ウソやん!? まさかそうなるとは……!!
金木犀の甘い香りが漂う季節になりました♪ 金木犀の香り、大好きです♪
甘やかな香りを吸い込みながら、☆バックスの面接へ行って参りました! やるからには本気出すと決めたので、ちゃんと本気出しました! ネットを駆使して面接の質疑応答を調べ、好ましい服装をして、ちゃんと時間を守って行きました! そしてキンチョーで吐きそうになる! 皆さん、キンチョーして吐きそうになりませんか? わたしはすぐ吐きそうになるのですけれど……。
胸をドキドキさせながら定刻にお店へ行きます。まずはスタッフさんに面接に来たことを告げる。応対してくださった若くてキレイな女性の方はニッコリ笑って「ありがとうございます♪ 少しお待ちください♪」そう言ってくださいました。印象的だったのは、瞳がキラキラしていたことです☆ 待っている間に耳をダンボにしてその方の接客を聞いていると、どのお客様にもニコニコしている。そしてすごく楽しそう! いいなぁ~! 素敵だなぁ~!
ドキをむねむねさせながらテーブルに座って待っていると、別の女性がニコニコしながらコーヒーを持ってきてくださった! そして「もう少しお待ちくださいね♪」優しく言ってくださる! そしてこの方も瞳がキラキラしている☆ なんだかとっても楽しそう! いいなぁ~! 素敵だなぁ~!
しばらくすると、男性の店長さまがいらっしゃいました! そしてもちろん、この方も瞳がキラキラしている! なんすか!? スタバで働くと、瞳がキラキラするのですか!? それともスタバのコーヒーには、瞳がキラキラする成分が入っているのですか!?
ここの時点で予想した面接の結果は3通りあります。
1・現時点で欠員は無いが、面接だけはしてもらえる……当面の採用はナシ。
2・欠員はあるが、面接で落とされる。
3・ミラクルが起きて、採用される!
3だったらいいなぁ~! そしたら素敵な皆さんの仲間に入れてもらえる! そしてわたしの瞳もキラキラ輝くの☆ 今日の面接は、がんばるぞぉ~!(でもキンチョーで吐きそう)
吐きそうではありますけれど、大人なので場数だけは踏んでいるので、それなりに笑顔で答えることができました。事前にネットで想定質問を調べていたので、スムーズに答えることができました。意外だったのはわたしが答えたことに対して「具体的なエピソードを教えてもらえますか?」そう深く掘り下げられたことです。たとえば……。
店長:志望動機を教えてください。
ソウ:人様のお役に立つことで、わたしも嬉しくなりたいです♪
店長:どういうことで、お役に立てると思われますか? 今まであった中でお役に立てたと思えることを、具体的なエピソードを教えてください。
店長:長所を教えてください。
ソウ:できるだけ人様に親切にするように心がけています♪
店長:直近でなさった親切を、具体的なエピソードで教えてください。
などなど……。ちゃんと正直に答えないと、すぐに化けの皮がはがれるなと思いました。カッコつけずに本音を言っていたので、すぐにお答えすることができましたけれど、カッコつけてテキトーなことを喋っていたら具体的なエピソードは話せないので、すぐにバレるだろうなと感じました。
たいていのバイトは動機なんて聞かれませんけれど、スタバはちがいますね! バイトを通じてどう自己実現したいのか、どう社会貢献できるのか、ちゃんと考えている人を求めているようです! 素晴らしい!
「上手いなぁ~!」と感心した質問がありました。今どきの面接では、出身地や信条だけでなく愛読書を質問するのもNGです。聞いてはいけない質問が山ほどある! そんな問題をスタバは一言で解決していました。その質問とは……、
店長:ソウさんの自己紹介をお願いします。
これ、すごく上手いと思いませんか!? 店長さまは何も聞いていないのに、わたしは答えざるをえない! べつに店長さまはNG質問の答えを引き出そうとしているのではありませんけれど、自己紹介と言われたら、それなりの情報を開示しないといけない。結果、自分からアレコレ喋ってしまう。言いたくないことを言う必要はありませんけれど、けして少なくない情報を喋ってしまいます。もし店長から「出身地はどちら?」そう聞かれたら答えますけれど内心は「それ、NG質問なんだけど(怒)」そう思います。けれども「自己紹介をしてください」と言われたら気持ちよく「出身は福岡県です♪」と言える。どちらも気持ちよく面接が進むって、すごいと思います! さすがスタバ!!
面接はスムーズに進んだと思います。聞いてくださった質問には真剣に答えましたし、そんなに的外れなことは言っていないと思います。何より「コーヒーでお客様に喜んでほしい」というスタバの理念と、わたしの「わたしの存在で誰かに喜んでほしい」という理想は完全に一致しています。求めることが同じなので、お話していて齟齬を感じることはありませんでした。これってもしかしたら、もしかして、採用もありですか!?
でも……、意外な結末が待っていました。想定外の結末です。面接の前にわたしが予想していた結末は、
1・現時点で欠員は無いが、面接だけはしてもらえる……当面の採用はナシ。
2・欠員はあるが、面接で落とされる。
3・ミラクルが起きて、採用される!
この3つです。でも結果は違いました。その結果とは……、
もし採用されても、わたしがお断りする……(涙)。ううう……(涙)。残念です……(涙)。お断るするもなにも、スタバに「お前いらん」そう言われたらそれまでなのですけれど、まだ結果はわからないのでわたしがお断りするする余地はあると……思います。
素敵な方々がいて、素晴らしい理念を持っている職場なのに、なぜ働かないと決めたのか?
理由は2つあります。
1・勤務時間の幅が広すぎた。朝7~夜11時の間の勤務なのですけれど、たくさんのスタッフのシフトを組み合わせるので、働く時間帯を固定できないそうです。ルールとして「次のシフトまで最低12時間空ける」というのはあるそうですけれど、夜の11時に仕事を終えて、翌日の朝11時に出勤という可能性は大いにあるらしい。それが固定なら大丈夫なのですけれど、週によって朝が多かったり、夜が多かったりするらしい。そうなるとお話を書く時間を固定できなくなってしまう。
ちょっと話が変わりますけれど、いいですか?
わたしの愉快(?)なエッセイは、朝7~11時の間に書くことが多いです。朝起きて「今日もやるぞぉ~!」そう意気込んで、ご機嫌さんで書いています。けれどもたまに、夜に書く日もあります。するとお話が暗いほうへ行くことが多いのです。夜中に書くと、かなりの高確率でネガティブな内容になります。これって、皆さまはどうですか? 時間帯によってお話の傾向が変わりませんか? 夜になって底抜けに明るい愉快なエッセイを書くのは、ちょっと難しい気がするのですけれど……? わたしだけでしょうか??
閑話休題。話を元に戻します。
バイトの時間があちこち動くと、書く時間もあちこち動きます。そうなると一定のクオリティを保つ自信がない。きっと他の方は時間に左右されずに書けるのでしょうけれど、わたしはムリです。同じ時間帯に書く作業をして、同じ時間で働くという規則正しい生活がしたい。
そして2つ目の理由が致命的でした。
2・現時点でわたしが必要とする賃金をもらえる可能性が低い。
もってまわった言い方で、すみません。一言で言うと「給料が安い」です。けして安いわけではないのですけれど(スタバの時給は相場より高いです)、わたしが一人で自立して暮らしてゆくだけの金額をスタバで稼ぐのは現実的でないらしい……。なぜなら「社会保険の壁」があるからです。一定の勤務時間を超えると、企業側は社会保険を付けないといけない。他にもいろいろな福利厚生が発生します。すると企業側の負担が大きくなってしまう。ゆえに社会保険を付けなくてもいい短時間労働の人材が求められる。するとどうなるか? わたしはご飯が食べられなくなってしまうのです。 う~ん……。スタバはスタッフにも優しい企業なのでコーヒー豆の支給や割引制度が充実しているのですけれど、コーヒー豆だけでは生きていけないなぁ……。
そういうわけで万が一のミラクルが起こって採用されても、わたしは働けないことが判明しました。残念!!
今回の教訓:わたしが求めているのは固定された時間帯の、そこそこのお給料のお仕事。
素敵な皆さんと一緒に働けないのは残念ですけれど、自分が仕事に求めている具体的な条件が見えたので、結果オーライとします☆
またお仕事を探さなければ……。どなたか良いお仕事がありましたら、ぜひ教えてください♪ もし職場でまかないの食事が出れば、お給料は安くても大丈夫です!
皆さまが楽しい気分で働けますように☆(←めっちゃ難しいですよね! わかります!)