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赤髪との戦い



離れて行った兵士達とは逆に俺達に近付いて来る兵士がいる


赤髪だ


『拳帝の孫は邪魔になるかもしれないと親方様が言っていた通りになったな』


『赤髪っ!』


『1年前の私にとって初めての失敗がこんな事になるとは・・・』

『それに、光帝サチまで仲間にしたか』


サチさんが警戒したまま何を言われているか、わからない顔をしている

しかし、俺にはわかる 東の街がサチさんに帝を与えたのだと じっちゃんも勝手に帝を与えられていたからわかる


『モンスターを放った林で騒いでいたのはお前達か どうやって抜けて来たのか知らんが運が良いな』


『・・・』


『しかし、リョウ お前一人相手に東の兵士の数が、かなり減らされたぞ』


『お前達が攻めて来るからだ!』


俺だってわかっている 人を殺している事は 殺した人にも家族はいる 当然恨まれている事も

しかし、俺だって黙って殺される訳にはいかないし守りたい人だっている


『これ以上私達の兵士を減らされる訳にはいかない 私がお前を殺してやる』



赤髪は他の東の兵士の手前、冷静に振る舞っているが、内心リョウを前にして憎しみながら喜んでいた


憎しみ 生まれて初めての任務失敗の相手 孤児だった自分を育ててくれた親方様からの信用を無くさせた 

さらに前回 赤髪の提案で大軍を出しながらリョウを取り逃がし赤髪は親方様に役立たずの言葉を受けた

赤髪は東の街では、リョウと会うまでは失敗しない優秀な人間としてきた為、ここまで死刑を免れて来たが、今回は「生きて失敗して帰って来るな」と言わられ西の街を落とす任務の隊長(責任)を言い渡された 


喜び リョウは背中に守るべき西の街がある為、前回のように逃げられる心配がない

自分の手で直接殺せる!


赤髪は剣を抜き炎を纏わせた


《ボウッ》


リョウは足にギフテッドを使った

そして、サチに言った


『赤髪は任せて サチさんはハーンを守りながら体を休ませてて』


『私が援護しますよ』


『サチさんには後で大砲破壊と大群をお願いしたいから今のうちに休んでほしい』


『わかったわ 気をつけてね』


おそらく赤髪にはショットガンは効かないし砲撃は弾かれる 

それくらい、赤髪の炎は強力だ

赤髪が東の街の炎帝ではないかと思えるほどに


だが、動きは俺の方が上だ!



そして、赤髪が炎を纏わせた剣を振り上げ俺に向って来た

 速い!

が、俺より遅い 左へかわし前へ出て、すれ違いながらダガーで赤髪の右横腹を斬りつけた


《ザン》


《 ? 》

そのまま赤髪を通り過ぎ後ろへ回り込んだ しかし、ダガーで斬った感覚が人間を斬った感覚ではなかった 実際赤髪は無傷のようだ だが、何かは斬った 

そう思っていると、そこへ赤髪の振り向きすぐの炎剣が襲ってきた

俺は右へかわし銃を抜き赤髪を撃った


《ドン》


《バンッ》


赤髪は炎剣で相殺した そして、すぐ向かって来た 右上から炎剣が振り下ろされる 

俺は右へかわしながらダガーで赤髪の胸を刺しにいった 


《ザン》


何かに刺さって赤髪には届いていない よく見ると空中に小さな盾があり俺のダガーが刺って止まっている そこへ、剣を持っていない赤くなった左の手で俺を掴もうとしてきた 俺は後ろへ飛び回避した


すると、赤髪が言った


『前より動きが速いな』


そう言うと赤髪の全身が赤くなり その次の瞬間、炎に全身が包まれた


《!!》


俺が驚いているところへ赤髪が向かって来た 炎の塊が向かって来る

これでは、ダガーで攻撃出来ない 攻撃した俺が大火傷か、もしくは灰にされてしまう 

俺は後ろへ下がりながら銃を撃ちまくった


《ドン ドン ドン ドン ドン》

《ジュウ ジュウ ジュウ ジュウ ジュウ》


しかし、俺の撃った光の玉は赤髪の体に当たる前に炎に焼かれて消えてしまう


俺は自分のミスに気づいた

赤髪を倒した後の事を考えてギフテッドを温存してしまった

最初からパイプと銃を使っていれば炎の塊になり攻撃が効かなくなる前に倒せたかもしれない



とにかく やれる事をやるしか無い 

俺は、後ろへ下がりながら銃を撃った そして、考える ドウスル 危険だが爆弾を使うか  

その時、俺の後ろに突然大きな盾が出現した


《ドン》


背中があたり止められてしまった マズイ! そこへ、炎の塊になった赤髪が襲ってきた


『クッ』


『死ねっ!』


もうダメだ! 


俺は自爆覚悟で爆弾を目の前の炎塊に使った


ゴメン サチさん ハーン タマ 何とか生き延びて・・・


《ボッガーーーーン》




炎の中に爆弾を放り込んだ為、大爆発が起きた


『リョウさん!』

『リョウ!』


サチさんとタマの声が聞こえた


俺は爆発で空中へ大きく飛ばされクルッと一回転して地面に着地した



あれっ?ほぼ無傷だった 

顔に少し火傷はしたが何とも無い ジャンパーなども何とも無い 自爆覚悟だったのに


とりあえず良かったと思い赤髪を見ようとしたらいない 

俺はかなり遠くへ飛ばされたようで遠くに西の街の正面が見える

足にギフテッドを使い戻る為に走った 赤髪も無傷なのか? そんな事を考えていると赤髪が見えた


無傷ではなかった ギフテッドの炎もなくなってボロボロだ

全身から血が流れ出ている

しかし、サチさんヘ剣を振り上げ殺そうとしている!

サチさんは泣いている? 対戦車変形ライフルを地面に置いて座り込んでいる 動けないのか?


マズイ!


『サチさん!』


俺は大声を出してサチさんを呼んだ

サチさんは顔を上げたがそこへ赤髪が剣を振り下ろした


《ドゴッ》


ありがとう御座いました



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