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恋する金曜日のおつまみごはん~心ときめく三色餃子~  作者: 栗栖ひよ子
メニュー5 お家クリスマスと二種類のタンドリーチキン
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「はー、お酒もおつまみもおいしかった! 満足満足!」


 白い息を吐きながら、駅までの道のりを塩見くんとふたりで歩く。

 あんな出来事があったことを払拭するくらい、あのあと私はひときわ明るく振る舞い、飲んで食べた。


 塩見くんは最初心配そうな顔をしていたが、私が無理をしているのではないとわかると、安心したように私のテンションに合わせてくれた。


「今日はずっと、楽しい夜だったなあ……」

「僕も楽しかったです。思いがけず先輩に会えてよかった」

「うん、私も会えてよかった」


 今度の『私も』は口からするっと出てきた。素直になるのって、実はそんなに難しいことじゃないのかもしれない。

 だんだんと回数を重ねていけば、ドキドキしなくても、気合いを入れなくても、自然と素直な思いを口にできるようになるのかも。


「先輩、クリスマスイブなんですけど、なにか予定ありますか?」


 電車を下りてアパートに向かっている途中、塩見くんが歩みをゆるめて尋ねてきた。


「ううん、仕事のあとは、なにも」

「金曜日じゃないんですけど、一緒に飲みませんか。僕の家で」

「え、いいの? 塩見くんのほうこそ、予定は……」

「僕も仕事だけです。でも、せっかくだから夕飯はクリスマスっぽいものを作ろうと思っているので、付き合っていただけたら助かります」


 後輩の子と過ごすのではないということは、まだお付き合いはしていないと期待していいのだろうか。


「じゃあ、お言葉に甘えて……」

「はい。クリスマス仕様のおつまみ、楽しみにしていてください」


 私は、決めた。クリスマスイブ、塩見くんに、告白の返事をどうしたのか、ちゃんと訊く。そして、その答えがどうであれ、自分の気持ちは伝える。


 もしかしたらこれから後輩と付き合うつもりかもしれないし、そうじゃなくても振られるかもしれない。そっちの可能性のほうが、ずっと大きい。でも、私がこんなに塩見くんに助けられてきたこと、ちゃんと伝えたいと思った。


 大事な金曜日の時間がなくなったとしても、ここから新しい関係を築いていけるかどうかは、私たち次第だ。そのときは――また『親しい飲み友達』くらいには戻れるように、がんばってみよう。


 年末の時期はどの業界も師が走る。連日の残業で金曜日の約束は自然と流れ、ふたりで会うことはないまま、クリスマスイブ当日を迎えた。


「あっ、先輩、今日はクリスマスコフレでのメイクなんですね~! やっぱりフルで使うと、かわいいなあ」


 出勤すると、ロッカーで久保田と鉢合わせた。


「う、うん。やっぱりクリスマス当日に使わないと、と思って」


 アイメイクのセットと、私の企画したミニリップとグロスのセット。少しでも自信を持ちたくて、お守り代わりに使ったのだ。クリスマスコフレだけあって、パールとラメが多めの華やか仕様だが、セットだけあってフルで使ってもくどくならない。


「帰り、どこかに寄るんですか? 今日なんだか、服もかわいいし」

「ううん。まっすぐ家に帰る。服はほら、メイクに合わせただけだから」


 嘘は言ってない。家に帰ってから、隣の家に行くだけだ。


 褒めてもらった服は、雑誌の『クリスマスデート特集』に載っていたキャメル色のニットワンピースで、先日デパートまで買いに走ったものだ。シンプルだけど身体のラインがキレイに見えるデザインが気に入っている。


 どこかにクリスマスカラーがほしいなと思って、大ぶりのコットンパールのイヤリングと、ガーネットのプチネックレスを選んでみた。ワンピースのデコルテが開いているので、控えめに光る石は相性がいいはず。


「そういう久保田こそ、メイクも服も気合い入ってるじゃない。デート?」


 コートをハンガーにかけながら尋ねると、久保田は眉をハの字にして目をうるませ、今にも泣き出しそうな顔になった。


「それが……。いつもつるんでいる男女六人の合コンメンバー、だれも恋人ができなくて。クリスマスも全員で集まることに……」

「それはもう、その中で恋人を作れってことなんじゃないの? 最初はそのつもりで合コンしたんでしょ?」


 ロッカーの扉を閉めながらそう伝えると、隣で同じ動作をしていた久保田がぴたっと動きを止めた。


「く、久保田? 大丈夫?」


 うつむいて表情の見えない彼女に、手を伸ばす。触れる寸前にガバッと顔を上げた久保田は、「その手があったんですね……!」と目をいっぱいに見開きながら声を震わせていた。


「ありがとうございます、先輩! 今日は私、いつもと違う女らしさをアピールして勝利を勝ち取りたいと思います!」


 祈るような格好で、がっちり私の両手を握りながら顔を近づけてくる。いつもより念入りに塗られたマスカラに縁どられた瞳は、キラッキラに輝いていた。


「……な、なんの勝負? ま、まあ、がんばって」


 今日の仕事を早く終わらせるため、昨日まで残業続きでがんばったのだ。そわそわしながら一日の仕事を終えたのは、定時を越えてすぐのことだった。


 これなら、少し買い物をする時間もありそう。

 少し足を伸ばして、輸入食品を取り扱っているスーパーに向かった。


 焼き立てのバゲットと、おいしそうなチーズが量り売りされていたので、少しずついろんな種類をカゴに詰める。


 いいワインを買っていこうかと思ったが、どうせ塩見くんは飲めないんだし……とノンアルコールのスパークリングワインを手に取る。子どものころ、クリスマスに飲むシャンメリーが好きだった。塩見家ではどうだったのかわからないが、ほのかなロゼ色をしているノンアルコールワインは、ジンジャーエールよりクリスマス気分を盛り上げてくれる気がする。


「よし、こんなものかな」


 あんまりたくさん買っていっても、肝心のおつまみがお腹に入らなくなるし。


 レジに向かおうとすると、お菓子コーナーにクリスマス用のお菓子が積まれているのに気づいた。サンタさんが履いているような赤い長靴に、小さなお菓子が詰め込まれたもの。


「なつかしい、これ……」


 ふと、これを塩見くんにプレゼントしたい欲求にかられる。子どもっぽいし、中に入っているのはお菓子だし、喜んでもらえるかは微妙だ。でも急に、サプライズでクリスマスプレゼントをあげたくなったのだ。今日振られるかもしれないから、あとを残さないもので、なにか。


 もうこれにしちゃえ、と思い切ってサンタ長靴をカゴに入れる。重くないし、食べたら消えるし、ちょうどいい。振られたあとだって、冗談を装って渡せる。塩見くんは、こんな愛らしいものをゴミ箱に捨てるような人ではないと思うし。


 さっきから、振られたときのことばかり考えている自分に気づいて愕然とした。


 ダメだ、当たって砕けたあとにどうやって受け身を取るかばかり考えていては。傷が最小限ですむ方法を考えていたら、素直な気持ちなんて伝わらない。

まずは、勇気を出してみること。全力でぶつかってみること。大丈夫。結果がどうあれ、心に負った傷を自分で直せるくらいの力は、二十八年の人生で身につけてきたのだから。


 秘密のお菓子をしのばせたスーパーの袋を持って、帰路を急ぐ。電車の中でメールをすると、もうすでにディナーの準備はできているようだった。

家に荷物を置いて、軽く化粧直しをしたあと、塩見くんの部屋のチャイムを押す。


「先輩、こんばんは。どうぞ入ってください」

「こんばんは。おじゃまします……」


 クリスマスだからだろうか。塩見くんの部屋着も、いつもよりフォーマルだ。仕事用のようなストライプシャツとベージュのチノパンに、肌触りの良さそうなネイビーのカーディガンを合わせている。


「あの……、お土産に、バゲットとチーズを買ってきたの。あと、ノンアルコールのスパークリングワイン」


 部屋に入ったところで、スーパーの袋を塩見くんに手渡した。サンタ長靴はまだ、持ってきた小さなトートバッグに隠してある。


 なんだか、いつもよりリビングがほの暗くて、オレンジ色っぽい。見回すと、電球が消えて間接照明の灯りだけがついていた。


「わざわざありがとうございます。僕がお酒飲めないから、ノンアルコールにしてくれたんですか?」

「うん、まあ……。自分用のお酒は、家にあるので充分だったから」


 冷蔵庫にあった缶のカクテルをいくつか持ってきた。告白が控えているから飲みすぎるわけにいかないし、これくらいでちょうどいいだろう。


「それって、赤ワインだったりします?」

「え? ううん、カクテルだけど……」

「それならよかった。せっかく持ってきていただいたのに申し訳ないんですが、カクテルを飲むのは少し待っていてもらえますか?」

「うん、いいけど……。どうして?」

「それはまだ秘密です」


 塩見くんはいたずらっぽく微笑んで、私は『秘密』という言葉に少しドキッとする。


「チーズとバゲットはこのまま食べてもおいしいですけど、ちょっと工夫してみますね。座って待っていてください」


 テーブルに向かうと、そこはクリスマスらしくセッティングがされていた。


「わあ、素敵」


 中央には、ソリに乗ったサンタが閉じ込められたスノードームと、アロマキャンドル。赤と緑のランチョンマットの上には、ナイフとフォークが置いてある。

 キャンドルがあるから、間接照明だけつけていたのか。そしてクリスマスツリーではなくスノードームというのが塩見くんらしい。


「先輩、お待たせしました」


 塩見くんは、湯気をたてるマグカップを持ってきた。私の前に置かれたそれは、オレンジとシナモンスティック、スターアニスの浮いた不思議な飲み物だった。スパイスの香りがして、ボルドーをさらに煮詰めたような色をしている。一見、サングリアのようだけど……。


「もしかしてこれ、ホットワイン?」


 こんな豪華なホットワインを飲んだことはないけれど、香りと色でピンときた。

 私の答えに、塩見くんは満足そうな笑みを浮かべて頷く。


「はい。先輩、帰宅したばかりで身体が冷えていると思って。まずはホットワインで温まってほしかったんです」


 だから、カクテルは待ってと言っていたのか。


「ありがとう……」

「ほかの料理もできているので、すぐ持ってきますね」


 カップに口をつけると、複雑なスパイスの香りが鼻先を通り抜けて、熱い液体が胃に落ちた。いろんなスパイスが入っているせいか、身体が内側からぽかぽか温まってくる。甘みが加えてあるので、普通の赤ワインよりずっと飲みやすい。


 私がホットワインをふーふー冷ましながら飲んでいる間に、テーブルの上がどんどん華やかになっていく。


 トマトとモッツァレラチーズ、バジルをミルフィーユのように重ねたカプレーゼ、鶏の手羽元のオーブン焼きらしきもの、そして、チョコレートクリームでデコレーションされたブッシュ・ド・ノエル。


「塩見くん、ケーキまで作れたの!?」


 驚いて尋ねると、塩見くんは「いえ」と苦笑しながら首を横に振った。


「実家にいたときは母や姉がケーキを作る手伝いをしていたんですが、自分ひとりで作るのは初めてで。実は休日に練習したときは失敗しているんです。スポンジがふくらまなくて……。今日は成功してよかった」

「練習まで、してくれたの?」

「さすがにケーキを一回でおいしく作れる自信がなかったので。ワインとチョコレートは合うので、ブッシュ・ド・ノエルにしてみたんです」


 塩見くんの心のこもったおもてなしの数々に、緊張していた心がほどけていく。


 メイクをがんばったり、オシャレする程度じゃとても足りない。私がどんなサプライズを用意したって、きっと塩見くんには、敵わない。


 今すぐ『好き』と打ち明けてしまいそうなくらい、心臓がドキドキと脈打ち始める。


 鎮まれ、私の心臓。今からこんなにときめいていたんじゃ、胸がいっぱいになってせっかくのお料理が喉を通らなくなる。


「お待たせしました、これで最後です」


 最後に塩見くんが運んできたのは、小鍋の中でとろけたチーズと、サイコロ状にカットされたバゲット。


「私のお土産、チーズフォンデュになったのね!」

「はい。一種類じゃなくてたくさんのチーズが入っていたので、チーズフォンデュに向いていたんです」

「おいしそう……。ホットワインに合いそうね。こっちの料理はなあに?」


 手羽元ということ意外わからなかった鶏肉料理を指差す。


「タンドリーチキンです。クリスマスといえば大きなチキンかなと思ったのですが、それだと食べながら飲むって感じにならないと思って、手羽元で作ってみたんです」

「タンドリーチキンって、よくインドカレー屋にあるアレよね? 家で作れるなんて初めて知ったわ」

「簡単ですよ。ヨーグルトとか、カレー粉を入れたタレに漬け込んで、オーブンで焼くだけです。インドカレー屋さんの本格的な味には及ばないかもしれませんが」

「ううん、そんなことない。すごくおいしそう。もしかしてこれも、塩見家の定番メニュー?」

「正解です。クリスマスのごちそうといえば、大きな鶏もも肉じゃなくてタンドリーチキンだったんです」


 ひととおり料理の説明が終わって腰を落ち着けたあと、ふたつのシャンパングラスに私の持ってきたスパークリングワインが注がれる。自然と塩見くんと目が合って、「乾杯」とグラスを合わせていた。


「あ、このスパークリングワイン、おいしいです。ほんのり苺の風味がして」

「ほんとだ。ストロベリーシャンパンをイメージしてるのかしら」

「そうかもしれませんね。どうせだったら、苺、入れてみます? ちょうど冷蔵庫にあるので」

「ほんと? やってみたいわ」


 塩見くんの用意してくれた苺を丸ごとスパークリングワインに入れると、苺からしゅわしゅわと細かい泡が出てきた。グラスが泡で満たされて、高級なシャンパンみたいに見える。


「映画で見たことはあるんですけど、本当に苺から泡が出るんですね」

「色もロゼだから、すごくキレイね。なんだか贅沢な気分。ノンアルコールでも充分おいしいわね」


 最初はカプレーゼをつまみ、チーズフォンデュに移る。チーズをたっぷりつけたバゲットは、ホットワインとの相性がバツグンだった。


「数種類チーズが入っているからかしら。クセがなくて食べやすいわ」

「パンじゃなくて野菜をつけてもよさそうですよね。プチトマトとか、アボカドとか」

「ああ、それもおいしそう……」


 そして最後はタンドリーチキン。なぜか、ふたつのお皿に分けて盛り付けられている。


「塩見くん、これはどうして分けてあるの?」

「実は肉の種類が違うんですよ。あとで答え合わせしますから、どっちも食べてみてください」


 二種類のタンドリーチキンとは、面白い趣向だ。


「うーん、じゃあ、こっちのほうから」


 タンドリーチキンは、スパイシーな中にもまろやかさがあって、本格的な味だった。インドカレー屋さんのものよりマイルドで、私はこっちのほうが好みかも。


「おいしい! こうやって骨付き肉にかぶりつくと、肉を食べてる特別感があっていいわね」


 肉の種類については詳しくないけれど、ふだん食べている鶏の手羽元に近い。ただ、より歯ごたえがあってぷりぷりしている気がする。


「じゃあ次はこっちね」


 二種類目のタンドリーチキンは、味付けこそ同じだけど、風味と食感が違った。歯ごたえはないけれど、しっとり柔らかい肉で、味に深みがある。


「先輩は、どっちの肉が好きでした?」


 味自体は二番目のほうが濃かったけれど、ぷりっとジューシーな一番目も捨てがたい。どちらを選ぶかと言っても、そのときの気分や料理に合うほうで決まりそう。


「うーん、どっちもおいしくて甲乙つけがたいわ。これはなんの種類のお肉だったの?」

「片方が若鶏で、片方が熟成肉なんです」

「もしかして、歯ごたえのあったほうが若鶏で、柔らかいほうが熟成肉?」


 熟成肉はうまみが強くなると聞いたことがある。


「正解です。そもそも、スーパーに並んでいる鶏肉はほとんど若鶏なんですけど。それだと勝負にならないので、同じ地鶏で揃えてみました」


 同じ地鶏だけど、食べられる時間までが違うお肉。


「どっちにもよさがあって、どっちもおいしかったわ」

「そうですよね。僕も両方おいしいと思います。生きてきた年月なんて、それだけのことですよね」

「……え?」


 塩見くんのセリフが、鶏肉のことだけを指しているのではないように聞こえて、ドキッとする。


「歳を重ねたら、そのぶん別のうまみが出るってことです」

「ああうん、そうよね」


 気のせい、だったのかな。やっぱり、鶏肉の話だったのかも。


 そのあとは、私はカクテルにチェンジして、残りの料理を味わった。


「おいしかった……。今まで食べたクリスマスディナーの中でいちばんおいしかったかも」


 レストランのクリスマスディナーに行ったこともあるけれど、そのときよりもおいしく感じる。ビルから見る夜景も、黒服のボーイもいないけれど、手作り感のあるほっこりしたクリスマスのごはんが落ち着く。


 気取ったディナーより、いつもの私たちらしい感じが、今の私には最高のごちそうなのかも。


「そこまで褒めてもらえるなんて、うれしいです。じゃあ最後に、ケーキを食べましょうか」


 塩見くんの淹れてくれた紅茶と一緒に、お手製のブッシュ・ド・ノエルを味わう。甘さ控えめに作ってくれていて、風味のいいチョコレートクリームがすうっと舌の上で溶けていく。スポンジもふわふわで、このクオリティのものを一回練習しただけで作れるなんて驚きだ。もちろん、塩見くんの料理技術があるからこそだろうけど。


 ケーキが減っていくのと同時に、キャンドルの灯も消えかかっている。


 この灯が消えたら、塩見くんに後輩の女の子との関係を尋ねよう。

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