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ハーン



西の街を東へ徒歩で3日ほど行くとイギリス村がある 

人口800人ほどで近くに鉄や銅などが採れる鉱山がある それを採掘し売って街の財政をたもっている村だ


西の街からも商人がよく買い付けに来る 

そして、今日も西の街から商人が荷台を引きイギリス村ヘ向っていた


〈ガラガラ〉


荷台の周りには西の街のC級兵士4人が囲むように歩いている 商人を盗賊やモンスターから守る為だ


荷台の前 右 左をベテランC級兵士が守り 荷台の後ろを20才を超えないと、なれないとされているC級兵士に16才でなったハーンが歩いていた


『最低最悪のガキが・・・』


ベテランC級兵士がハーンに聞こえる様にわざと言っている


ハーンは一年前、豊穣女神エセノを守ってエセノの旦那【雷帝】の推薦でC級兵士になった

しかし、周りのC級兵士も見習い兵士も全員が、何か画策したと思われている 一時期はエセノの不倫相手と言う噂が流れたぐらいだ


それも全てハーンの剣術の未熟さが原因である いくら16才でC級兵士になったとしても剣術の実力がある程度、伴っていれば、さほど問題では無かった 運が良かったで終わるところだがハーンの剣術は見習い兵士どころか一般人にも劣る腕前だった 1年間訓練してやっと一般人に勝てる様にはなったが・・・


その為、妬みとは違う 完全に疑いの目でハーンは見られていて陰口 嫌がらせ 剣術訓練と言う痛めつけなどをうけていた


しかし、ハーンは負けない

それは、自分も気づいていないが他の兵士より勝るものが一つだけあるからだ


根性!!


これがハーンには、ずば抜けて備わっていた

この根性のお陰で嫌がらせには負けないし強くなる為の訓練も手を抜かない この1年間で剣術は才能がなくあまり上達しなかったが、体の強さは出鱈目に強靭になった

筋肉は盛り上がり身長も180センチまで伸びて鎧が歩いているようだ


そして、ハーンは根性を武器に今日もC級兵士としての仕事をする


〈ガラガラ ガラガラ〉


あと数時間でイギリス村に到着する


しかし、ここで地響きが聞こえて来た


〈ドドドドドドドドド〉


ハーン達C級兵士には今まで何度か聞いて来た音だ

ベテラン兵士が叫ぶ


『イノシシのモンスターだ!』


ハーンのいる荷台の後ろへイノシシのモンスターが突っ込んで来る

ハーンは背中から盾を取り出し構えた イノシシのモンスターが盾に体当たり


《ドゥン》


イノシシのモンスターが盾に跳ね返され地面に倒れた


《ドサッ》


イノシシのモンスターは気を失ったようだ ハーンは剣を抜き止めを刺した


《ザクッ》


そこにベテラン兵士が来て言った


『気を失ったモンスターぐらいは剣で刺せるか 運が良かっただけだ 調子にのるなよ』


剣をまともに使えないハーンがいくらモンスターを倒しても良い評価される事は無い たまたまか 運のお陰になる 

しかし、ハーンは商人に危険が及ばなかっただけで十分だと思っている 

1年前のエセノを自分のせいで危険な目にあわせてしまった事が心に残ってるからだ


そして、無事イギリス村に到着した 

帰りも護衛をして無事帰還した


役場でイノシシのモンスターに襲われた報告をベテラン兵士がするがハーンが一人で倒した事が3人のベテラン兵士が倒した事になった


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