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運転



『まず、ステアリングを右手で持つのじゃ』


『ステアリング?』


ここで生まれる前の記憶が“ハンドル”と言った


『ハンドル?』


『うむ 前にある円を右手で掴むのじゃ』

『次に、ブレーキを・・・右足で左側のペダル・・四角のものを踏むのじゃ』


前にある円を右手で掴んで右足で左側の四角のものを踏む


『うむ、そのまま左手でクラッチレバーの・・・この棒のボタンを押しながらDまで移動させるのじゃ』


棒のボタンを押しながらDまで移動する


『後は、左手は離して右足をゆっくり離してみよ』


右足をゆっくり離す


『うわっ 進んだ!』

『凄い!』

『凄いです!』


『怖い!』


『うむ もう一度右足で同じ四角のものを踏むのじゃ』


もう一度踏む


『オオ 止まった』


『うむ 大丈夫じゃな』

『後は、右にある四角のものをを踏むとスピードが速くなるだけじゃ』

『あっ 円の物は右に回せば車は右に行くし左に回せば左に行くのじゃ』

『練習じゃな』


怖い 速さとかじゃなくて、操るのが怖い


この後、俺達は車を練習した

俺はタマに、うまいと言われた

ハーンはタマに、二度と触るなと言われていた

サチさんはタマに、まぁまぁだと言われていた

ダースさんは怖がってしなかった 気持ちはわかる


その後、タマにクルマを操作する為に必要な名称を教えてもらった ハンドル アクセル ブレーキ クラッチレバー 

その他に、クルマの前を明るくするライトを聞いた 

東の研究所で見たトウコウキみたいだ

もっといろいろあるみたいだが、そんなに沢山覚えられないので、ゆっくりと言う事にしてもらった


そのまま夜になった

兎のモンスターを狩って食べて 

明日西の街ヘクルマで帰る事にして寝た




次の日朝、ご飯を食べて西の街ヘ帰ろうとクルマにみんなで乗り込んで気づいた


『どこを進んで帰るの?』


『!! 我とした事が気が付かなかったのじゃ』


元の俺の家の周りは、グルっと一周木に囲まれている クルマみたいな大きい物が通れる場所などない


『ダース なんとかせい!』


『俺っ!?』


困ったな どうしようかな

う〜ん


『タマ 水の上ってクルマは進めるの?』


『んっ 進めるぞ』


『近くに渓流があるんだけど、結構広くてクルマも通れるし道まで繋がっているから渓流を下って行こうか?』


『目の前の木は?』


『ダースさん何とかして』


『俺っ!?』


ダースさんに木を柔らかくしてもらってそれをハーンに倒してもらいながら渓流まで行った


『は〜 は〜 は〜』


ダースさんは、頑張ってくれたみたいで、かなり疲れていた


『ありがとう』

『ありがとうなのじゃ』


『おぅ』


そして、渓流の上をクルマが進み道に出た


『やったのじゃ』


『うん』


西の街ヘクルマを進める

クルマの移動速度は速く徒歩で半日の距離を1時間30分ほどで移動出来た もっと速く移動できたが怖いので遅めで移動させた


西の街の前まで来たとき門番さんが剣を構えたが、ハーンがクルマから降りて話をつけてくれた

西の街ヘ入って行く

西の街は出入口から幅の広い街道が役場まで真っ直ぐ続いている その為、クルマで街中を進んでも大丈夫だ

ただ、街人が大騒ぎになった また、東の街が攻めて来たと思ったようだ 俺とハーンが、クルマから顔を出して騒ぎはおさまった 申し訳なかったです


役場の前にクルマを止めた

そして、クルマから降りて役場ヘ入ろうとした時、兵士長ジルさんと、タエさんが外へ出てきた 他にも沢山の兵士さん達が集まって来た

少しクルマをみんなで見て、とりあえず兵士長の部屋に行こうと言われた為、移動した


兵士長室に入り応接セットに座る 

奥から、俺 サチさん ハーン

向いには奥から、タエさん 兵士長ジルさん ダースさんが座った


兵士長ジルさんにお礼を言われた


『ありがとう まさか、掘り出して持って来てくれるとは思わなかった』


『ダースさん ハーン サチさん タマのお陰です 俺は何もしてません』


『それで、トウキョウまで行けそうかな?』


『はい 行けるよねタマ』


『うむ 一ヶ月あれば行けるのじゃ』


『では、誰を向かわせるか考えなくてはな』


『んっ 我が行かないとトウキョウの場所がわかないじゃろ』


『そうだな ・・』

『お願いできるか?』


『良いぞ つまりリョウも行くと言う事じゃ』


『わかってるよ』


サチさんが言った


『私も行かせてください お父さんとお母さんがどうなったか知りたいです』


兵士長ジルさんが言った


『正直サチさんにもトウキョウヘ行くのを、お願いしようと考えていました 土地勘があるのはサチさんだけですから 西の兵士長として、サチさんヘ、トウキョウ偵察をお願いします』


『はい』


さらに兵士長は続けた


『今は、街を守る兵士を減らす事は出来ない 風帝とA級兵士2人 B級兵士5人 C級兵士90人は東の街の監視へ行く事になっている』

『残った兵士で西の街を守らなくてはならない』

『暇で戦えるのは・・・』


兵士長はハーンを見ている


『わかりました 兵士長に言われなくても行きたいと言うつもりでした 行かせてください』


『そうか あとな、ハーンにお願いがある 西の街の兵士として行ってもらいたい』


『えっ!?』


『調査に西の街から誰も出さないと言うのは良くないから頼む』


そう言うと兵士長ジルさんは頭を下げた


『えっ! 兵士長やめてください わかりましたから』


『そうか! なら、今日からハーンは兵士長直轄の特務隊だ』


そう言って懐から紙を出した

見ると 特務隊 ハーン と書いてある すでに準備ができていたようだ


『・・・・』

『僕がここに来る前から決まっていたんですね』


『決まってはいないぞ お前は、兵士ではないから支持を出せない 予定をしていただけだ』


『まぁ 良いですけど』


ハーンは少し嬉しそうだ




タエさんが俺を見た


『リョウ君はすでに特務なので、南の街の特務として行って来てください』


そういえば、でかいタマに頼んでロウさんに言ってもらったんだった 返事は聞いてなかったけど


『俺は南の街の特務なんですか?』


『そうですよ リョウ君が入りたいと言って来たのでしょう』


『はい』


兵士長ジルさんが首を傾げている そうだった ジルさんに俺が南の街の特務だと嘘を言ったんだった 

この後、ジルさんに説明したら「やっぱり」と言われた 行動が南の街の特務っぽくなかったそうだ 正直に言えてスッキリした


俺は、南の街の特務


ハーンは、西の街の特務


サチさんは、民間協力者


と、言う事になった


感謝です

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