2日後
手首が・・・
ハーンは目覚めた
『ここは?』
『おっ やっと目覚めたか 心配したぞ 2日間も寝っぱなしだぞ』
目の前には金髪 ガッチリ 178センチ 銀の鎧にロングソードを装備している男がいる 兵士長だ
そして、ここはどうやら役場の休憩所のようだ
僕はなぜ、ここに?・・・2日間寝っぱなし?・・・
《!! そうだ!》
『兵士長! エセノさんは?』
『おうっ 大丈夫だ ケガ一つしてないぞ』
『ふぅ』
僕は安堵した
『お前が守ったらしいな』
《!》
『ちっ違います 僕は自分のミスでエセノさんを危険な目にあわせてしまいました』
『?どういう事だ エセノさんからはお前を巻き込んでしまったと聞いてるぞ』
『僕はエセノさんにリョウの事を聞かれて冤罪がおきていると思いました そして、自分で解決できると思って誰にも相談せずに赤髪と対してエセノさんを危険な目にあわせてしまいした』
『ん〜たしかに相談ぐらいはできたな』
『はい・・・』
『次は相談しろよ』
ハーンは二度とミスをしないと心に誓っていた
『ところでリョウはどうなったか知ってますか?』
『わからん』
『えっ?』
『昨日リョウの住む山へ行ったがな・・・家が焼けて朽ち果てていた あれでは もし人が中にいたら骨も残らないだろうな』
『まさかリョウは・・・』
『だから言ったろ わからんと』
『赤髪は逃げられたと言っていました』
『それはエセノさんからも聞いたが本当かわからないだろう』
『たしかに・・・』
リョウは生死不明と言う事になったのか でも、僕は生きていると思う リョウは僕より強い あいつは兎のモンスターを狩れる 僕は速すぎて狩れない 僕は赤髪相手に生き残った リョウが生き残れない訳がないと思う
『ところでお前は今日からC級兵士だからな』
『えっ?』
兵士長は辞令書を僕に差し出した C級 ハーン と書いてある
『どうゆう事ですか』
『豊穣の女神を守ったやつを見習兵士のままっていう訳にはいかないからな』
『ですから僕のミスでエセノさんが危険な状態になって 僕が守る事になっただけです』
『もう、お前が何を言っても無駄だぞ 豊穣の女神エセノさんの旦那が決めた事だからな』
『そんな・・・』
豊穣の女神エセノさんの旦那は西の街の守護神 雷帝だ この街のトップ街長の次に権力を持っている人だ
『はっははは 足りない実力を速く何とかしろよ』
『兵士長〜』
『じゃ、行くから エセノさんからお前が目覚めたら教えてと言われててな』
しばらくしてエセノさんが来た
巻き込んでしまったと散々謝れた 違うと言ってもわかってもらえなかった
僕が気絶した時の事を聞いた 赤髪が火柱の後いなくなったらしい 理由はわからないそうだ
エセノさんはリョウを心配していた しかし、リョウの強さを知っているので大丈夫だろうと言っていた それでも心配のようだ 少し涙目だ
忘れていたが、赤髪から受けた左腕のキズはまったく無かった リョウの持って来た薬草が良質だったおかげらしい
僕は突然C級兵士になってしまった 15才でC級兵士になった人はいない 大変な事になった
c級兵士は平均20才ぐらいで、ようやくなれる 銀の鎧とロングソードを支給される 給料は見習兵士の3倍 仕事内容は見習兵士と全然違う
【見習兵士】の仕事は役場内の事務 街の中の揉め事処理 街の門番などとにかく街の中から出ることがない内容だ
【C級兵士】の仕事は森や林で食糧 植物を調達 近隣の村の護衛 商人などの街から街の移動の護衛 街の外での内容だ
C級は常に命がけの内容である為、十分な実力を着けた人だけがなれるのだ
ハーンは実力不足である 剣の実力は同年代と比べても劣る 周りの評価は才能なしだ これからハーンは地獄が始まる
足首が・・・




