第十六話 詐欺師を追いかけたのが間違いだった
王都の西を流れるカーウォンダリバー。
第二文明期にこの地で栄えた魔術同盟の名を冠するその大河は、王都の民に新鮮な魚介類を供給するだけでなく、内陸水運の一大航路としての役割もあり、北から南まで大小さまざまな橋がかけられている。
一頭の黒鹿毛の駿馬を駆る俺とリクサが円卓騎士団第九席の気配に追いついたのは、そのうちの一つ、名もない小さな石橋の寸前だった。
視界の奥に、橋へと足を踏み入れようとするあの男、ヤルーの後ろ姿が見える。
ほかに人影は見当たらない。
「都合がいいです。ミレウス様、そのまま速度を落とさずお進みください。突撃をかけます」
背後からの、リクサの声。
気付けば彼女は俺の腰に回していた両手のうち、右手を離し、代わりに白い馬上槍を手にしていた。
【瞬間転移装着】したのか。
「そ、それは、さすがに死ぬんじゃ!?」
「急所は外します。転倒して頭を打ったら絶命するかもしれませんが、恐らく最初の一撃は効きません」
『恐らく』とか『かもしれない』で、やっていい攻撃だとは思えないのだが。
いずれにせよ王国でも一、二を争う名馬の足だ。
二人乗りでだいぶ速度が落ちているとはいえ、姿が見えてからはあっという間で、彼女を止める時間はなかった。
蹄の音にヤルーが気付いて振り向いたときには、もう遅かった。
「げえ!?」
相変わらず、蛙が踏み潰されたような凄い声を出す。
鎧を【瞬間転移装着】するのも間に合わない。
その肩口に馬上槍が直撃する。
ヤルーの体は回転しながら、水切り石のように石橋の上を跳ねていき、手摺にぶつかりようやく止まる。
それを見ながら、俺たちは走り抜けた。
「し、し、し、死んだんじゃ!?」
「いえ、血も出てませんよ」
馬をとめ、振り返る。
確かに、ヤルーは何事もなかったかのように起き上がろうとしていた。
その体から黒い影のようなものが抜け出て、大気の中に霧散する。
それを見てリクサは平然と。
「やはり《闇分身》ですか。物理攻撃のダメージを一度だけ、闇精霊に肩代わりさせる魔法です」
「使ってなかったら、死んでたぞ!」
声を荒げて、ヤルーが文句を言う。
さすがに言う権利があると俺も思う。
二人揃って、馬から飛び降りる。
リクサはすでに馬上槍の【瞬間転移装着】を解除しており、いつもの直剣を抜き放っていた。
「テメェ、ミレちゃん! よりにもよって、なんて化け物連れてきやがる!」
懐から分厚い魔導書――優良契約を取り出し、ヤルーも臨戦態勢に入る。
俺はそれを慌てて手で制した。
「待ってくれ。戦いにきたわけじゃないんだ」
「いきなり過剰攻撃レベルの不意打ち仕掛けておいて、なに言ってやがる!」
ごもっともである。
ぐうの音も出ない。
「ふぅ……しかし妙だな? どうしてこの道が分かった? 王都から西へ出たのは調べりゃ分かるかもしれんが、そこから道は山ほどある。さてはなんか、こっちの居場所を察知できる手段があるな……?」
鋭い。
だが、それが分かっているなら、市場のときのように《光学迷彩》を使うことはないはず。
「ヤルー、どうして逃げるんだ。円卓の騎士の仕事はそんなに嫌か」
「嫌だね。俺っちにゃーやりたいことがあんの。他のことしてる暇なんてねぇっての」
じりじりとヤツは後ずさりをする。
俺はリクサに手振りで待機を指示して、話を続ける。
「俺が円卓を起動したら、表決を提示されたんだ。それを可決させるために、一度だけでいいから円卓会議に出て欲しいんだ」
「信じられるか。その後、働かされないって保証がどこにある」
ラヴィと反応がまったく同じだ。
彼女は王の権限の大きさを誇示した上で、協力することへの見返りを約束すれば動かせた。
ならば、こいつも同じ手で。
「そもそもヤルーは、どうして円卓の騎士になることを引き受けたんだ?」
「なんも悪いことしてないのに、いつの間にか賞金首になっててなぁ。賞金稼ぎに追われて困ってたから、それを解除してもらうためと、ある場所を領地としてもらうためさ」
賞金かけられたのは、よその神殿で邪教広めたりしてるからだと思う。
たぶん他にも色々違法行為をしてたんだろう。
「ある場所ってのは?」
「精霊山脈だよ。属性精霊がうじゃうじゃいる、[精霊使い]の世界的な聖地。領主になりゃ高い入場料を払わなくて済むし、一般人立ち入り禁止の区域も入り放題だ。火精霊も水精霊も土精霊も捕まえ放題」
何か、言ってることに違和感を覚えた。
だがその正体が何なのか考える暇はなかった。
隣に立つリクサが直剣を自身の左腕に迷いなく突き刺す。
「天剣ローレンティアよ、我が敵を討て!」
それは呪文の詠唱であり。
「精霊殺し!」
その一言と共に剣を腕から引き抜くことで、術式は完成した。
あたりに彼女の血が飛び散る。
しかし直剣は血に塗れてはおらず、代わりに白く発光を始めている。
始祖勇者の血で聖別された銀――『聖銀』を、その末裔の血で活性化し、任意の種族特効を付与する勇者系の固有スキルだ。
彼女の持つあの剣は聖銀製だったのか。俺の聖剣に負けないくらいの貴重品じゃないか。
「おいおいおいおい! だから化け物連れてくんなって言ったんだよ!」
額から冷や汗を流しつつ、ヤルーが苦情を言う。
その足元で。
にょろにょろと蠢く半透明の蚯蚓のようなものが、石橋から無数に生えていた。
口とも目ともつかない奇妙な器官を全身に備えている。
あれは土精霊だ。以前、カーナーヴォン遺跡で見た。
先ほどの会話の中でヤツが名前を出してたが、あれが召喚術の短縮詠唱だったのか。
リクサが動いたのは、それを見咎めてのことのようだ。
無数の紐状構造の集合体である土精霊のうち、いくらかが分離する。
そしてその体からは想像もできない速さで石橋の上を這って、俺たちの元へと襲いくる。
「お下がりを」
リクサはそれを、発光する直剣を数回振るっただけで簡単に斬り伏せた。
切断された土精霊はすぐに動きを止め、消滅する。
「こ、殺したの!?」
「精霊は死にません。元の場所へと還っただけです。召喚可能回数は減りますが」
彼女は淡々と説明しながらも、今の隙に距離を取ったヤルーから目を離さなかった。
先ほど剣を突き刺した彼女の左腕に、《治癒魔法》をかけようと思って見てみたが。
「き、傷がない……?」
「おいおい、勇者だぞ勇者。当たり前だろ」
ヤルーが遠くから教えてくれる。
「討伐権限者、世界の免疫反応、戦闘で有利となるほぼあらゆる特性を備えてる生体兵器。あれくらいの傷、すぐに治るに決まってるだろ」
「なら、逃げ切れないこともお分かりですね」
冷たく告げて、リクサは直剣を天へと掲げる。
「天機招雷!」
その短い詠唱と同時に眩い光が視界を覆い、耳を劈く轟音がする。
雲一つない快晴の空から、一筋の雷が落ちてきたのだ。
リクサの直剣を捉えたそれは、彼女の体をバチバチと帯電させる。
「電流をまとい、それを勇者の血を媒介に純エネルギーに変換し、遠距離攻撃を可能とするスキルです」
教えてくれるのはありがたいけども、びっくりするし、至近距離でやらないで欲しかった。
周囲に害は与えないみたいだけど。
リクサは慈悲深く、詐欺師に向けて言い放つ。
「死にたくなければ鎧をつけておきなさい」
「んなこたぁ分かってんよ!」
やけっぱちな感じでヤルーが叫び、円卓の騎士用の白い全身鎧を【瞬間転移装着】する。
リクサが彼に向けて剣を振るったのは次の瞬間だった。
目も眩むような光と共に、熱衝撃波が石橋の上を蹂躙する。
舗装は剥がれ、手摺は吹き飛び、ヤルーの周囲に残っていた土精霊は跡形もなく消滅する。
鎧に付与された円卓の騎士の攻撃を防ぐ効果のおかげでヤツ自身は無事だったが、相変わらず苦情を言う。
「騎士様が公共施設を破壊すんなよ!」
「あとで直させます。ちょうどいい公共事業でしょう」
リクサの体はまだ帯電している。
今の熱衝撃波を、再び放つこともできるようだ。
「分かっていると思いますが、風精霊で飛んで逃げようとすれば撃ち落とします。貴方は無事でも風精霊は耐えられませんからね」
彼女が言っていた飛行対策というのはこれか。確かに少し荒っぽいやり方だ。
いや、少しか……? 少しってレベルか……?
「分かった。分かったよ。もう逃げない。話をしよう」
ヤルーは降参の意思を示すように鎧の【瞬間転移装着】を解除して、魔導書を持ったまま両手を挙げた。
「しかし……ふー、マジで殺す気かよ、ミレちゃん。精霊殺しに遠距離攻撃って、風精霊対策きっちり持ってきやがって」
「リクサがそんなことできるって知ったのは今だけどな。たまたまさっき追いかけっこした市場から一番近くに住んでたから、連れてきただけ」
ついてねえ、とヤルーは嘆いてから。
「円卓が表決を提示したとかって言ってたな。どんな内容の表決だよ」
「『円卓の騎士の責務を負う意志があるか』だって。十三の定数のうち、半分の票を集めないといけないみたいで、そのとき出席してた五人全員が賛成してもダメだった」
「責務ねぇ……そんなもんあるだなんて聞いたことねえぞ。しかもわざわざ表決で聞いてくるって、なんだか怪しくねえか」
「怪しい。でも急がないと不味いことになりそうな気がして、それで騎士を集めてる」
即位したその日の晩、先代王フランチェスカに急かされたことは話せない。
「可決すると逆に酷い目にあいそうな気がするけどな、俺っちは。うっかり賛成なんかしたら、どんな難題を背負わされるか分かったもんじゃねえ」
「それは同感だけどさぁ」
「……急がないと不味いってのは、ただの勘じゃなくて、聖剣が教えてくれたとかそんな感じか?」
相変わらず、勘の鋭い男だ。
「そう、天啓みたいなものかな。夢の中で、早く可決させろって声がした……みたいな」
少し嘘をついたが、大筋は本当にそんな感じだ。
リクサの方を向く。
先ほど、何かを隠していると彼女は俺を責めたが、そのうちの一つがこれだった。
彼女も表決を通すのに積極的だったから、言う必要もないかと思ってきたけど。
「ごめん、言えなくて」
「いえ、それは……私もできるだけ早くとは思っていましたので」
困惑顔のリクサを、ヤルーが指差す。
「ちょっと黙っててくれ。王様とサシで話してんだ」
ムッとしたようだが、リクサは反論しない。
彼女を怒らせると後が怖そうだが、いいのだろうか。
「ミレちゃんは小ずるいところがある割りに、変なところ誠実だからな。その天啓とやらがあったってのを、信じられねえわけじゃないが」
ぼりぼりと頭を掻いて、ヤルーは続ける。
「そもそもだ。ミレちゃん。お前は本当に王をやる覚悟があるのか?」
突然、俺の話になった。
「聖剣を抜いたのはどうしてだ? 王になりたかったからか? 王になるってことがどういうことか、分かった上で抜いたのか? 表決とやらに賛成票を入れたのはなんでだ? 可決されたらどうなるか分かっていたのか? 責務とやらについてちゃんと考えたことはあるのか? どんな責務でも、本当に、逃げ出さずにいられると思うのか?」
矢継ぎ早の質問を受けて、たじろぐ。
言われてみると、どれもこれもその場の雰囲気に流されてきたようなものばかりで、きちんと考えたことはない。
なるほど、王である俺のやる気を削ぐ方向にシフトしたのか。
確かに、俺に責務を負う気がなければ、ヤツを説得する意味もなくなる。
上手いものだ。話術で生きてきた男なだけはある。やはり[精霊使い]というより詐欺師だ、こいつは。
しかし俺だって、そう簡単に揺らぐほど、やわじゃない。
王になってから日は浅いが、もういくつも修羅場をくぐってきた。
「聖剣抜いたのは同級生の女の子にいいところ見せたかったからだ。抜けるわけないと思ってたから、王になるのがどういうことかなんて欠片も考えてなかった」
アザレアさんのことを思い出す。
よく笑うあの子のために、俺は聖剣を抜いたんだ。
「表決に賛成したのはリクサの眼差しに応えたかったからだ。否決されたらどうなるかは考えたけど、可決されたときのことはよく考えてなかった」
隣に立つリクサの顔を見る。あの時も彼女は隣にいた。
この綺麗な人のために、俺は賛成票を入れたんだ。
「責務についてはたくさん考えたけど、分からない。でも俺になら――」
『ミレウスにならできる』と言ってくれた、先代王の声が頭に響く。
『アンタには、王の器がある、だから諦めないで』と言った、彼女の声が。
「俺にできるかどうかは分からない。でも俺がこれまでにそういう選択をしてきたのは、なんとなくじゃない。全部、誰かに期待されたからなんだ。俺が、期待されたら応えたくなる、お調子者の端くれだからなんだ。……だから責務だって、誰かに期待されているのなら、できるかどうか分からなくても、絶対に最後まで投げ出さない」
話しているうちに考えがまとまった。
つまりは俺はそういう人間で、だからこそ迷う必要などないのだ。
俺に期待してくれる誰かのために行動すればいい。
「俺が今、王様やってんのはそういう理由だ! みんなの期待に応えるために! お前も俺に力を貸してくれ、ヤルー!」
これが心に響いたかどうかは分からないが。
ヤルーはしばしぽかんと口を開けていたが、やがて我に返り、ニヤニヤ笑いを浮かべて拍手を始めた。
「ハハハ……いい演説だったな。王城のバルコニーから国民に向けてやったんなら、今ごろ拍手喝采だったろうぜ」
ヤルーの背後から、全裸の半透明な女性がひょこっと顔を出す。
風精霊だ。
いつだ?
いつ召喚した?
風が吹き、ヤルーの足が宙に浮く。
「さて、リクちゃんよ。さっきの帯電はもう切れたろ? もう一度、熱衝撃波を撃とうとしたら、呪文から唱えなおさないとな」
持続時間が切れたのか、確かにリクサの体を覆っていた電流は霧散していた。
彼女が怒りの表情で一歩前に足を踏み出す。
ヤルーの名を叫ぶような口の形をしたが、声は出ない。
その両目が驚愕に見開かれる。
「わりぃな。長話は効果拡大にかかる時間を稼ぐためのフェイクでね。リクちゃんには《沈黙魔法》をかけさせてもらった」
『黙っててくれ』と言った、あのときか。
《沈黙魔法》は風精霊に代行してもらう魔法だ。
最初に『風精霊対策持ってきやがって』と悪態をついた時点で、背後に召喚していたというわけか。
「しっかしほとんど全部の魔力使って効果拡大したのに、沈黙なんつー単純な弱体効果の発動率が五分五分って、どんな状態異常耐性してんだよ。まったく、勇者の血はイカれてるぜ」
ヤルーの体はすでに手の届かないところまで浮き上がっていた。
しかしそれでも俺は諦めきれず、駆け出した。
「じゃあな、ミレちゃん。騙して悪かったと珍しく思ってるんだけどよ。いい演説だと思ったのは本当だぜ。お前にだったら仕えてやってもいいかなって、ほんのちょっと思うくらいにはな」
ヤルーは川を遡るように、北へとゆっくり飛んでいく。
どうすればいい? 先ほどのリクサの熱衝撃波を借りるか?
いや、無理だ。あれは勇者の血を媒介に使うと言っていた。スキルは借りられるかもしれないが、俺には使いこなせない。
他に何か手はないか。
これまでに見てきた円卓の騎士たちのスキルを思い浮かべる。
生半可な遠距離攻撃では、風精霊に弾かれてしまう。
飛行系の魔法を使えたのはヤルーだけ。
打つ手なしかと諦めかける。
だが、ダメ元で使ってみようと思えるスキルが一つだけあった。
手ぶらで行うものではないが、今は必要な道具が手元にないから仕方がない。
ヤツがそれを使うときのように、片手に本を持っているかのようなポーズを取って。
「……債権と共に我はあり。債務と共に汝あり」
あまりに酷い内容だったので、呪文はすべて覚えていた。
空を行くヤルーが手に持つ、優良契約が反応する。
ヤツが驚愕の表情で、俺を見下ろす。
「契約に従い――自己責任で――我が呼び声に応えよ、風精霊!」
ヤルーを運んでいるのとは別の風精霊が、俺の目の前に現れる。
浮け! と心に念じると、風精霊は俺の頬にキスをして背中に回り、両脇に手を差し入れて抱え上げてくれた。
足が浮く。
空を駆ける。
「マ・ジ・かよ!」
叫ぶヤルーの元まで、たどり着くのはすぐだった。
ほとんど体当たりをするように、しがみつく。
そしてヤツの持つ魔導書――優良契約を引ったくり、川岸の方に投げ捨てる。
「バッカヤロー!!」
途端、二体の風精霊が姿を消し、俺たちは自由落下を始める。
雄大なるカーウォンダリバーに飲み込まれるまで、ほんの数秒。
大きな水しぶきをあげたが、俺はそれでもヤルーの体を離さなかった。
水面に顔を出し、飲み込んでしまった水を吐く。
あきれ果て、笑うしかないのか、ヤルーは口端を歪めていた。
「やれやれ、本当にしつこいやつだな、ミレちゃん」
「俺にはお前の居場所が分かる。お前が俺に従わないってんなら、地の底まで追いかけてやる」
「……そこまで言われちゃ、しゃーねぇなぁ」
観念したように、ヤルーがため息を吐く。
このあたりのカーウォンダリバーの流れは緩い。
俺はヤルーの腕を掴んだまま、川岸の方に泳いでいった。
着衣とはいえ、【水泳】は割りと得意なほうなので問題ないのだが。
「ミレウス様!」
心配したのか、橋の上からリクサが叫んできた。
《沈黙魔法》はすでに解けたようだ。
大丈夫だという意味のつもりで手を振ったところ、助けを求めていると勘違いしたのか、彼女は血の気の引いた顔をして橋から飛び込んでしまった。
しかも俺たちの元へたどり着く前に、おぼれ始める。
「だ、大丈夫?」
彼女の元へ泳いでいくと、死にそうな顔でしがみついてきた。
こちらの背中へ回す手の力が容赦ない。
「わ、わらひ泳げらひんれす!」
ヤルーと二人、顔を見合わせて笑う。
「おいおい、リクちゃん」
「ここ、足がつくよ」
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【第二席 リクサ】
忠誠度:★★★★
親密度:★★
恋愛度:★★★
【第九席 ヤルー】
忠誠度:★[up!]
親密度:★
恋愛度:★[up!]
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