学校にて
「裏切られた俺は復讐する」35206PV 58いいね 293BM
3話目も勢いで書いてやる!と、意気込んでいたものの、そんな態度で書いてしまうのはせっかく読んでくれる人に対してものすごい失礼なのでは?と思い出した。
そう思い、今更すぎるとも思った。
人気のある作品には誤字脱字はもちろんないし、矛盾が起こるなどもってのほか。
1度文章を作って、ちゃんと見直した後で投稿するべきだったと反省しつつ、文を書いていた。
「うっし……でけた〜」
橘真宙、見直しを始めます。
……うん、間違いはないと思う。
そんなことよりも自分の作品を自分で読むのってめっちゃ恥ずかしいな。
新しい感情にも気づかせてくれた小説作成。
俺は明後日に投稿予約をして眠りについた。
「ねえ橘くん、この小説知ってる?」
そう話しかけてくれたのは同じクラスの天野はるかさんだ。
たしか生徒会に入ってるんだっけ?そのくらいしか知らなかった。同級生とは。
そんなことよりも、だ。
天野さんが持っているスマホ(校内での使用は校則で禁じられています。)にはよく知っているタイトルの小説が映っていた。
……うん、俺のだわ。
「そ、それがどしたの?」
「いや〜作品に出てくる学校名が似てるし作者名も真宙で登場人物の名前もうちのクラスの人ばかりで偶然ってすごいな〜と思ってね」
「ソッスネ……偶然ってあるもんなんですね……」
「ねーー……」
「……」「……」
「すみませんでした」
「よろしい」
俺の隠れ小説家生活、一ヶ月どころか一週間強で終わった。
「なんで読んでるんすか…」
「なんでって言われても今ランキングに載ってるもん。少し下の方だけど」
「え゙」
「あと、私コメントしたことあるし」
「あんたサバ缶なのかよ……!!」
てか、ランキング載ってんの!?
俺はすぐにスマホを開いて(校内での使用は校則で禁じられています。)確認した。
日間のところに『真宙』の名前とタイトルがあった。
ヮ(゜д゜)ォ!
※本当にこの顔になった。
「じゃあこれからは仲良くしてね?真宙くん?」
「(゜o゜;」
「あと私のことははるかって呼んでね?」
「ヽ((◎д◎))ゝ」
小説を書き始めて少しで今までの半年よりも交友関係が増えた。
#何してたこの半年
「裏切られた俺は復讐する」62032PV 86いいね 562BM
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俺もこうならないようにしないとな