教会
朝、起きたら焚き火で鼠が2匹焼かれていた サチさんが手で捕まえたらしい 処理も綺麗にされて肉が光って見える 食べたらいつもの鼠より美味しかった
朝ご飯を終え遺跡の中へ入って また、珍しい物を探したが何も無く 今、鞄の中はツメキリ デンワ ビューラーだけ 仕方がないので初めて見つけた物ではないが鞄に入るだけ入れる事にした タマの入るスペースを空けて
サチさんもお弁当が入っていた鞄に入るだけ入れた
サチさんの鞄が、かなりの重さになってしまったので少し置いて行こうと言ったが大丈夫だと言うのでかなりの重さのまま行く事になった
『タマ 出発するよ』
『わかったのじゃ』
〈ポヨーン ポヨーン サシュ〉
タマが俺の鞄に入った
そして、俺とサチさんは重い鞄を持って後ろ向きで走り始める
俺はパイプを一本操りながら
一時間ほどたったらパイプ一本はなれてきた 下に落とす感じがまったくないので2本に挑戦し始める すると、凄い難しさだ 目で見てパイプ2本は操れるが目を離すと一本落ちてしまう
〈カラン〉
だが、最初よりは良い 最初は目を離すと全部のパイプが落ちていたからだ 馴れるしかないな
サチさんを見ると昨日よりジグザグ走行で走っていた おそらく重い荷物が増えたせいだろう
やっぱり少し置いて来たほうが良かった様な気がする
そして、そのまま2時間起きに休憩をとりながら進んで行く
夜はタマが見張りをしてくれるのでゆっくり休める
そうして進み3日目のお昼頃、上薬草を採取出来た蛇のモンスターがいる林の近くまで来た所でタマが言った
『ワークがいるぞ』
しばらく行くとワークさんが道の脇で焚き火をして座っていた
『ワークさん』
『おう・・・ それは何の遊びた?』
ん?
そうか 俺とサチさんが後ろ向きで来て しかも、俺はパイプ3本頭の上に浮いている 変な人にしか見えないな
俺はパイプ3本落とさずに操れるようになった サチさんも後ろ向きで真っ直ぐ走れるようになった
パイプ3本をしまいワークさんの方を向いた
『ワークさんどうしたんですか こんな所で?』
『リョウ君を待っていたんだよ』
えっ?
『面倒くさい話になるから座ろう』
それからサチさんとワークさんが挨拶をかわした ダビングさんからサチさんの事は聞いているそうだ そして、ワークさんが話始めた
『南の街の兵士の中に東の兵士が入り混んで情報を流しているのがわかった』
『えっ』
『今、君たちが南の街ヘ入るのは危険かもしれない』
ワークさんの話によると、東の兵士は一年前ぐらい前から侵入していたようで南の兵力を調べていたみたいだ 全て調べられ東の街ヘ情報が行ってしまったそうだ
そして、まだ侵入者はいるみたいで街の人の中にも紛れているらしい 全員見つけ出すにはまだまだかかると言っていた
ついでにその東の兵士に俺の事を聞いてくれたみたいで俺の事はわかっていなかったそうだ 兵力調べ以外の仕事は言われていないそうだ
しかし、今は俺を見れば情報が東ヘ行くか狙われてしまうだろうと言っていた サチさんも
『・・・・・』
『どうすれば良いですか?』
『リョウ君とサチさんが一緒に来るとは思っていなかったけど丁度良い』
『えっ?』
『サチさんはギフテッドが体から漏れ出てしまう体質らしいね?』
『はい』
『身を隠すついでにその体質を治しに行く気ないかい?』
『えっ?』
『西の街より北に行った所に教会と言う場所があってそこはギフテッドの変異を治してくれるらしい』
『そんな所があるんですか?行きたいです』
『そうだよな 治れば狙われなくなるかもしれないし』
西の街・・・
『リョウ君も狙われているみたいだから一緒にサチさんと身を隠した方が良い』
『はい』
この後ワークさんに教会の場所を地図で説明された
ロウさんとタエ兵士長もサチさんが来たら俺と教会ヘ行かせるつもりだったと聞いた 南の街ヘ入らずそのまま教会ヘ移動出来るのは危険が減って良かったと言っていた
出来れば林の中を進んで途中の村にもよらずに行った方が安全だそうだ
そして、ワークさんとサチさんが話をしてる間にタマを草むらヘ逃して遺跡の物をワークさんヘ渡して発見者をジャンさんにお願いする事を伝えた
『気をつけて』
『はい ありがとうございます』
『ジャンさんとヨシさんに元気だと伝えてください』
『わかった』
俺とサチさんは南の街の前を通らないように林の中に入った
タマが林の中から出て来て俺の鞄に入った そして、モンスターの熱源を教えてくれたのでそこを避け林の中を進む
『サチさん 大丈夫?』
『はい』
西の街までは徒歩で10日ほどサチさんなら5日でつくが林の中を進むから7日間くらいだろう すでに3日も移動しているサチさんだけでなく俺も体力が持つか心配だ 鍛えながら南の街を目指したのは失敗だった
少し遅くても体力がなくならない様に休憩を多くとりながら進もう
ワークはタエ兵士長の支持で南の街の外に2日間いた
リョウに南の街ヘ入ると危険かもしれないから隠れろ言うためだ
その後、本当はサチが来るまで待つ予定だったが二人が一緒に来て助かっていた
侵入者が誰かわかるまで誰にも頼めない
『家に帰れる』
だが、帰れなかった
サチが鞄ごと置いて行った昔の地球の物を持とうとしたら重すぎて持てなかった 引きずるのがやっとだった
少しずつ運んで次の日のお昼までかかった
一度でも読んでくれた方ありがとう御座いました




