旅立ち
西の街の役場ヘ、東の兵士3人を引き渡した
すぐに、尋問をすると言っていた 俺も立会いたかったが、兵士としては良いが、一年前の事柄の当事者なので駄目だと言われた
3人の東の兵士の尋問をしている間に、南の兵士長タエさんに皇帝ロウさんに言葉を送れた事を報告した お礼を言われ、3人の東の尋問の内容については、明日教えてくれる事になった
この後、病院ヘ戻るとハーンはすでに寝ていた ハーンの寝ているベットの周りには、今日買った物だろう大盾などが置いてある
俺とタマも寝る事にした
次の日の朝 お腹が減って目が覚めた また、ご飯を食べるのを忘れてしまった
タマに❛ 気 ❜で体力が持続してしまうから、お腹も限界まで減らず、ちょくちょくご飯を忘れるのではないかと言われた
しばらくしてハーンが起きた
『おはよう』
『おはようじゃ』
『おぅ おはよう』
『いつ 帰って来たか気づかなかった』
そこへ、サチさんが来た
『おはようございます』
『おはよう』
『おはようじゃ』
『おぅ おはよう』
さらに、タエさんが来た
『おはよう』
『おはようございます』
『おはようじゃ』
『おはようございます』
『おはようございます』
タエさんとサチさんが丸椅子に座った
『リョウ君 東の3人の話だけど、たいした内容はなかったよ』
ハーンとサチさんは東の3人の兵士の事を知らないので説明した
その後、タエさんが尋問の内容を話してくれた
3人の東の兵士は南の街を落とした作戦に参加していたらしいが、西の街の戦いから逃げて来た兵士に話を聞いて西の街ヘ来たそうだ
赤髪が青い人間に連れ去られたとか、大砲の直撃をうけても死なない人間がいるとか、1万のモンスターが全滅したとか、信じられる情報が一つもなかった為、確認に来たそうだ
その話の中で赤髪は炎帝だと言う事が、わかった 東の街では【帝】をもらっても偉くなる訳ではなく、他の兵士から一目置かれるだけだそうだ
ついでに、タエさんが教えてくれた 南の街でも【帝】をもらっても偉くはならないそうだ お金が優遇されるだけだそうだ
『リョウ君の事も聞いたけど【拳帝】の孫で、西の街の味方になるのを警戒してただけみたいだね よほど君のおじいさんの力が、恐ろしかったようだね 』
『そんなに凄い力だったの?』
『はい 剣は使いませんが体術が凄い他に、近距離 中距離 遠距離 すべて見えない刃で斬り刻む力でした 範囲も広かったので、その気になれば一人で、モンスター1万ぐらいは倒せると思います』
『えっ!? 見えない刃!』
『もしかしてリョウ君のおじいさんって、リー と言う名前ですか?』
『はい・・そうです 知ってるんですか?』
『あっ いえっ あった事は、ないですが、ロウさんの昔の相棒が、見えない刃を使うリーと言う人だと聞いた事があったもので』
『そうなんですか?』
でかい玉にロウさんは、昔 冒険者だったと聞いている じっちゃんも昔 あっちゃこっちゃ旅をしていたらしいから、ありえるかもしれない
『海の向こうに言ったら聞いてみます』
『えぇ』
その後、少し話してタエさんは、帰って行った
タエさんが帰って俺は、❛ 気 ❜の事をハーンとサチさんヘ話した そして、また言われた 「羨ましい いいな」と、
秘密だと言う事も忘れずに言った
その後、ご飯を食べた
明日の朝には、旅ヘ出発するので今日は何もせず、ユックリする事にした
ユックリしてる時にハーンが変な槍を見せてくれた
ここで生まれる前の記憶が“ランス”と言った
『ランス』
俺が、生まれる前の記憶がそう言ったと言うと、ハーンが喜んで槍ではなくてランスと言い始めた ハーンの武器はランスになった
夜は西の街のご飯屋さんに呼ばれた
みんないた 西の街の兵士長ジルさん 風帝ジンさん 豊穣の女神エセノさん サチさんの買い物を手伝ってくれた女の兵士さん 南の街の兵士長タエさん ダースさん 明日から沢山食べられないだろうからと、ご馳走してくれた
プレゼントも、もらった
西の街の兵士長ジルさんからは、 食べられるモンスターの本
風帝ジンさんからは、東の街で見つけた懐中電灯
豊穣の女神エセノさんからは、薬草の本
サチさんの買い物を手伝ってくれた女の兵士さんからは、サチさんヘ箱
南の街の兵士長タエさんからは、羅針盤
ダースさんからは、特注品の釣り竿
ありがたい
お食事会が終わる少し前にエセノさんが俺のところに来て「行くのやめても良いんだよ」と言われた 南の街のヨシさんを思い出した 心配してくれる人は、みんな同じ事を言うなと思った
そして、お食事会が終わり病院ヘ戻り眠った
出発の朝、準備をちゃんとしてクルマに乗り、西の街の出入口に来た
見送りにお食事会の面子みんなきてくれた
『気をつけて』
『無理しないで』
『嫌ならやめな』
『サチさんまたね』
『ロウさんによろしく』
『またな』
『はい 行ってきます』
そして、俺達は、旅立った
ありがとうございました




