よっしゃ、行ってこ〜〜い!
※BM→ブックマークの略として使っています
「これで……完成っとぉ」
俺は自分のパソコンに長文を書き終え、キーボードから手を離した。
自分オリジナルの小説を書き終えた。
「初めて書いてみたけど、結構大変だなぁ……これを大量に書いてる作家さんには尊敬しかないわ……」
タイトルは……そうだな、「裏切られた俺は復讐する」、…とかでいいのかな……
次は投稿日か。
今11時半くらいだから投稿してもあまり見てもらえない……っていう解釈でいいのかな?
「やっぱりみんなが見てくれるのって登校中とかの電車の中だよな……じゃあ8時でいいかな」
俺は投稿日を明日の8時に設定した。
「よっし、人生初の小説よ、行ってこ〜〜い!」
俺―――橘 真宙は頭の中で『よろしくお願いしま〜〜〜す!』と、サマー◯ォーズのように言ってエンターを押した。
俺はそこそこに偏差値の良い高校に通っている。
普段は帰宅部でアニメをよく見ているくらいしか趣味のない高校生だ。
入学して半年ほど経ったときに思った。
(あれ?俺何もしてなくね?)
体育祭では運動能力の無さが学年全員に露呈し、テストでは平均点以下の点数をさらけ出し、文化祭では仕切る事もなくみんなの手となり足となった。
…………え、ほんとに何してんの?
と、言うことで小説を書いてみようと思った。
誰にも見られなくてもいいから自分で物語を作って見たかった。
そう思った俺は父さんの使っていないパソコンを貰い受け、2時間ほどで書いてみた。
最近ざまぁのジャンルにハマっていたのでそれとなく書いてみた。
そしてネットという大海に放りだした。
―――それから数日経った日のこと、俺は完全にそのことを忘れていた!!!
ふと、お気にの作家さんの新作を読んだときに思い出した。
まあ伸びてないしそもそも見られてすらないだろうな、と思いつつ、アクセスページを見た。
14Kと、あった。
(14K……14000PV!?)
なぜか小バズりをしていた。
18いいね来ていた。
「裏切られた俺は復讐する」14000PV いいね18 203BM
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いや〜〜、ほぼ俺の生活