再会
『ジン!』
元兵士長ジルさんが言った
風帝ジンさんだ 俺とサチさんとタマは東領の林の中であっている為、知っている
『あれっ? ジルさん 兵士長は?』
『兵士長は東の街の潜入者だった 今は投獄してある』
『ウソッ?!』
『それより、どこに行っていたんだ 西の街がなくなりかけたんだぞ』
『あぁ 外の状態見て驚いたよ 俺は、東の街を攻めていたんだ』
『何っ?』
風帝ジンさんの腕から鎖で巻かれた人が床へ投げられた
〈ドン〉
初老の男の人だ 意識が無いようでグッタリしている
元兵士長ジルさんが、言った
『東の親方様と呼ばれている奴か!』
『あぁ 東の街の役場を潰してきた』
『!!』
風帝ジンさんは、西の街の街長に、東の街に兵士がほとんどいないと言う情報を聞いた
今なら自分一人でも役場を潰せると思い、大急ぎで飛んで行き、そして、東の街長 親方様を捕えて帰って来たみたいだ
西の街は雷帝がいるから問題ないと思っていたが、戻って来てモンスターの死体の数を見て驚いたそうだ
『ん?』
『タマ? あれっ? 東の林であった奴』
風帝ジンさんが俺達に気づいた
『どうも』
『ジン 久しぶりじゃな』
『何でお前達がここにいるんだ?』
ジンさんにタマが説明してくれた
『・・・・』
『あの数のモンスターをお前らだけで倒したのか』
『ほとんどはサチじゃが』
〈〈〈!〉〉〉
タエさん ジルさん ジンさんがサチさんを見て
『『『はっ!!?』』』
〈!〉
注目を浴びサチさんは固まってしまった
『・・・』
『ゴホン』
元兵士長ジルさんが咳をして冷静なったフリをして言った
『すっ凄いね』
『そっそれよりジン ひっ 東の親方様は生きてるよな?』
『あぁ』
『みんな疲れているから、後は明日にしよう』
その後、俺達は病院と言う所へ案内された 最近出来た施設で、ケガや病気を治してくれる場所らしい
病院についたら服を脱がせられ、お湯の中に入れられた
勿論サチさんとは別である
薬草を煮込んであるお湯らしく凄く葉っぱ臭い しかし、キズの治りは凄く早くなると、説明をうけた
俺とサチさんはケガがない為、よくわからなかったが、ハーンはケガだらけ 治りの良さが、わかったようで喜んでいた
その夜、ベットしかない部屋に俺とハーン サチさんとタマの部屋に別れ休んでいると、俺とハーンの部屋のドアが勢い良く開いた
〈バガンッ!〉
『リョウ!』
『えっ エセノさん!』
エセノさんが来た 一年ぶりの再会だ ブワ〜と涙が出てきた
エセノさんは泣きながら俺に抱きつき、俺もエセノさんに抱きつきギャンギャン泣いてしまった
10分後少し落ち着ついて
〈グスッ〉
『雷帝・・旦那さんは大丈夫?』
『えぇ 大丈夫よ 疲れただけみたいだから』
〈グスッ〉
『それにしても、凄いねアンタ 英雄だって』
『違うよ』
俺は、街で赤髪から逃げた後の事を話した 家を焼かれた処を見ていた事やタマにあった事など 南の街ヘ行ってからの事も話したが それは、すでにタエさんから聞いていたみたいだった
そして、謝った
『ごめなさい 俺のせいで危険な目にあったって聞いた』
『あぁ あれは私が勝手にやってしまった事』
ここでハーンが叫んだ
『違う 僕のミスがエセノさんを危険な目にあわせてしまったんだ!』
『?』
『ハーンはずっとこんな事を言ってるのよ 訳がわからないでしょ 巻き込んだのは私なのに』
『それよりハーン うちの旦那が言っていたわよ ハーンを推薦したのは、間違っていなかった と、』
『兄貴が・・・』
『えっ?』
『えっ?』
『あっ!ちっ違う』
『どう言う事!!』
ハーンは誤魔化そうとしていたが、俺もエセノさんもしっかり聞いた 兄貴 と
エセノさんの顔が怖くなりハーンヘ迫る
ハーンは諦め話しだした
ハーンの母親は偉いさんの屋敷でメイドの仕事をしていたが、それが雷帝の家らしい
雷帝の母親は雷帝を生んですぐに亡くなり その10年後、雷帝の父親はハーンの母親と結婚しようとしたが、身分の違いから周りに反対され結婚できなかったそうだ その時ハーンはお腹の中にいた
ハーンは父親には何度かあった事があるらしいが、ハーンが5才の頃亡くなったそうだ
『それは、うちの旦那も知っている事なのね!』
『はい・・・』
エセノさんの顔が怖くハーンは素直に応えていた
『リョウ 用事が出来たわ 明日また来るから』
〈バガンッ!〉
そう言うとエセノさんが、来たときと同じようにドアを勢い良く開けて出て行った
『リョウ 誰にも言うなよ 大変な事になると悪いから』
『もう、なってると思うけど』
『いやっ 違う』
『エセノさんの家の話ではなくて 1年前の僕が、C級兵士になれたのが、コネだったと言われると、雷帝の信用が無くなってしまってマズイだろ』
『あ〜 確かにマズイかもね』
この後、少し話をして疲れている俺とハーンはすぐに眠った
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