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人探し



『リョウ君こっちだよ』


役場へ行くとダースさんが手を振って呼んでくれた 助かった どうしたらいいかわからなかった


『ダースさんこんばんは』


『リョウ君かっこいいね』


俺は黒髪七三分け ローブは青をベースに黄色と赤色の線入 緑色のズボン 茶色の靴だ

派手だ

ダースさんは普通に銀の鎧だ

帰りたい


会場は3階の大広間ダースさんと中に入ると100人くらいの人がいた 鎧を着てる人とローブを着てる人が半分半分だ 

ローブを着てる人は役場で事務的な仕事をしてる人だろう 俺は今この人達に感謝している かなり派手な服だ ピカピカ光っている 俺は地味になった


会場には大きなテーブルが三つありその上に料理がすごい数置かれてある 魚介料理が多い 海が近いからだろう 


『リョウ君が来る少し前に始まったんだ 自由に食べて飲んで大丈夫だからね』


『わかりました』


そこへタエさんが笑顔でやって来た


『リョウ君』


『こんばんはタエさん』


タエさんはトラのモンスターと戦った時のような鎧ではなく綺麗に装飾されたピカピカした鎧姿だ


『来てくれて良かった 君に会いたいと言う人が沢山いてね来てくれなかったら私が責められるところだったよ』


『俺に会いたい人って誰ですか?』


『この街の偉い人達だよ』


『えっ! なんでですか?』


『街を守った英雄を見たいそうだ』


『!!』


『英雄?!』


そこへ知らないおじさんやおばさんが10人くらい集まって来た


『英雄!』『本当に子供じゃ』『3大英雄?』『新しい英雄か』『13才』『あらあら』『天才かのう』『皇帝は15才の時じゃなかったかしら』『英雄には二つ名が必要ね』『タエ本当にこの子がやったのか?』


『はい 間違いなく』


こっ これは・・・どうしたら・・・

この後タエさんに一人一人紹介された しかし、混乱と緊張で誰一人覚えられなかった

いろいろ聞かれもしたが返事くらいしかできなかった

偉いおじさんとおばさんは、まともに返答の出来ない俺に困ったのかいなくなった


『は〜』


『ご苦労さま』


ダースさんはニヤニヤしながら言ってきた


『ダースさん楽しそうですね』


『わかる?』


俺はダースさんを嫌いになった


その後俺は料理を食べまくった 料理を食べてる時は偉い人は声をかけて来ないとダースさんに聞いたからである マナーだそうだ 


しばらく食べお腹いっぱいになって食べるのをやめた そうしたら声をかけられた


『坊主』


やっぱり食べてないと声をかけられるのか もう食べられない

振り返ると見覚えのあるおじさんがいた


『あっ 武器屋さん』


俺より背の低いおじさんは武器屋さんしかあっていない為すぐわかった 武器屋さんもキラキラローブを着ている


『なぜ武器屋さんがここにいるんですか?』


『俺はこの街を作った家系で何か行事ごとあると呼ばれるんだ』


『それより坊主英雄になったのか?』


『いいえ そんな訳ないじゃないですか』


『でも、トラのモンスターを倒して街を守ったのだろう』


『トラのモンスターを倒した一人です!!』


『そうか』

『坊主 今度うちの店に来い 街を守ってくれたお礼に坊主専用の戦闘用ナイフを作ってやる』


『えっ』


『この街にはどこを探しても戦闘用ナイフはないから作らないとないぞ』


『嬉しいです』


『でも、あまり高くならないようにお願いしたいです』


『この街の創設者の子孫としてのお礼だ 金などいらん』


『ありがとうございます』


お礼を言うと武器屋さんは帰って行った 

すると隣にいたダースさんが


『凄い羨ましいな』


『ダースさんもナイフを使いたいんですか?』


『そうじゃなくて南の街一番の鍛冶職人に武器を作ってもらえるなんて羨ましいって言ったんだよ』


『えっ! 一番の鍛冶職人?』


南の街といえば武器の街と言われるくらいだ その中で一番の人があの武器屋さん?


『最近は良い鉱石が採れないとかであまり作ってないみたいだから作ってもらったら貴重品になるかも』


貴重品になったら持ち歩くの怖いな



『リョウ君』


また声をかけられた振り返るとワークさんだ


『こんばんはワークさん』


ワークさんはローブ姿だ 俺より派手だ


『ダースさん リョウ君に話があるので隣の部屋に行きたいのですがいいですか』


『おうっ 俺はこのへんにいるから』


『はい』


そして、俺とワークさんは隣の部屋へ移動した なんだろう


『ごめんね』


『いいえ』


ワークさんが真面目な顔で話始めた


『俺は調査の仕事してるって言ったよね それで書類を確認していたらリョウ君の名前を見つけたんだ』


『えっ』


『年齢 身長 見た目の特徴 間違いなくリョウ君の事だ』


『西の街からの指名手配書ですか?』


『ん〜とね 確かに西の街からなんだけど、ただの人探しのお願いの書類だった』


『人探しですか』


『どう思う』


『おそらく俺を狙っている赤髪が探し出す為動いたのだと思います なぜ指名手配ではなく人探しなのかはわかりませんけど』


『そうなるよね』

『それでね 人探しの書類を出した人の名前はエセノと書いてあったよ』


『えっ おばちゃん』


『知っている人なんだね』


『はい・・』


『そうか・・・おばちゃんの名前を使う為に人探しの方法を使ったのか!!』


『リョウ君の知り合いのエセノってもしかして豊穣の女神かい?』


『そうです』


『なるほど 有名な人の名前を使えば見つかりやすくなるかもな 俺も書類を見てる時エセノの名前で手がとまりじっくり読んだからね』


『俺を狙っている赤髪は西の街へ潜入してるので俺とおばちゃんの関係を解っています』


許せない!おばちゃんを巻き込んでいる 巻き込まないようにと言う考えもあって西の街へ近づかないようにしたのに巻き込んでしまっている 


『まさか・・おばちゃんの身に何か・・・』


『調査の仕事をしている俺から言わせてもらうと、エセノさんは無事だね 無事じゃない人の名前で人探しの書類は西の街の事務の人が却下して出せないからね』


『そ そうですか』


俺は安堵した しかし、どうしたら


『リョウ君 南の街からは情報を出すつもりはない 何もしないことが一番安全な方法だと思うから リョウ君もエセノさんも』


『何もしないのが安全 俺が家を出た時と同じ判断です』

『俺も何もしません』


背中を痙った

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