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青い人間



『青い人間の形をした物を知ってますか?』


『ぬっ!!』


『会ったのか!?』


『はい』


そして俺は、でかい玉に、青い人間の形をした物と、会った時の事を話した


『ぬ〜』

『前に、我が人間に狙われていると言ったのを覚えておるか?』


『覚えているのじゃ』


『はい』



『青い人間の形になった人間に狙われておるのじゃ』


『『えっ?』』


青い人間の形になった?人間? 俺達が会った青い人間の形をした物は、元人間って言う事? そして、でかい玉を狙っている



『我を狙う理由は、我はどんな人間とでも融合できるからじゃ』



『えっ? えっ? 融合は当たり前の事?』


『わからんのじゃ! もっとわかりやすく青い人間の形をした物の事を教えてほしいのじゃ!』


『おっ!そうか、すまぬ 我は、青い人間が近くまで来たのを聞いて、焦ってしまっているようじゃ』

『我の知る事を全部教えるのじゃ』


そして、でかい玉は話し始めた


『結論を言うと、青い人間の形をした物は、人間と玉が融合した人間じゃ』


《!!》


『元々我やタマは、死んだ人間を生き返させようとした研究をしてる時に、偶然生まれた生物じゃ

死んだ人間の細胞を使い、生まれ変わった姿がタマや我じゃ』


『『えっ!!』』


『赤髪とやらが玉と融合出来たのはお互い人間の細胞を持っとるからじゃ


じゃが、人間と、どの玉でも融合できる訳ではない 感情が合わないと融合できん 

玉の細胞に、残っている感情の記憶と、人間のずば抜けた強い感情が合わないと融合出来ないのじゃ

細胞やDNAなどは技術的にどうにでも、あわせられるが、感情はあわせられないのじゃ

感情があわない者同士を無理して融合させると、青い意識不明の人間になってしまうらしいのじゃ


そして、ほとんどの玉は、殺されたり死刑になった人間の細胞を使った玉じゃから、細胞に怨みの記憶を持っておる じゃから人間は、ずば抜けた怨みの力を持った人間しか融合できないのじゃ』

『赤髪とやらは、瀕死の状態の中で、ずば抜けた怨みの力を持ったのじゃろう』


『そして、我には、怨みの記憶の細胞がないらしいのじゃ その為、誰とでも融合出来てしまうのじゃ

それで、昔から狙われておる』



ん〜 途中からよくわからない


『ゴメン、タマ もっと簡単に教えて』


『玉は人間を材料に作られた生命体で、人間と感情が同じだと融合出来るそうじゃ』

『でかい玉は特別で、どんな人間でも融合出来るから狙われているそうじゃ』


昔の地球はなんか怖い 

さらにタマが聞く 


『それで、融合して青い人間になって、どうなるのじゃ?』


『融合した人間は寿命が延び、肉体的にも強くなるようじゃ』

『今回は、仲間を増やす為に来たのじゃろう 我が南の大陸におる時から、青い人間の帝国を作り世界を支配しようと、しとったからのう』


青い人間は世界征服が目的?

カミは全然出てこない 関係ないのかな そう俺が考えていると、タマが難しい顔をして、でかい玉に聞いた


『大災害前は、我は目を持たず熱源だけを頼りに人間のパートナーを探し、その人間と成長 生活しようとしていたが、なぜじゃ?』


確かに、なぜ人間を生き返そうとして偶然出来た生命体が、人間のパートナーをする事になったんだろう?


『それは、人間復活の研究でドンドン玉が出来てしまい、捨てるよりどうにかして使ってお金にしようとした形が、玉と人間がパートナーになるシステムじゃ』

『生まれた玉に人間を教え 勉強させ 人間の役にたつと楽しい、という目的を与えたのじゃ 玉を相談できる道具としたのじゃ 

初期のタマには、体に機械を埋め込んである  スリープモードや登録システムなどが出来る  登録システムは一人1個持たせる為じゃ スリープモードは売る時動き回らない様にする為じゃ』


『作る度に違う玉が出来るからいろんな玉がおる 最初から目が見える奴もおるし、熱源探知を持たない奴もおるし、なぜか、分裂する奴もおった 後半に作った玉は、いろいろじゃ』


『タマは初期の玉じゃろう』


『・・・』


『ちなみに我もタマと同じで初期の玉じゃ 人間と登録しないと目が見えない登録システムがあるのは初期の玉だけじゃ 他の玉は自分で登録したと言っているだけじゃからな』


『・・・』


『なるほど 確かに人間に人間を教えてもらって、役にたつことが生きる意味だと言われた記憶があるのじゃ・・・そして、それがすべてだと今でも思っておる』

『人間に必要だから作られたと思っておったが まさか、捨てるよりお金にする為に・・・ただの物じゃのう・・・道具よりいらないのじゃ・・・』


タマ・・・


でかい玉が言った


『我も最初それを知った時はショックじゃったが、考え方を変えたのじゃ ただの物は、使う相手を選べない 考えがない 何も感じない』

『我らは、相手を選び 考えたり 喜怒哀楽と言う感情があるのじゃ 見た目は玉じゃが中身は人間と同じじゃ と』


俺も言いたい


『俺は、タマにあえて良かった タマがいなかったら、トラのモンスターに殺られていたし 蛇のモンスターにも殺られていたし サチさんの村の人も助けられなかったし 他にもいっぱいあるけど、タマがいてくれたお陰で寂しくなかった 物だと思った事はなかったよ』

『最初にタマとあった時に俺に言ってくれた通り友達だと思ってる』


『・・・』


『ありがとうなのじゃ』


〈グスッ〉


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