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秘密がなくなった?



クルマの見た目は、黒色で全長6メートル 全幅2メートル 全高2メートル の箱型だ

と、言うか箱にしか見えない 長方形の大きい黒い箱


ここで生まれる前の記憶が“タイヤ?”と言った


『タイヤ?』


『ん? 何じゃリョウ タイヤと、言ったのか?』


しまった、またやってしまった


『いっ いや、何でもない』


慌てて何も言っていないことにしてみたが無理だった


『ハハ』


タマが笑いながら「いつものやつね」と、言う感じで説明してくれた


『タイヤと言うのは、我の生まれる前の時代に車に付いていた物じゃ 今の世の中で言えば、台車に付いている車輪じゃな』

『この車にはタイヤは必要ない 重力制御で少し地面から浮いて移動するのじゃ』


『そっ そうなんだ』


本当に、気をつけよう そう思っている時、視線を感じた

ダースさんは寝ているが、ハーンとサチさんが首を傾げてこちらを見ていた


『リョウ 今のはなんだ?』


マズイ ハーンとサチさんが俺を不思議そうに見ている 

いやっ おかしな奴だと思って見ているのか?

変な奴だとも思っているかもしれない

終わりだ 俺はこれから変人扱いされて生きて行くしかなくなってしまった


ここでタマが言った


『リョウは自分の経験に無い記憶を持っておるのじゃ それがたまに、出てきてしまうのじゃよ』



えっ!!?!?!?!?



『タッ タマなぜ・・・』


『んっ 我が気づいてないと思っておったのか? おそらくジャンも気づいておると思うぞ』


『いっ いつから・・・』


『ん〜 半年前ぐらいかのう』


そんなに前から・・・バレてた


『我の生まれた時代では、自分の経験に無い記憶を持っている者は結構いるのじゃ』

『なんじゃったかな〜 移植手術の影響じゃと教えられたのう』



? なんか少し違う様な気がする 俺の中の生まれる前の記憶だと、前世とか言っていたけど

どっちでも同じなのかな?

そもそも前世ってなに?


それより、タマに俺が変な記憶があるのがバレていた


『なんで今まで言わなかったの?』


『ん〜 別にたいした事ではないからのう 改めて言う必要も無いかと思ってな』


たいした事ではなかったのか・・


ハーンとサチさんが首を傾げている 


『経験に無い記憶があるって、どう言う事?』


タマが二人に俺の記憶の事を説明した


ハーンは


『いいな〜 わからない事を教えてくれたりするのか?』


『たまに・・・』


サチさんは


『私もほしいです』


『そんなに、良いものではないけど・・・』


俺は15年間、気持ち悪がられると思って内緒にしてきたのに、気持ち悪がられるどころか、羨ましがられている・・・

俺の苦労は一体何だったんだ!?


でも、わざわざ広める様な事は、したくないな これは俺の性格だな 目立ちたくない


『あの〜 この事は内緒にしたいんだけど』


『そうなのか わかった誰にも言わないよ』


『わかりました なぜ言いたくないのか、わかりませんけど私も誰にも言いません』


『わかったのじゃ 今度は約束したから誰にも言わないのじゃ』


なんか、「つまみ食いしたのを黙ってて」と、変らない感じがした


でも、スッキリした

 タマ ハーン サチさんの前では生まれる前の記憶が出て、声に出しても問題なくなった

なんか、嬉しい 




 

そして、お昼になった


『ダースさん お昼です』


『おっ おぅ』


ダースさんが起きてクルマのところへ来た 

タマにエネルギーが貯まっているか見てもらう クルマのドアを開けてタマをクルマの中へ入れる


『どう、太陽光エネルギー貯まってる?』


『ん〜 リョウも乗ってくれ ボタンを押さんとわからん』


俺もクルマに乗った そして、タマの言ったボタンを押した


〈ボチ〉

〈ウィ~ン〉


クルマから、不思議な今まで聞いたことのない音が聞こえる


そして、俺が乗っている目の前が、いろんな色で光っている 


『タマ 怖いんだけど』


『大丈夫じゃ』

『うむ 太陽光のエネルギーはちゃんと貯まったようじゃ』


『凄い 僕も乗ってみて良いか?』


『私も乗ってみたいです』


『良いぞ』


ハーンが俺とは反対側のドアから乗り込んで、サチさんが後ろの横に動くドアから乗り込んだ


ダースさんは、さっきのクルマからの音でビックリして尻もちをついて動けないようだ


『リョウ 次は、え〜と そのボタンを押してみてくれ』


〈ボチ〉


ボタンを押したらクルマから声がした


『初期設定開始』

〈ウイーン〉


俺達は驚きながら目の前の光っている場所を見ている


『初期設定終了』


また、クルマから声がしてその後すぐに、クルマが浮いた


『うおっ!』

『えっ?』

『なっ!』


『よし OKじゃ』


『だっ 大丈夫なの?』


『うむ』


変な感覚だ 空中に浮いているような感覚 実際浮いているけど

外を見るとダースさんが固まって動けないのが見えた


ハーンとサチさんは楽しんでいる

俺は、驚きと興奮だ 子供の頃から見てきた狭い部屋が空中に浮いている


『次は、走らせて見るのじゃ』


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