襲撃
俺は飛び起きた
『空じゃ!!』
上を見ると満月の光を背に鳥のような形が見えた
俺は目にギフテッドを使う
すると鳥のような形から俺に向かって無数の石が飛んでくるのが見えた
ヤバイ!
無数の石が俺に降り注ぐ ギリギリかわす そしてかわす さらにかわす 次から継へとかわして飛んできた石をかわしきった
あっ タマは!?急いでタマをみた タマと目があった
『大丈夫じゃ 打撃は我にはきかぬ』
安堵した
そして、俺は空ではなく前方の暗闇を睨む 殺気がその場所から感じるからだ すると暗闇から話しかけられた
『無傷なのか?』
そう言うと月明かりの中へ男が出て来た
男は身長が俺より小さく革の鎧にロングソードを装備ししている おそらく兵士だろう
俺は警戒しながら話しかける
『今のはあなたがやったんですか?』
『そうだ』
どうやらこの兵士が空から攻撃をして地上に降りて来たみたいだ 他に殺気は感じられない 相手は一人だ そう考えていると兵士が話しだした
『あれをかわすとはお前どんなギフテッドを持っているんだ? 俺に気づいた時は感知系のギフテッドかと思ったがそれだけじゃないようだな』
『どうして俺を殺そうとしてるんだ?』
『東の街領へ無断で入った奴は殺す』
えっ?
『ここは東の街領なのか?』
『何だお前知らないでここで焚き火をしていたのか まぁ 知っていようが知らなかろうが殺すがな』
南の街から東の街領ヘ入るには徒歩で4日かかる 俺は気づかないうちに1日で来てしまったようだ 東の街領に入ったのをわかっていればもっと警戒していたが仕方がない
それより街領に入った人間を殺す? この人は東の街の兵士なのか? それどころじゃないはずだろ!
『東の街はモンスターに襲われたんじゃないのか?!』
〈ピクッ〉
兵士の体が反応した
『お前はただの旅人じゃ無い 確実に殺す』
兵士が剣を抜いた
『!!』
俺もダガーを抜いた
兵士は剣を振り上げ俺に向かってきた
俺は足にギフテッドを使い兵士へ突っ込む 兵士の右脇腹を斬る
《ザンッ》
そのまま兵士を通り過ぎすぐ振り向き銃の引き金を引く
《ドン》
兵士の背中にあたる
〈ドゴ〉
兵士の体が吹っ飛ぶ
『えっ?』
凄い勢いで吹っ飛んで暗闇へ兵士が消えた
なんだ? 兵士の脇腹は深くではないが斬った しかし、銃の攻撃の手応えがおかしい 今までは銃の光の玉があたったら穴があくかダメージをあたえられないかだ
姿が見えなくなるほど吹っ飛ぶ事はなかった
俺は今までにない状況に警戒を強める
『!!』
兵士の殺気が空から感じた
空を見ると月明かりに照らされ兵士がいた しかし・・・・
『鳥の上に兵士が乗っている?!』
大きい鳥のモンスターの上に兵士が乗っている
いくら大きい鳥のモンスターでも人間を乗せて飛べる訳がない!
俺が驚いていると兵士が空へ向けて投げる仕草をした
目にギフテッドを使い何を投げたのか見てみると
短剣だった20本以上ある
俺に向かってゆっくり落ちて来ているように見える
その次の瞬間凄い勢いで短剣が俺に向かって落ちてきた
〈ヒュン ヒュン ヒュン ヒュン ヒュン ヒュン ヒュン ヒュン ヒュン〉
俺はかわす かわす かわす かわす 最初の石より数が少ない為軽くかわし終った
そして、空を見ると鳥に乗った兵士はいなくなっていた
『タマ 大丈夫?』
『大丈夫じゃ』
『林の中へ隠れよう』
『うむ』
俺は鞄を持ちタマが入ったのを確認し林の中へ入った
ここが安全かはわからないが暗い中を移動するよりは良いだろう
『タマ ありがとう』
『タマがいなかったら最初の攻撃でやられていたよ』
『いやっ まさか空から来るとは思っていなかったから空へは熱源探知をしていなかったのじゃ』
『どうして気づいたの?』
『我の熱源探知の普通の範囲が1キロじゃその中に鳥の兵士が入っただけじゃ 空に熱源探知を向けとればもっと早く気づけたのじゃが』
『いやっ 十分助かったよ』
それにしても、どうなっているんだ
東の街はモンスターには襲われていないのか? さらに、東の街領に入っただけで殺すってどういう事? 昔から東は他の街と仲が悪いけどやっぱり何かおかしいな
う〜ん
とりあえず東の街まで隠れながら行ってみるか
すでに知らないうちに 東の街領に入ってるみたいだし
『ところでタマ 鳥の兵士のギフテッドはなに?』
この一年でタマの方がギフテッドの知識が上になっているのでタマに聞く
『遷移と転変じゃな』
『遷移で自分の体を軽くする力じゃ そして鳥の上に乗ったり打撃のダメージを受けずにただ飛ばされたりしとったのじゃ』
『転変は物を軽くする力じゃ ナイフや石を軽くして空にばらまいて一気に解除し落としたのじゃ ダースの物を柔らかくするのと同じ種類のギフテッドじゃな』
『なるほど』
『それで、とりあえず朝までこのままおるのか?』
『うん 明るくなったら林や森の中を通って東の街ヘ行こうと思う』
そして、俺達は明るくなるのをまった
ホクロが痛い




