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熱源探知



『ドゴン』


蛇のモンスターの尻尾が上から振り落とされた 

俺は左にかわす そこへ蛇の頭か突っ込んできた さらに左へギリギリかわしたが今度は後ろから尻尾が上から振り落としてくる 

俺は右へかわす そこへ口を開けて突っ込んできた 後ろへ転がりながらかわした 蛇の口が何もない所を噛む 

さらにそこへ上から蛇のモンスターが体を丸め落ちて来た それも転がりながらかわした さらに・・・


俺は蛇のモンスター3体を相手に6時間かわし続けている


『はぁ はぁ はぁ はぁ』


蛇のモンスターを1体相手にしている時は俺の攻撃は通じないものの余裕があった しかし、仲間を呼んだのか2体加わり俺に攻撃をしてきてからは余裕がなくなった ギフテッドを足に使ってもギリギリかわせるぐらいだ 逃げる事も出来ない


『はぁ はぁ はぁ 』


体力の限界が近い

しかし、俺はこの危機的状況下で少し前まで持っていた感覚を取り戻していた 

‘相手の殺気を感じる’ と言う事だ 

赤髪や兎のモンスターを相手にしている時は感じる事が出来ていた

しかし、タマにあって熱源探知を頼るようになって‘相手の殺気を感じる’事が必要なくなり出来なくなっていたようだ 

蛇のモンスター3体と戦い危機になるまで自分でも気づいていなかった


今は蛇のモンスターが攻撃してくる時の殺気を感じる事が出来る為ギリギリかわす事が出来ている


『シャー』


《ドゴン》


『はぁ はぁ はぁ はぁ』


たが、このままでは駄目だ

どうしたら蛇のモンスターを倒せる?

俺は蛇のモンスターの攻撃をかわしながら考える

蛇の体はヌルヌルした液体状の物に覆われている 銃の攻撃はあたっても滑って方向を変えられる ナイフの攻撃も同じである 爆弾があればどうにか出来たかもしれないが、無い 

❛ 流 ❜は問題外だ 相手を掴めなければ出来ない


『シャー』

『シャー』

『シャー』


『はぁ はぁ はぁ はぁ』


あたりが暗くなってきた


『タマ 暗くなったら何とか逃げよう 倒す方法が見つからない』


俺の左肩に乗っているタマに言った


『リョウよ我は蛇がコチラを見ずに攻撃してるように見えるのじゃが』


『えっ?』


『シャー』


タマに言われて注意して蛇のモンスターの目を見ていたら確かにこちらを見てから攻撃してるようには見えない

目で俺を追っている訳じゃない? だとしたら暗くなっても逃げられない


『タマ 蛇はコチラを見ないでどうやって攻撃してるんだろう』


『ん〜 わからん』


ここで生まれる前の記憶が“熱源探知”と言った


!! 熱源探知? 


『タマ 熱源探知かもしれない』


『なるほど ありえる ならばワシの熱源探知の力を集中して蛇に使えば探知が狂うかもしれんぞ 強力な探知同士がぶつかると何も探知出来なくなると我の中の記録にある』


『やってくれ!』


『わかったのじゃ』

『ん〜〜〜』


タマは唸っている 

熱源探知を蛇に使っているのだろう

すると蛇達が頭を右 左 前 後 上 下 と動き出した

6時間以上繰り返しして来た俺への攻撃が止んだ

俺を見失ったみたいな動きだ

タマはまだ唸っている


『ん〜〜〜』


蛇の動きが慌ただしくなってきた

タマは唸る


『ん〜〜〜ん〜〜〜ん〜〜〜』


次の瞬間蛇は逃げ出した


『あっ』


蛇のモンスターがいなくなった


『・・・・・』


『は〜 助かった』


『疲れたのじゃ』


『ありがとう』


蛇のモンスターはやはり目で見るのではなく熱源探知で俺を認識していたようだ タマの熱源探知とぶつかり俺を見失ったのだろう


俺は疲労が酷い 早く帰って休みたいと思ったが・・・


『タマ ここどこかわかる?』


『・・・わからんのじゃ』


俺達は方向を見失った

あたりまえだ

あたりも暗くなり周りが見えなくなっている


迷子だ するとタマが


『熱源探知が使えないのじゃ!』


『えっ』


『疲れたからかわからんが熱源探知が使えんのじゃ』


『休んでていいよ』


『すまぬ』


ピンチの連続だ 

蛇に襲われ迷子になり熱源探知が無くなった 


しかし、じっちゃんにいつも言われていた こういう時こそ冷静にならないといけないと

俺は耳にギフテッドを使う 水の流れる音が聞こえた


『タマ川がある 行こう』


『おうっ』


タマは俺の左肩に乗っている 落ち込んでるのが伝わってくる

今回、何もしてないのは俺なんだけど 生まれる前の記憶が蛇の熱源探知を教えてくれてタマが相殺してくれた 移動しながらタマに話しかける


『タマがいなかったら蛇に殺られていたよ 熱源探知の相殺なんて凄いね ありがとう』


『いやっ 蛇の熱源探知の方が強かったのじゃ 最初に蛇が襲って来た時も熱源探知は使っておったが相殺しなかった 決まった場所へ集中してやっと相殺じゃ』

『それより、そんなことより我が迷子になるとは!』


どうやら熱源探知が使えないことより迷子になった事を落ち込んでいたようだ あれだけ動き回ったら当たり前だと思うけど・・・

そんなことを話していると川についた

タマが俺の左肩から降りた


〈ポヨーン ポヨーン〉


俺は喉が渇いていた為、川に顔をつけ ガブガブ飲んだ


『ぷはーっ』


生き返ったと思った時 タマが


『ここに焚き火の跡があるのじゃ』


見てみると枯れ葉と薪が結構ある 前にここで休んだ人が置いていったみたいだ 運が良い

俺は早速ナイフを抜き右腕にギフテッドを使い近くの石へ振り落とす 枯れ葉に火がつくそして、薪を入れ焚き火が完成した


焚き火の炎で明るくなり落ち着いた


『まさか火に蛇は寄ってこんじゃろうな』


『大丈夫だよ 火に強いモンスターはギフテッドで全身燃えている奴だけだと思うよ』


『今日はここで泊まりだね』


『うむ すまぬ・・・』


『方向が解っても真っ暗な林の中は進めないよ』

『それより今はしっかり体を休めるね 今のままじゃ何かあっても動けない 俺は少し寝るね』


『なぬ? 我は今、熱源探知は使えぬぞ』


『大丈夫 気を張って寝るから』


一人の時はやっていた事だ 殺気を感じとれる感覚を思い出したので大丈夫だろう


そして、そのまま寝った


夜は何事も無かった



朝日で目を覚ますと・・・


枝毛が

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