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サチさん



俺は、心からタマに感謝している 赤髪に家を焼かれ西の街から離れる事になり、一人で不安な時に出合い、俺を友達だと言ってくれた

そして、南の街でタマのお陰でジャンさんの家でお世話になる事が出来た タマがいなかったら、南の街ヘ住めずどうなっていたかわからない

その後も、命を救われたりしたが、一番感謝している事は、一緒にいてくれた事だ 孤独を感じる事が全くなかった


本当にありがとう・・・



〈グスッ〉

『・・・他の玉達には悪いが、我は運が良い』

『大丈夫じゃ 生まれた瞬間から廃棄物だったのはショックじゃが、今はリョウのお陰で、我は一つの命だと信じる事ができるのじゃ』


『うん』



『すまぬ 我のせいで話が、ズレてしまったのじゃ』

『え〜と 何じゃ? ・・青い人間は世界征服が目的じゃったかな?』


あっ そうだ!


『青い人間とカミと言う人は関係ないんですか?』


『カミとは関係は無い・・』


『そうですか』


『と、思っておったが、今回 同時に姿を現したと言う事は、関係があるかもしれん それどころか、カミ自体が青い人間かもしれんと、思ったのじゃ』


ん〜 でかい玉は今まではカミと青い人間は関係無いと思っていたけど、今は関係あると思っているのか 


『あと、何か知っている事ありますか?』


『そうじゃな・・ 青い人間が作ろうとしている帝国の場所がわかるのじゃ』


『教えてください』


でかい玉が、口から地球儀と言う物を出してタマと俺に説明してくれた 俺にはサッパリわからなかった 

タマは最初は、わからなかったみたいだが、すぐに理解したようで難しい事を言っていた 北緯38度線が何とか・・・

途中、現在地の話の時、俺の生まれる前の記憶が“ホッカイドウ”と言って、青い人間の帝国の場所の時には“トウキョウ”と言っていた

俺はいつもの様に声に出して言ってしまった タマは、普通にその通りだと言っていた


『後は、関係ありそうな事は、知らないのじゃ』


『ありがとうございます』


『ありがとうなのじゃ 我は成長したような気がするのじゃ』


『うむ』


そして、俺とタマは教会を後にした




西の街に帰りタエさんに、報告する


『・・世界征服』

『生きるのに必死なのに、そんな事をかんがえる奴がいるとは・・・』


ここでタマが言った


『青い人間は危険な存在なのじゃ こちらから手を出す訳にはいかんが、調べておく必要があると思うのじゃ』


『そうですね ・・・』

『ジルさんと話したいと思います』

『リョウ君 タマちゃんありがとうございました』




そして、俺達は病院ヘ戻った


部屋に行くとみんないた

ハーン サチさん エセノさん ダースさん ジンさん ジルさん 

ジルさんにタエさんヘ青い人間の事を報告した事を言って、タエさんがジルさんと話したいと言っていた事を伝えた

するとジルさんに、みんながいるここで、もう一度説明してほしいと頼まれた エセノさんもダースさんもすでに、青い人間の事は聞いているそうだ それで、集まっていたそうだ


そして、タマが説明してくれた


『・・・・』


みんな言葉が無いようだ

今の世の中では余りにも現実離れしているからだろう 

しばらく沈黙が続き、最初に言葉を出したのは意外にもサチさんだった


『トウキョウは私の生まれた場所です』


『えっ!』


『私はそこから逃げ出して、この土地まで来ました』


『詳しく教えてもらって良いかな? 少しでも情報があると助かる』


『はい でも青い人間の事は何もわかりませんけど良いですか?』


『うん』


そして、サチさんは話してくれた

サチさんはトウキョウと言う場所の恐ろしく高い建物で5才まで育ったそうだ 

そこには沢山の家族が住んでおり5000人はいたのではないかと言う話だ


ある日、突然外に出られなくなり大騒ぎなった時 お父さんに「逃げろ」と言われ、サチさんのお母さんがギフテッドを使いサチさんを外に逃してくれたそうだ どんなギフテッドだったかわからなかったが、気づいたら街の外の森の中にいたそうだ

「逃げろ」と言われたから泣きながら街から遠ざかる様に走って 走って何日も走ったそうだ


そのまま5才〜10才まで狩りをしながら森の中をトウキョウから遠ざかる様に移動して その時、いつモンスターに襲われるかと、常に緊張していてギフテッドを使いっぱなしだったかもしれない 今の体質になったのはこのせいだと思うと言っていた 脚が速くなったのもこの時だそうだ


そして、ある日、森の中で病気になってしまい動けないで居る所を、この前、象に殺されてしまったおじいさんに助けられて一緒に住むようになったそうだ


『ごめんなさい トウキョウや青い人間の事はわからないです』


『あっ・・いやっ こっちこそゴメン そんな凄い過去をだと思わなくて簡単に教えてなんて言ってしまって』


『いえっ リョウさんの昔の事を聞いてるのに、私は何も言ってなかったので言いたかったんです』


御苦労様でした ありがとうございます

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