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ナイフ



窓から差し込む朝日で目が覚める 時計を見ると6時10分だ

昨日、ワークさんに西の街から俺を探す書類が出ていることを聞いた 結果何もしない事がおばちゃんも俺も安全だと判断した 家を出た時と同じ判断だ


この事をジャンさんとヨシさんへも話した 俺の判断に納得していた


タマと一階に降りたら朝ご飯がいつもより豪華だった


畑に向かう

畑につく

タマがポケットから飛び出す


〈ポーン ポーン ポーン〉


薬草を・・・


『ダーーーーイライラするのじゃ!!』


〈ビクッ〉


俺はビックリした タマが叫び出した


『どうしたの?』


『どうしたのじゃないのじゃ 暗い 暗すぎるのじゃ エセノさんが心配か 赤髪が怖いのか 自分が心配か 何もしないと判断したんじゃろ!』


『・・・・』


どうやら俺は不安を態度に出していたようだ 何も出来ない不安 しない不安 

タマが言うとうり何もしないと判断した ・・・

そう、何もしないことをしてるんだ!


『ごめんタマ そうだよね 何もしないことをしてるんだよね 何もしてない訳じゃない』


『じゃ?』


『ありがとうタマ さぁ雑草取るぞ 手伝ってよ』


『・・・』

『わっ わかったのじゃ』


俺はタマのおかげで頑張る力を取り戻した

昨日、葉を摘んだから今日は雑草取りと剪定と水撒きだ


『タマ 俺は奥からタマは手前から雑草取りお願い』


『わかったのじゃ』


俺とタマで仕事をこなしお昼前には全て終った


『タマ帰ろう』


『リョウ武器屋へはいかんのか?』


『そうだ 忘れていた』

『でもいいのかな〜もらいに行くなんて』


『武器屋さんがくれるって言うんじゃから 良いのではないか それに、ナイフがないといつまでも薬草を採取しに行けんじゃろ』


『確かにそうなんだよな・・・』


『とりあえず行って見よう』


俺とタマは武器屋に向った

途中服屋さんに会い昨日のお礼を言った



カラン コロン カラン


武器屋のドアにはベルがついている為音がなる


『こんにちは』


『おうっ 来たか』


武器屋さんが笑顔で応えてくれた 最初来たときは無視されたけどあれは、なぜだったのだろう


『まず奥に来てくれ』


『はい』


カウンターの横を通り隣の部屋へ案内された

その部屋は鉄の匂いが立ち込めている 鍛冶部屋だ

かまど 金床 ハンマーなどがある


武器屋さんが棚から何か出して机の上に置いた

何だこれ? 岩 石 じゃないな ここで生まれる前の記憶が“ネンド”と言った 


『ネンド・・』


『そうだ 粘土を握ってくれ』


危ない ネンドは俺が知らないだけで普通に知ってる物みたいだ


『どうした?』


『いっいえ これを握ってどうするのかなと思って』


『そうか 自分専用の武器作るの初めてだよな 悪い説明しないとな』

『坊主の武器を握る手の形を知りたいから、この粘土に型を撮りたいんだ』


『凄い 自分専用の武器を作るのってこういう事なんだ』


『ハハハ 初めて作る奴を相手にするのも面白いもんだな 俺は店に初めて来た奴は相手にしないようにしていたから知らなかった』


『なぜですか?』


『俺の店は人にあわせて武器を作る専門だから一本作るのに結構かかるんだ だから本当にほしい奴だけを相手にする為に何回も俺の店に足をはこんだ奴だけを相手にするようにしてるんだ 

そして、そうゆう奴は他の店で作ってもらって駄目だった奴だからな』


この武器屋、人にあわせて作る専門の店だったの 

確かに店に飾ってある武器の数少なかったな とりあえず最初に来たとき無視された理由はわかった 


『それじゃナイフを握っている感じで粘土を握ってくれ』


『はい』


粘土をにぎると柔らかい 俺は前のナイフを握っている感覚で握る 俺の手で握った型が出来た


『あと もし前の使っていたナイフがあれば貸してくれ参考にするから』


『はい 今持ってます』


そう言って武器屋さんへナイフを渡した


『おぉ 何だこれ指を守る物か?』


『はい あと殴れます』


俺のナイフにはナックルガード(生まれる前の記憶)がついている じっちゃんが付けてくれた


『これもあったほうがいいんだろ?』


『出来れば欲しいです』


『わかった 付けてやる』


『お願いします』


『しかし、思ってたより大仕事だな ナイフを作るのも初めてだが持つ所まで初めての形だ 楽しみだ』


武器屋さんは楽しそうだ 


『一週間後に来てくれ』


『はい よろしくお願いします』


そう言って武器屋を出ると 

武器屋には休みの看板が出た



しかし、武器屋さんの前では言わなかったが一週間もかかると思っていなかった 俺は小さな声でタマに話かける


『タマ 道具屋に行ってナイフを買おう』


『それがいいじゃろうな 一週間も何もできんからな』


俺とタマは道具屋へ向かう


左目が痛い

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