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東の街



『リョウ君、何も変わった事とか問題はないかい?』


南の街の出入口に帰って来た時門番さんに聞かれた 


『はい 何もなかったです』


いつもはケガはないかぐらいなのに なんだろう


街の中に入ったらいつもと違うのがすぐわかった

空気が重くて緊張感がある 人の通りもいつもより少ない 

嫌な感じがする 俺は家に急いだ


『ただいま』


『リョウ』

『リョウ君』


『ワークさん?』


薬屋ヘ入ったらジャンさんとワークさんがいた ワークさんが薬屋ヘいるのを今まで見た事がない 


『リョウ君、東の林へ行っていたんだろう 変わった事とか問題はなかったかい?』


ワークさんが門番さんと同じように聞いてきた


『はい 何もなかったです どうしたんですか?』


『うん・・・』


ワークさんは困っている様子だ するとジャンさんが言った


『街で噂になっているんだ 今更リョウ一人に隠しても意味がないだろう』


『そうですね』



『リョウ君、東の街がモンスターに攻められて落ちたかもしれない』


『えっ!?』


ワークさんの話だと少し前に東の街の近くにある村から10人の村人が南の街へ酷く疲れた様子で来たらしい

どうしたのかと話を聞いたところ 遠くから東の街を見たらモンスターに街が囲まれていたそうだ 怖くなって何も持たずに村を出て南の街へ来たそうだ


この話を南の街の出入口でした為、街に話が広がっているそうだ

ワークさんがジャンさんの所へ来ているのはジャンさんはあっちゃこっちゃ旅をして来た経験があるので今まで1000人規模の街が落とされた事があったか?とか原因などがあるのか? 良い対策があればと想い訪ねて来てるそうだ 


ジャンさんは何も知らないそうだ


『リョウ君は東の街と多少繋がりがあるみたいだけど何でも良いんだけど何か知らないかい?』


『俺には何もわかりません 実際、東の街の近くに行っただけで街の中には入ってません それも5年ぐらい前ですし・・・』

『ただあの時、泊まっていた村が象のモンスターに襲われました じっちゃんと倒しましたけど』


『前に言っていたリョウのじいさんが拳帝と呼ばれる原因になった時の話か』


『うん』


するとワークさんが


『象のモンスターが人間を襲うなんて珍しい話だね 象はおとなしい性格で危害を加えない限り襲って来ないと聞いてるけど』


『そうなんですか』


思い返してみると象のモンスターはあの時ギフテッドを使っていなかっし殺気も感じた奴に感じない奴にいろいろだったような? 5年も前だからよく覚えてないけど


『それにしても村人が東の街を見たのは10日ぐらい前なんだろ 今はどうなっているんだろうな』


ジャンさんがワークさんヘ言っている


『はい 我々も出来るだけ早く情報が欲しいので脚の速い奴を向かわせる予定ですが往復で15日ほどかかってしまいます』


15日・・・


『ジャンさんリョウ君ありがとうございました 何か思いだした事でもあれば教えてください』


ワークさんが帰ろうとしたのを俺が止めた


『ワークさん』


『んっ』


『俺なら10日ぐらいで往復出来ますが様子見てくるだけなら行きましょうか?』


『えっ! 10日で?』


『はい』


『・・・・』

『お願いしたい・・・』


『はい ジャンさん行ってくる』


『あぁ 気をつけろよ』


ジャンさんは俺が15才になってからは自分で決めた事には何も言わなくなった

俺は守ってくれた南の街の為には出来る事はしたいと思っている


この後、ワークさんと役場ヘ行き兵士長タエさんと話をした


『良いのかいリョウ君』


『はい 様子を見てすぐ帰って来ます』


『・・・・・・・・・』

『君は兵士じゃないから本当に遠くから様子を見てくるだけで良いからね 今の東の街の状態を早く知れるだけでありがたいんだ』


『はい わかりました』


そして、明日の朝に東の街ヘ向けて出発する事にした 

タエさんとワークさんは申し訳なさそうにしていた



俺は役場の帰りに防具屋ヘ行く事にした 旅人に見える様にする為だ


〈カラン コロン カラン〉


防具屋のドアにもベルが付いてる為開けると音がする


『いらっしゃいませ』


若い男の防具屋さんが応えてくれた


『旅人の服見せてください』


『はい こちらです』


防具屋さんが案内してくれた

普通の服より生地の厚い服が並んでいる 俺は山や林で目立たない緑色の服を選ぶ 

あとベルト二本を選ぶ パイプ3本を一つにして置く為である

そして、お金を払って帰ろうとしたら防具屋さんが話かけてきた


『あの〜 リョウさんですよね?』


『はい そうです』


『これ、使って見ませんか?』 


俺の事を知っているようだ 一度英雄になってしまっているからかな

防具屋さんが出した物を見てみると腕とスネを守る防具のようだ 俺は興味はあるが防具を着けた事がない わからないけど邪魔になりそう


『う〜ん』


『一度着けてみてください 凄く軽いし着けている感覚があまりないですよ』


『う〜ん』


着けた事ないしどんな感じか着けて見ようかな〜


俺はそう思って着けてみた


『どうですか 良いでしょう』


少し体を動かしてみると確かに重さをほとんど感じない しかし、右腕と足のスネを守る防具は❛ 流 ❜を使う時感覚がずれそうだ 着けても大丈夫そうなのは左腕の防具だけだな 別にいらないけど着けたし1個だけ買おうかな


『じゃあ 左腕の防具だけください』


『えっ! 4つで1セットなんですけど』


『そうなんですか なら、いらないんです』


そう言って防具を外し防具屋さんヘ返した そして、旅人の服とベルトのお金を払おうとした時、防具屋さんが言った


『わかりました 左腕だけ売ります』


えっ?


『あの、別に無理してもらわなくてもいいですよ』


そんなに欲しくないし


『いえっ! 一度街を救ってくれたお礼です』


お礼で売ってくれる?武器屋さんは・・・いやっ別にお礼が欲しい訳じゃない 


防具屋さんに押切られ買う事になった

旅人の服 銀貨4枚  

ベルト二本 銅貨4枚  

左腕の防具  銀貨5枚 


いらない物が一番高かった

お礼と言われたらしかたがない


とりあえず旅の準備は終わり

夜ご飯を買って帰った



家にポーさんがいたので薬草畑の事を頼んで明日からゆっくり出来ないと思い早く寝た


背骨が痛い

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