると目の前の卓上に光の粒が現れて集合し、筆のようにするすると動き始めると俺の名前をそこに刻んだ。
なんとなく予想はしていたが、この円卓も何かの役割を持つ遺物らしい。
「ええと、次は……聖剣を鞘に収めたまま、そちらへ」
リクサが示したのは俺のすぐ目の前、円卓の側面。
鞘に収めた剣がぴったりと合うような細い切れ込みがそこにあった。
選定の聖剣エンドッドとその鞘レクレスローン。
今日手に入れたばかりのそれらを、言われた通りセットで挿し込む。
プツン、という音をそのとき確かに聞いた。
それは何かの合図だったのか。
微細な振動音と共に、虹色の光が円卓の縁をなぞるようにぐるぐると走る。
そしてそれが唐突に消え去ると、今度は卓上全体がうっすら白く発光を始め安定した。
「これで円卓が完全起動したはずです。この後、円卓の騎士の責務が明かされると手引書にはあるのですが」
「……責務?」
「はい。我々の日常業務は与えられた領地の運営といくらかの外交、それと諸侯騎士団では対処しきれない魔物の討伐ですが……それはこの手引書にも書いてあるので責務というのは違うことかと」
なんだろう。想像もつかないが。
そもそも円卓の騎士について、国民に明かされている情報はあまりにも少ない。
王が誕生する少し前から集まり始め、数年間活動し、その退位と共に解散する。
国を守る十三人の騎士で、貴族からなる諸侯騎士団からは独立している。
最後に円卓の騎士がいたのは、もうだいぶ前。
それぐらいしか皆知らない。
ときどき危険種を討伐したとかで新聞に載っていたりするが、団員の詳細は伏せられている。
どうしてここまで秘密主義なのだろう。
「始まるようです!」
思考が深みに入り始めた頃、リクサが円卓の中央あたりを指差した。
卓上を覆う白い光がそこへ集まったかと思うと。
『表決』
空中に文字が浮かびあがり。
それを読み上げる女性の声が、どこからともなく聞こえてきた。
さらに続く。
『汝等、円卓の騎士の責務を負う意志があるか』
表決と言うからには、それぞれ賛否を示せということなのだろう。
やらせる前に聞いてくるのは好印象だが、その責務とやらをまず説明してほしかった。
「やるよ! オイラ、やるゥ!」
円卓の左手の方の席でバケツヘルムを被った男、ヂャギーが興奮した様子でその筋骨隆々の体を前後に揺らした。
意外と言ってはなんだがやる気はあるらしい。いいことである。
謎の白い粉を兜の隙間から吸飲しながら言ったのでなければ、なおよかったのだが。
「やるよ。端からそういうつもりだったしな」
作業着風衣服に木刀を担いだ女、ナガレが円卓の右手の席で賛成の意を示すように挙手をする。
覚悟があるのはいいことだが。俺の方を殺す気満々で睨みつけてくるのはいい加減やめていただけないだろうか。
「い、一応……やりますぅ……」
正面の席でシエナ・マッコイ嬢が手を上げた。
もっとも席の下に隠れているので、見えるのはその手と獣耳だけだが。
「我が祖――勇者に誓って責務を果たします」
すぐ左隣に座ったリクサが淡々と宣言した。
そして次はお前の番だと言わんばかりに、こちらを見てくる。
ここで俺が拒否したら、どうなるんだろう。
表決といっても、単純過半数を取ればいいとは限らない。
あるいは満場一致を求めらているのかもしれない。
だとしたら、ここでこれが否決されれば騎士団は解散して、俺が王になることもなくなるのだろうか。
もっともこの隣の席の麗人の期待に満ちた眼差しを裏切ることができるなら、こんなところまでついてきてはいない。
「……やり、ます」
どうしても歯切れが悪くはなってしまったが。
俺の言葉に反応するように、新たな文章が空中に描かれた。
『賛成五票、無効八票』
『過半数に満たないため否決』
『再度、同表決を行う場合は、議長が発議すること』
光が卓上に戻り、女性の声が途絶える。
「……ん?」
もしやと思うが。
心底困ったような顔でリクサがため息をつく。
「無効票が八ということは欠席者や未選定者も総数に含まれるようですね。最低でもあと二人はいないと可決できないようです」
手引書をパラパラめくり、どうにかできないものかと探してみたようだが何も見つからなかったらしい。
肩を落として、うな垂れる。
「いずれにしてもまた後日ですね。今日はミレウス様もお疲れでしょうから」
なんて気が効く人なのだろう。確かに、もう何もしたくない気分だった。
普通の学生として修学旅行を満喫していたつい数刻前のことが、遠い昔のようにさえ思える。
そういえば今日はこの王城に泊めてもらえるのだろうか。
それとも泊まっていた宿に戻る?
いや、俺は王様なんだしそんなはずはないか。
早くお風呂に入って、ふかふかのベッドで眠りたい。
そしてできれば朝は可愛い女中さんに起こしてもらいたい。
席に背を預けて、そんな下らぬことを考えていると。
「ふしゅる……。ふしゅる……」
奇妙な音がした。
また円卓が音を立てているのかとも思ったが、今度の発生源は別のところにあった。
バケツヘルムの男、ヂャギーである。
「ふしゅる! ふしゅる!」
卓を挟んでもはっきり聞こえるほどの荒い息を立てながら、その巨体をぶるぶると震わせている。
明らかに様子がおかしい。
その震えが一瞬、止まったかと思うと。
「ふしゅるうううう!!!」
咆哮と共に音を立てて、ヂャギーの皮鎧がはじけ飛んだ。
元々サイズがあってなかったとは思うが、それにしても尋常な筋肉の肥大化ではない。
ヂャギーは優に三割は大きくなったその体で円卓に飛び乗ると、ぐいっと首だけをひねってこちらを向いた。
バケツヘルムの隙間から、血走った白目が覗く。
「ぢゃああぎいいいい!!!」
丸太のような腕を振り上げたかと思うと、その手の中に身の丈ほどはある斧槍が現れる。
話には何度か聞いたことがあったが、実際に目にするのは初めてだった。
【瞬間転移装着】――騎士系職の上級固有スキルだ。
「ミレウス様、お下がりを!」
リクサに言われハッとしたときには、すでに彼女に突き飛ばされ席から転がり落ちていた。
ヂャギーの斧槍が振り下ろされたのは、その直後。
瞬時に抜き放たれたリクサの直剣とぶつかり、火花が飛ぶ。
そこから先の攻防は、ほとんど軌跡しか見えなかった。
円卓の上のヂャギーはその長大な得物を軽々と振り回し、斧部による斬撃と槍部による刺突を止めどなく繰り出した。
一方リクサは高低差で不利でありながら、見事な剣技でそれを捌き続ける。
しかし筋力の差は歴然。
一撃を受けるごとに体勢を崩し、攻勢に回ることができない。
やがて払いの勢いを殺しきれず、リクサが壁まで後退した。
だがヂャギーは更なる追撃はせず、ぐるりと体を半回転。
バケツヘルムのその下の両目が捉えていたのは、円卓の向こうで突っ立っているシエナだった。
なぜ隠れたままでいないのか。
「危ない!」
警告と共に走り出す。
咄嗟に体が動いたのに、頭の中は妙に冷静だった。
聖剣を収める鞘、レクレスローン。
先ほど裏の即位式で手に入れたその鞘は所持者に絶対無敵の加護を与えるという。
ならばここで彼女をかばっても自分は無傷で済むはずだろう、と。
そんな計算をしていたのだが。
あ、いや、待て。持ってないぞ。
さっき円卓を起動させるために、剣と一緒に刺したんだった。
ヤバい。
全然冷静じゃなかった。
やっぱり疲れてた。
風呂と睡眠が必要だった。
何やってんだ、俺。
気付いたときにはもう遅い。
シエナを押し倒し、ヂャギーの振り下ろした斧槍に向かって両手を交差させていた。
犠牲は腕が一本か、二本か。
それ以上は勘弁してくれと願いながら。
前腕に何かか触れる感覚があった。
ただそれは痛みというほどのものではない。
[剣豪]の一撃を喰らった相手はその切れ味の鋭さゆえに、無痛のままに死んでいくというが。
反射的に瞑っていた瞼を開ける。
斧槍の刃は確かに俺の前腕に当たっていたが、皮一枚も傷つけることなくそこで静止していた。
ヂャギーもまた、彫像のように動きを止めている。
「ふぅー、あぶねぇ。調合に手間取ったぜ」
声は彼の背後からした。
ヂャギーがドスンと音を立てて膝をつき、糸を切ったように床に倒れ伏す。
その後ろにいたのは、いつの間にか姿を消していたナガレだった。
針のついた細い筒をその手に握っている。
「な、なにをしたんだ」
「心配すんな。かすっただけでクジラとか動けなくする薬を注射しただけだ」
「チュウシャ?」
「ああ、つまり薬物を直接、血管に流し込んだってこと。説明させんな、バカ」
かすっただけでいいものを、そんな使い方するのは問題ではないかと思ったが。
とにかく間一髪のところでヂャギーを気絶させてくれたようだ。
助かったと実感が沸いてきたからか、全身から力が抜けた。
「ご無事ですか、我が王」
リクサが部屋の反対から駆け寄ってくる。
念のため体を調べてみるが、どこも痛くはないし出血もしていない。
「ああ、大丈夫。俺はなんともない。シエナは……」
押し倒してしまった彼女の方を向く。
しかしそこにあの獣耳少女の姿はなく。
代わりにリクサのものとよく似たデザインの白い全身鎧を身に着けた誰かが倒れていた。
ご丁寧に顔まで全面兜で覆っている。
俺はぎょっとして、その場から飛びのいた。
「あ、あ、あの……主さま……」
全身鎧から聞こえてきたのは、あの、か細い声だった。
兜の横のつまみが回され、パカっと前半分が開く。
そこから現れたのはシエナの血行の良い赤い顔。
聞き取れないほどの声で彼女が何事かを呟くと、兜も鎧も白い粒子となって霧散して普段の格好に戻った。
「い、【瞬間転移装着】? 君、司祭だったんじゃ」
「わたしたちはみんな円卓の席に座ったときから、聖騎士との二重職なんです。そういう力が、あれにはあって。それでわたしも騎士系職のスキルを」
「……ああ、そうなんだ」
二重職というのは勇者の作り上げた職業継承体系の中でもかなり珍しい事例だ。世界的に見ても公式に登録されているのは十数人。
円卓の騎士が全員そうだということは驚くべき事実ではあったが、今日はもう何を聞いても動じなくなっていた。
ナガレがヂャギーの介抱をしている。
どうやら彼も命に別状はなさそうだ。
「やっぱり、合法であってもあの薬はよくないんじゃないかな……」
「あん? なんでだ?」
「完全に正気を失ってたし。必要なのかもしれないけど、少し量を抑えるとか」
「突然暴れたのには、薬は関係ねーぞ。ただのいつもの発作だろ」
何を言っているんだとナガレはリクサと顔を見合わせる。
「ヂャギーはガキの頃に、魔王信仰者に攫われたあげく山に捨てられて、そこで自走式催眠茸に育てられたんだってよ。その影響で今もたびたび幻覚症状を起こして、周りの人間が歩く菌糸類に見えるんだとかなんとか」
「動じない……俺は動じないぞ」
念じてみたが、とても効きそうにはなかった。
リクサが前に進み出て、頭を下げる。
「主君に初めて見えた日ですから、緊張して発作が起きたのでしょう。どうか寛大な処置を」
「いや、別にぜんぜん怒ってないからいいけど」
命を落としかけたというのに我ながらお人よしのような気がするが、話を聞く限り本人の責任というわけでもなさそうだし。
この人も苦労してるんだなとヂャギーへと目をやると、突然ガバッとその半裸の巨体を起こした。
「王様、イイ人だね!」
「お、起きてたの?」
「ついさっきからね!」
バケツヘルムに阻まれてその表情は窺い知れないが、正気を取り戻しているようである。
「みんな、ごめんね! みんなが大きな九頭竜茸になって襲ってくるように見えてたよ!」
それは怖い。確かにそれなら俺も暴れてしまうかもしれない。
ほかの三人の騎士はそれこそ日常茶飯事のようで、ヂャギーの謝罪を特にどうということもないように受け入れていた。
こんなのが日常になるのは凄く嫌だが。
「でも、ま、結果的に誰も怪我しなくてよかったよ」
「あの、それについて、二つお話しなければならないことがあるのですが」
リクサの歯切れの悪さに嫌な予感を覚える。
「いい話から聞かせて」
「恐らくミレウス様にとってはどちらもいいお話ではないのですが」
「……マシな方から教えて」
大差はないということなのだろうか。
しばし逡巡してから、リクサは一つ目の話をしてくれた。
「私達が【瞬間転移装着】するこの鎧なんですが……実はこれも円卓などと同時期に作られたものでして、仲間割れ対策として、円卓の騎士の攻撃を完全に無効化する効果がありまして」
「え」
「物理的攻撃や魔術を打ち消すことができるんです」
唖然として、シエナの方に確認する。
彼女は決まりが悪そうに頷くと、視線を逸らした。
「じゃあさっきシエナが突っ立っていたのは、怪我する心配がなかったからなのか」
「ええ。普段はヂャギーがこうなったらみんなで鎧を着けて、彼が疲れて眠るまで放置してますので」
「……リクサが戦ってたのは、なんで?」
「ミレウス様の方に行かないよう、気を引く必要はありましたので」
普通に戦闘しているように見えていたのは、鎧ではなく剣で受けていたからだったのか。
真相を知り、がっくりとくる。
「俺がしたのは、全部無駄なことだったのか」
「そんなことはありません!」
今までにない強い語気でリクサはこちらに詰め寄ってくると、両肩をがっしり掴んできた。
「身を挺して家臣を守る。まさに王の行いです。私は、貴方のような主君に仕えられることを誇りに思います」
そ、そんなものだろうか。
気恥ずかしさからか、彼女のまっすぐな視線を受け止めきれない。
「まー、確かにな。少しは根性あるじゃねえか」
「わ、わたしも……すごいと思います。助けてくれようとしてくれたの、うれしかった、です。ありがとうございました」
口々に褒められ、悪い気はしない。
しかしまだ聞かないといけない、二つ目の話があるのを思い出した。
それもさっきの鎧の件より、いくらか悪いそうだが。
「どうやらミレウス様は、ヂャギーの斧槍で怪我をしなかったのはナガレが止めたのが間に合ったため、とお考えのようですが」
空気を読んでか、リクサが話してくれた。
「無傷で済んだのは、あの鞘……レクレスローンの力です。あれは一度主として認められれば、このウィズランド王国にいる限りは場所を問わずに効力を受けられると、この手引書に書いてあります」
「……それは悪い話ではないと思うんだけど」
「いえ、恐らく、もうそろそろだと思うのですが」
リクサが見ていたのは、俺の両腕だった。
先ほども調べたが、いつもとなんら代わりない、ただの腕。
そのはずだったが。
ちょうど先ほど斧槍の刃が触れていたあたりにスッと切れ目が走ったかと思うと、血が勢いよく噴出した。
「い、痛ぁああああ!?」
「レクレスローンは確かに、無敵の加護を与えます。それはどんな危険に対しても有効で、魔女の《即死の呪い》すら跳ね除けそうです。ただ所持者に安全が確保された頃に、同じ形で戻ってくるそうで」
「一時しのぎでしかないじゃん、それ!」
「悪く言えばそうですが……危険は一度にすべて戻ってくるわけではないので、改めて対処すればいい、と書いてありますね」
困ったときは必要な分だけいくらでも金を貸してやるが、あとで分割返済しろということか。
傷口はゆっくり開いていってる。
このまま放置すると裏側まで到達し、腕が落ちてしまいそうだった。
「ど、どうにかして!」
妙に落ち着いているリクサに叫んでみるが、傷口を押さえてくれたのはシエナだった。
「わたしが! 責任を持って治します!」
彼女の大きな声は初めて聞いた。
そうだ。そういえば彼女は神官だった。
「間隔を開けずに《治癒魔法》をかけ続ければ、完全に切り離されることはないです。大丈夫。任せてください」
この傷の開く速度を考えればそうかもしれない。
意外と頼りがいのある子なのかも。
「慈悲深き、森の女神よ――」
傷口を両手で握り、そこに額を近づけて祈る彼女はまるで天使のように見えた。
動かせるほうの手で、その獣耳のついた頭を撫でる。
驚いて彼女は顔を上げるが、詠唱を止めることはない。
ただ、照れたようにうつむくだけ。
ああ、シエナ可愛いよシエナ。
「あの、もう一つ悪い報告をしなければならないようですが」
手引書を見ながらリクサが申し訳なさそうに告げる。
「過剰攻撃を受けた場合、その回数分、危険が戻ってくるそうです。なので、先ほどのヂャギーの一撃の強さから概算すると……十回ほどは、腕が切断されると思われます」
心理的ショックのせいか、それとも単に貧血か。
俺は意識を失った。
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【第二席 リクサ】
忠誠度:★★★★★★[up!]
親密度:
恋愛度:
【第六席 ヂャギー】
忠誠度:★
親密度:★★[up!]
恋愛度:
【第七席 ナガレ】
忠誠度:
親密度:
恋愛度:★★[up!]
【第十三席 シエナ】
忠誠度:★★[up!]
親密度:
恋愛度:★[up!]
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